株式会社ベガコーポレーションの第20期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

インターネット
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ベガコーポレーションの2023年12月期第3四半期決算が発表されましたので、ポイントをご紹介します。
同社は、オンラインからオフラインまで融合したOMO型D2Cビジネスを展開する家具・インテリアECサイト「LOWYA」で知られる企業です。インフレと消費減速への懸念がある中でも、自社サイトの強化や実店舗展開など、着実に事業を拡大している好業績企業と言えるでしょう。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社ベガコーポレーション
証券コード: 35420
決算期: 3月31日

株式会社ベガコーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ベガコーポレーションの決算日は3月31日、決算発表スケジュールは通常通り4月から6月頃に行われます。

主な事業

株式会社ベガコーポレーションの主な事業は、家具・インテリアのECサイト「LOWYA」の運営です。家具の企画・製造から販売までを一貫して手がけ、オンラインとリアルの融合した「OMO型D2Cビジネス」を展開しています。また、越境ECプラットフォーム「DOKODEMO」の運営なども手掛けています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の売上高は11,812百万円と前年同期比で5.3%減となりました。一方、営業利益は302百万円40.6%増と増益となりました。売上は減少しましたが、販管費の抑制などで利益率が改善されたことがわかります。

売上・利益の推移

直近3年の売上高推移は、2022年3月期が16,973百万円、2023年3月期が12,467百万円と減少傾向にありましたが、この第3四半期では前年同期比で5.3%減の11,812百万円となっています。一方で、同期間の経常利益は319百万円と前年同期比で35.5%増と好調な推移を示しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期会計期間末の貸借対照表をみると、資産合計は6,697百万円と前事業年度末より453百万円減少しています。負債合計は1,412百万円434百万円減少し、純資産は5,284百万円19百万円減少しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が800百万円減少した一方、商品が933百万円増加しています。これは売上の減少に伴い在庫が積み上がっているためと考えられます。

負債の部

負債の部では、未払金が210百万円減少したことが主な要因です。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が5,965百万円と前事業年度末比で5百万円増加しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前事業年度末の4.9%から当第3四半期会計期間末には4.8%に微減しています。一方、ROE(自己資本当期純利益率)は前事業年度末の11.5%から8.0%まで低下しています。これは当期純利益の減少により自己資本利益率が低下したためです。

キャッシュフロー

四半期キャッシュ・フロー計算書は開示されていませんが、貸借対照表から現金及び預金が800百万円減少していることから、営業活動によるキャッシュ・フローが減少傾向にあるものと推察できます。これは売上減少に伴い運転資本が増加したことが影響しているものと考えられます。

配当の支払額

2023年6月に行われた定時株主総会において、1株当たり10円の期末配当が決議されました。前期と同額の配当水準を維持しています。

今後の展望

今後の展開としては、LOWYA旗艦店の集客力強化やモバイルアプリ会員化の促進、他社ブランド商品の取り扱い拡大など、OMO型D2Cビジネスの深化に注力していくことが期待されます。また、新たな取り組みとして、実店舗展開にも着手しており、ネットとリアルを融合したビジネスモデルの確立を目指しています。

編集部のまとめ

株式会社ベガコーポレーションは、厳しい事業環境の中でも、自社サイト「LOWYA」の強化や実店舗展開などに積極的に取り組み、業績を伸ばしています。インフレ下での消費者マインドの冷え込みが懸念されますが、EC市場の成長余地や同社の競争力を考えると、今後の成長が期待できる企業と言えるでしょう。

株式会社ベガコーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ベガコーポレーションは決算日を3月31日としており、通常通り4月から6月頃に決算発表を行っています。また、2023年6月の定時株主総会において1株当たり10円の期末配当が決議されました。今後の事業展開と業績に期待が高まります。

タイトルとURLをコピーしました