日東製網株式会社の第123期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日東製網(株)の第3四半期決算が発表されました。当期の売上高は140億円と前年同期比で9.9%の増収となりました。経常利益も前年同期の1.8倍の約3億3700万円と順調に推移しています。

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企業情報

企業名: 日東製網株式会社
証券コード: 35240
決算期: 4月

日東製網株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日東製網株式会社の決算日は4月30日です。第3四半期決算の対象期間は2023年5月1日から2024年1月31日までの9カ月間となります。

主な事業

日東製網株式会社は、漁網やロープなどの漁業資材の製造・販売を主な事業としています。水産関連用品の製造販売植林や防災用の各種ネットの製造販売、産業用機械の製造など、幅広い事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当期の売上高は140億円と前年同期比で9.9%の増収となりました。利益面では、営業利益が前年同期の赤字から1億円の黒字に転換し、経常利益も3億3700万円と大幅な増益となりました。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は、2022年4月期が193億円、2023年4月期が140億円と減少傾向にありましたが、今期は140億円と前年同期から増収に転じました。
利益面では、2022年4月期は2億円の経常利益でしたが、2023年4月期は経常利益が2億円と大幅に増加し、今期は3億3700万円と続伸しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は299億円と前期末比17億円増加しました。主な増加要因は、商品及び製品の増加と受取手形及び売掛金の減少などです。
負債は233億円と21億円増加し、純資産は65億円と1億円増加しました。これにより自己資本比率は前期末の22.3%から21.4%に低下しています。

資産の部

流動資産は167億円と前期末比16億円増加しました。商品及び製品が増加したことが主な要因です。固定資産は131億円と5億円増加しました。

負債の部

流動負債は152億円と20億円増加しました。短期借入金が増加したことが主な要因です。固定負債は81億円と5億円減少しました。

純資産の部

純資産は65億円と1億円増加しました。利益剰余金と有価証券評価差額金が増加したことが主な要因です。

ROAとROE

当第3四半期累計期間のROAは1.1%、ROEは2.6%となっています。前年同期と比べROAは0.6ポイント、ROEは0.8ポイントそれぞれ上昇しました。これは、経常利益の大幅な増加に加え、自己資本の改善などが寄与したためです。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローについては、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため開示されていません。ただし、設備投資の増加により投資活動によるキャッシュ・フローは減少傾向にあると推測されます。

配当の支払額

当期の1株当たり配当金は、前期と同じ50円を予定しています。年間配当金の総額は1億2967万円を見込んでいます。

今後の展望

今後の事業環境は、海外情勢の不透明感や原材料価格の高騰などの影響が続くものと見られますが、水産関連事業の需要回復や新規事業への取り組みにより、売上と利益の拡大を目指していく方針です。

編集部のまとめ

日東製網(株)の第3四半期決算は、売上高、経常利益ともに前年同期を上回る好業績でした。水産関連事業の需要回復に加え、コストコントロールの効果も表れています。
次期以降も、新事業への挑戦や経営の効率化に取り組み、収益力の向上を目指していく方針のようです。

日東製網株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日東製網(株)の決算日は4月30日、第3四半期決算の対象期間は2023年5月1日から2024年1月31日までの9カ月間です。
当期の年間配当金は1株当たり50円を予定しており、1億2967万円が総額となる見込みです。引き続き安定した配当を実施していくことが期待されます。

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