リネットジャパングループ株式会社の第25期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

リネットジャパングループ株式会社の2024年3月期第2四半期決算報告書を分析してみました。店舗を持たずにインターネットで中古品の買取や販売を行うリユース事業や、使用済み小型家電のリサイクル事業、障がい福祉施設の運営などを展開している同社は、売上高が前年同期比22.9%増加した一方、営業損失に転落しています。経営体制の再構築に取り組み、収益性の改善に注力していくことが課題になっています。

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企業情報

企業名: リネットジャパングループ株式会社
証券コード: E31751
決算期: 2024年9月

リネットジャパングループ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

リネットジャパングループ株式会社の決算日は9月30日です。第2四半期決算は2024年3月31日が基準日となっています。

主な事業

リネットジャパングループ株式会社は、インターネットを通じた中古品の買取・販売を行う「リユース事業」と、使用済み小型家電のリサイクルを行う「小型家電リサイクル事業」を展開しています。また、障がい者向けグループホームの運営福祉分野での人材派遣などのソーシャルケア事業にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の営業収益は58.13億円と前年同期比22.9%増加しました。一方、営業損失は7.15億円と赤字に転落しています。収益は増加基調にあるものの、収益性の改善が課題となっています。

売上・利益の推移

リネットジャパングループの売上高は、前期から4%程度増加しているものの、利益面では赤字に陥っています。中古品買取・販売のリユース事業は堅調に推移していますが、障がい者福祉事業などの新規事業の立ち上がりが遅れ、収益性の改善が課題となっています。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が136.52億円と前期末比8.3%減少しています。流動資産は94.84億円と前期末比12.5%減少し、固定資産は41.64億円と5.8%増加しています。

資産の部

現金および預金が前期末比11.57億円減少したことなどから、流動資産全体が減少しています。また、固定資産では投資その他の資産が約79百万円増加しています。

負債の部

流動負債は67.81億円と前期末比17.5%増加しました。短期借入金が1.76億円増加、1年内返済予定の長期借入金が5.14億円増加したことなどが要因です。固定負債は57.18億円と前期末比17.9%減少しています。

純資産の部

純資産は11.53億円と前期末比43.7%減少しています。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失9.54億円を計上したことによるものです。

ROAとROE

同社のROAは前年同期比マイナス4.0ポイントとなる△7.0%、ROEは△75.98%と大幅な悪化となりました。収益性の低下が続いており、資本効率の改善が経営の最重要課題と言えるでしょう。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは1.49億円の収入となりました。一方で、財務活動によるキャッシュ・フローは11.53億円の支出となっています。これにより、現金及び現金同等物の残高は8.88億円と前期末比約12.33億円減少しています。

配当の支払額

当第2四半期連結累計期間においては、配当の支払いは行われていません。業績の改善が課題となっており、配当の実施は見送られていると考えられます。

今後の展望

同社はコスト管理の徹底や事業ポートフォリオの見直しなど、収益性の改善に注力していくことが課題となっています。障がい者支援事業の拡大や、使用済み小型家電のリサイクル事業の強化などにより、中長期的な成長を目指していくものと考えられます。

編集部のまとめ

リネットジャパングループ株式会社は、中古品のリユース事業と小型家電リサイクル事業を主軸としつつ、障がい者福祉事業の展開にも取り組む総合リサイクル企業です。当期は収益面では厳しい結果となりましたが、今後は収益性の改善に向けた取り組みに注目が集まるでしょう。同社の中長期的な成長に期待したいと思います。

リネットジャパングループ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は9月30日で、第2四半期決算は2024年3月31日が基準日となっています。当期は業績悪化により、配当は見送られました。今後は収益性の改善に注力し、株主還元の再開が望まれます。

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