株式会社山王の第66期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社山王の2024年4月期第3四半期決算書が公開されました。売上高は6,308百万円と前年同期比16.1%減となったものの、経常利益は552百万円と17.2%増加しています。本記事では、同社の業績や財務状況の詳細をご紹介します。

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企業情報

企業名: 株式会社山王
証券コード: 34410
決算期: 7月31日

株式会社山王の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社山王の決算日は7月31日です。決算発表は通常10月下旬に行われています。

主な事業

株式会社山王は、電子部品の製造・販売を主な事業としています。電子機器に使われるさまざまな金属部品やめっき加工品の開発・製造を手がけており、特に自動車、産業機器、民生用機器向けに強みを発揮しています。日本とフィリピンに生産拠点を持ち、グローバルな事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

2024年4月期第3四半期の業績は、売上高が6,308百万円と前年同期比16.1%減少しましたが、営業利益は417百万円経常利益は552百万円と増益となりました。営業利益率は6.6%、経常利益率は8.8%と高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は2023年4月期第3四半期の7,514百万円から6,308百万円に減少しましたが、経常利益は470百万円から552百万円に増加しています。このように、売上高が減少する中でも収益性の高い事業構造を維持できているのが特徴です。

四半期連結貸借対照表について

2024年4月30日現在の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は11,570百万円純資産は6,509百万円となっています。前期末比で総資産は37百万円減少、純資産は562百万円増加しました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,724百万円と前期末比337百万円増加しています。一方で、売掛金が1,451百万円と155百万円減少しました。

負債の部

負債の部では、短期借入金が2,100百万円と300百万円減少しています。また、長期借入金も259百万円減少しました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が3,951百万円と457百万円増加し、為替換算調整勘定も209百万円増加しました。この結果、自己資本比率は56.3%となりました。

ROAとROE

同社のROAは前期4.9%から現在5.1%に上昇しており、ROEも前期12.0%から現在8.6%に改善しています。収益性の高い事業構造を維持しつつ、資産効率の向上にも取り組んでいることがうかがえます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期の388百万円から681百万円に増加しています。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期の△193百万円から△151百万円と支出が減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは借入金の返済などにより△463百万円となっています。

配当の支払額

同社は年間配当金を10円としており、第3四半期時点で中間配当の46百万円を実施しています。株主還元に積極的な企業といえます。

今後の展望

同社は電子部品分野における高度な技術力を活かし、自動車、産業機器、民生用機器向けの需要取り込みを進めていく方針です。また、生産性向上やコスト管理の強化にも取り組み、収益力の向上を目指しています。中長期的な成長に向けて、今後の動向に注目が集まるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社山王は、電子部品の製造・販売を主力事業とする企業です。2024年4月期第3四半期は売上高が減少したものの、経常利益は前年同期比17.2%増と好調な業績を実現しています。総資産11,570百万円、純資産6,509百万円と健全な財務体質を維持しており、ROAやROEも改善傾向にあります。今後も高度な技術力を活かした事業展開が期待されます。

株式会社山王の決算日や配当についてまとめました。

株式会社山王の決算日は7月31日で、決算発表は通常10月下旬に行われています。同社の年間配当金は10円で、第3四半期時点で中間配当の46百万円を実施しています。株主還元に積極的な企業として注目されます。

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