こんにちは!株主の皆さん。今回は香陵住販株式会社の2023年12月期第1四半期決算を分析していきたいと思います。香陵住販は茨城県を中心に不動産売買・賃貸・管理などを手掛けるリーディング企業です。
企業情報
企業名: 香陵住販株式会社
証券コード: 34950
決算期: 2023年9月30日
香陵住販株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
香陵住販の決算日は9月30日です。そのため、第1四半期の決算は2023年12月31日となります。
主な事業
香陵住販は不動産売買、賃貸、管理、仲介事業を展開しています。自社物件の販売やマンション・アパートの賃貸管理、さらに付随する仲介サービスを提供しています。近年は不動産ファンドの商品開発にも注力しており、事業の多角化を進めています。
今期の業績と利益率は?
2023年12月期第1四半期の業績は売上高3,152,819千円、営業利益358,479千円と大幅な増収増益となりました。特に売上高は前年同期比17.3%増と好調です。また、営業利益率は11.4%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
過去1年間の売上高は9,324,915千円、営業利益は854,128千円と、堅調な実績を残しています。直近の第1四半期でも2桁の増収増益を達成しており、今後も好業績が期待できそうです。
四半期連結貸借対照表について
2023年12月31日時点の総資産は14,721,987千円、負債は9,762,709千円、純資産は4,959,277千円となっています。自己資本比率は33.6%と健全な水準を維持しています。
資産の部
流動資産は9,740,170千円で、現金及び預金が2,748,706千円、販売用不動産が2,476,802千円となっています。固定資産は4,981,817千円で、土地が2,599,772千円を占めています。
負債の部
流動負債は5,075,517千円で、短期借入金が1,420,000千円、1年内返済予定の長期借入金が1,266,944千円となっています。固定負債は4,687,192千円で、長期借入金が3,513,062千円です。
純資産の部
純資産は4,959,277千円で、前期末比で316,923千円増加しています。利益剰余金が4,247,820千円と大きな割合を占めています。
ROAとROE
ROAは前年同期の7.5%から9.8%に、ROEは前年同期の13.1%から15.3%と、ともに改善しています。これは売上高と利益の増加によるものと考えられます。
キャッシュフロー
第1四半期の営業キャッシュ・フローは722,305千円の収入超過となっています。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは206,525千円の支出超過となりました。この結果、現金及び預金残高は前期末比902,441千円増加しています。
配当の支払額
2023年12月期の年間配当金は1株当たり21円を予定しています。前期比では4円増配となる見込みです。
今後の展望
香陵住販は、売買・賃貸・管理の既存事業の収益確保に加え、新規事業の不動産ファンド販売にも取り組んでいます。また、太陽光発電事業の売却など、資産の入れ替えを進めることで、さらなる業績拡大が期待できます。
編集部のまとめ
香陵住販の決算は好調な結果となりました。営業利益率も高水準を維持し、キャッシュフローも堅調に推移しています。また、配当も増額される見込みであり、株主還元にも力を入れています。今後の不動産ファンド事業の成長も期待できそうです。
香陵住販株式会社の決算日や配当についてまとめました。
香陵住販の決算は9月30日が基準日で、第1四半期決算は2023年12月31日です。配当は1株当たり21円を予定しており、前期比4円増となる見込みです。株主の皆様にはこのような決算と配当の状況をご確認ください。