株式会社No.1の第35期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社No.1の2023年11月期第3四半期の決算が発表されました。情報セキュリティ機器の販売が順調に推移し、売上高は前年同期比1.7%増加の97.5億円となりました。厳しい経済環境の中、着実な業績拡大を果たした同社の今後の展開にも注目が集まります。

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企業情報

企業名: 株式会社No.1
証券コード: 35620
決算期: 2月期

株式会社No.1の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社No.1の決算日は2月末日で、決算短信の公表は4月中旬、株主総会は5月下旬に開催されます。

主な事業

株式会社No.1は、情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売情報通信機器・OA関連商品の販売及び保守事業を主力としています。近年は中小企業向けのITコンサルティングサービス「No.1ビジネスサポート」の提供にも注力しており、ソリューション営業の強化を進めています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は97.5億円と、前年同期比で1.7%増となりました。一方で、経常利益は6.2億円と前年同期比で18.3%減となりました。減益の主な要因は、原材料価格高騰や人件費の上昇などによる販売管理費の増加が影響したためです。

売上・利益の推移

当社グループの売上高は、過去3期連続で増加しています。利益面では、経常利益は前年同期比18.3%減となりましたが、依然高水準を維持しており、親会社株主に帰属する四半期純利益は4.3億円と堅調な業績を示しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は73.1億円、負債合計は39.3億円、純資産合計は33.8億円となっています。自己資本比率は45.1%と、前期末から1.1ポイント増加しました。

資産の部

流動資産が前期末比で6.6億円減少し、50.4億円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少と受取手形・売掛金の減少です。固定資産は22.7億円と、前期末比で0.4億円増加しています。

負債の部

流動負債は前期末比で2.4億円減少し、27.1億円となりました。主な要因は、支払手形・買掛金の減少と未払法人税等の減少です。固定負債は12.2億円と、前期末比で2.0億円減少しています。

純資産の部

純資産合計は前期末比で1.7億円減少し、33.8億円となりました。利益剰余金の増加があった一方で、自己株式の取得により株主資本が減少したことが主な要因です。

ROAとROE

当社のROAは6.1%、ROEは13.0%となっています。ROAは前年同期比で0.7ポイント低下しましたが、ROEは0.2ポイント低下にとどまっています。これは収益性の維持と財務体質の健全化が進んでいることを示しています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが3.8億円のプラスとなりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローが1.1億円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが5.2億円のマイナスとなりました。この結果、現金及び現金同等物は4.5億円減少しています。

配当の支払額

当期の中間配当は1株当たり16.50円となりました。また、年間配当予想は1株当たり38円と、前期実績の41.5円から減少する見通しです。株主還元の強化に努めつつも、内部留保の確保にも配慮した配当政策となっています。

今後の展望

当社グループは、中小企業のIT化ニーズの高まりに呼応して、「ハード×ソフト」のソリューション提案に注力しています。また、「クラウド型サービス」の開発や、M&A・事業提携を通じた「新規事業の拡大」にも取り組んでおり、持続的な成長を目指しています。

編集部のまとめ

株式会社No.1は、情報セキュリティ機器の販売を中心に好調な業績を維持しています。ソリューション営業の強化やM&Aなどにより事業領域を拡大しつつ、顧客ニーズに合わせたサービスの開発にも注力しています。今後も中小企業向けのITソリューションを提供していく同社に注目が集まります。

株式会社No.1の決算日や配当についてまとめました。

株式会社No.1の決算日は2月末日で、決算短信の公表は4月中旬、株主総会は5月下旬に開催されます。配当は1株当たり38円を予想しており、株主還元の強化に努めています。今後の事業拡大と収益力向上に向けた取り組みに期待が高まります。

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