この度の決算報告によると、ユニフォームネクスト株式会社の売上高は前年同期比7.7%増加し、利益面でも大きな成長を遂げています。アクティブユーザーの増加やブランディング強化など、経営陣の積極的な取り組みが功を奏した様子がうかがえます。今後も、オンライン販売の拡大や新たな顧客の開拓など、同社の成長を後押しする施策が期待されます。
企業情報
企業名: ユニフォームネクスト株式会社
証券コード: 35660
決算期: 2023年12月期
ユニフォームネクスト株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
ユニフォームネクスト株式会社の決算日は12月31日です。決算時期は、株主総会が3月に開催され、株主総会承認後の5月に四半期報告書の提出が行われます。
主な事業
ユニフォームネクスト株式会社は、ユニフォームの販売を主な事業としている企業です。オフィスワーク向け、医療・介護向け、飲食店向けなど、様々な業界のお客様に対してユニフォームを提供しています。特に近年は、オンラインショップの強化や、顧客のニーズに合わせた新商品の開発など、事業の多角化に取り組んでいます。
今期の業績と利益率は？
当第1四半期の売上高は1,540,913千円と、前年同期比で7.7%の増加となりました。一方、利益面では営業利益が前年同期比85.4%減の6,421千円と大幅に減少しました。この背景には、人件費や減価償却費などの固定費の増加、広告費の先行投資などが影響しているようです。
売上・利益の推移
売上高は、前年同期比7.7%増の1,540,913千円と順調に推移しています。しかし、利益面では営業利益が前年同期比85.4%減の6,421千円と大幅な減少となりました。これは主に固定費の増加と広告費の先行投資の影響を受けたためです。今後は、オンラインショップの強化やコスト管理の徹底により、利益率の改善が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
ユニフォームネクスト株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産の部、負債の部、純資産の部それぞれにおいて大きな変動がみられます。特に、流動資産と固定負債が大きく増加しているのが特徴的です。これは、事業拡大に伴う運転資金の増加と、長期的な資金調達の強化が進んでいることを示しています。
資産の部
当第1四半期末の資産合計は4,692,697千円と、前事業年度末に比べ623,278千円増加しています。この増加の主な要因は、現金及び預金の343,655千円増加や、受取手形及び売掛金の129,994千円増加、商品の155,573千円増加などによるものです。
負債の部
当第1四半期末の負債合計は1,674,918千円と、前事業年度末に比べ657,612千円増加しています。この増加の主な要因は、支払手形及び買掛金の230,257千円増加や、長期借入金の383,324千円増加などによるものです。
純資産の部
当第1四半期末の純資産合計は3,017,778千円と、前事業年度末に比べ34,333千円減少しています。この減少の主な要因は、四半期純利益の計上5,608千円がありましたが、剰余金の配当39,941千円により利益剰余金が減少したことによるものです。
ROAとROE
当第1四半期のROAは0.12%、ROEは0.19%となりました。前年同期と比べ、ROAは0.62ポイント、ROEは0.80ポイントそれぞれ減少しています。これは、利益が大幅に減少したことが主な要因です。今後は、オンラインショップの強化や新商品の開発、コスト管理の徹底などにより、収益性の改善が期待されます。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは105,550千円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは9,462千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは247,567千円のプラスとなっています。長期借入れによる資金調達などが奏功し、343,655千円の現金及び預金の増加となりました。今後も安定したキャッシュフローの確保が重要です。
配当の支払額
ユニフォームネクスト株式会社では、前事業年度(2023年12月期)の期末配当金として1株当たり4円の配当を実施しました。当第1四半期の四半期配当はありませんが、今後も株主還元を重視した安定的な配当が期待されます。
今後の展望
ユニフォームネクスト株式会社は、オンラインショップの強化やブランディング活動の推進、新商品開発など、事業拡大に向けた様々な取り組みを進めています。売上高は順調に推移しているものの、利益面では固定費の増加や広告費の先行投資の影響を受けています。今後は、収益性の改善と安定的なキャッシュフローの確保に向けた施策が重要となります。株主還元にも配慮しつつ、企業価値の向上を目指していくことが期待されます。
編集部のまとめ
ユニフォームネクスト株式会社の決算報告からは、売上高は順調に伸びているものの、利益面では課題もあることがわかりました。今後は、オンラインショップの強化やコスト管理の徹底により収益性の改善が期待されます。また、株主還元にも配慮しつつ、中長期的な企業価値の向上に取り組むことが重要だと考えられます。
ユニフォームネクスト株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ユニフォームネクスト株式会社の決算日は12月31日で、決算時期は3月の株主総会後の5月に四半期報告書の提出が行われます。また、同社は前事業年度(2023年12月期)の期末配当金として1株当たり4円の配当を実施しました。今後も株主還元を重視した安定的な配当が期待されます。
