小松マテーレ株式会社の第112期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

小松マテーレ株式会社の四半期決算報告書をお読みいただき、ありがとうございます。2023年12月31日に終了した当四半期の決算は大変好調で、前年同期比で2.0%増の売上高を計上しました。また、40.0%増と大幅な経常利益の伸び率を記録しています。中東やアジアなどの海外需要の取り込みを進めつつ、国内での販路拡大にも努めた結果、業績は順調に推移しています。

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企業情報

企業名: 小松マテーレ株式会社
証券コード: E00591
決算期: 2024年3月31日

小松マテーレ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

小松マテーレ株式会社の決算期は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日までの期間となっています。

主な事業

小松マテーレ株式会社は、繊維製品の製造・販売を主な事業としています。衣料ファブリック、資材ファブリック、製品部門の3つのセグメントを展開しており、国内外の各種産業やファッション市場に製品を提供しています。特に、中東や欧州向けのスポーツウェア素材やカーシートカバー用素材などが強みの分野となっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は売上高271億46百万円経常利益20億28百万円と、前年同期比で増収増益を達成しました。特に経常利益の伸び率は40.0%と大幅な伸びを示しています。これは、販売価格の適正化やコストダウンなどの努力が奏功した結果です。利益率についても、営業利益率5.1%経常利益率7.5%と、高水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移を見ると、売上高は35,438百万円から27,146百万円と減少傾向にありますが、経常利益は1,683百万円から2,028百万円と増加基調にあります。これは、収益性の高い製品の販路拡大や、コストコントロールの徹底が奏功した結果だと言えます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期の連結貸借対照表では、総資産が485億92百万円となり、前期末比10億43百万円の増加となりました。一方、負債は114億23百万円と2億47百万円減少し、純資産は371億69百万円と12億90百万円増加しています。財務体質の健全性が維持されている様子がうかがえます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が99億99百万円と前期末比5億41百万円増加しています。一方で、受取手形及び売掛金が76億13百万円と前期末比1億11百万円減少しています。これは、売上債権の回収が進んだ結果だと考えられます。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が52億3百万円と前期末比2億67百万円減少しています。一方で、未払法人税等は3億22百万円増加の3億3百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が295億87百万円と前期末比5億73百万円増加しています。また、その他有価証券評価差額金が10億86百万円と前期末比5億1百万円増加しています。当社の財務体質は堅調に推移していると言えるでしょう。

ROAとROE

ROAは前期の3.7%から当期3.0%に低下しています。これは、資産効率が若干低下したことが原因と考えられます。一方、ROEは前期の3.1%から当期3.9%に上昇しており、株主資本の効率的な活用が進んでいると評価できます。今後も、資産効率とともに株主資本の生産性向上に注力していく必要があるでしょう。

キャッシュフロー

当四半期のキャッシュフロー計算書は開示されていませんが、活動別のキャッシュフローの推移を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは好調に推移しているものと考えられます。この結果、現金及び現金同等物の残高は前期末から増加しており、財務体質の健全性が維持されていることがうかがえます。

配当の支払額

当期の配当金は、1株当たり22円を予定しています。前期の年間配当金20円から2円増配となっており、業績の好調さが反映されています。株主還元に積極的な姿勢が窺えます。

今後の展望

今後の展望については、地政学リスクの高まりなど、先行きの不透明感が残るものの、引き続き国内外での販路拡大や収益性の向上に努めていく方針です。また、独自開発の熱可塑性炭素繊維複合材料の用途開拓にも注力し、新たな収益源の確保を目指します。持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。

編集部のまとめ

小松マテーレ株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高・利益ともに前年同期を上回る良好な結果となりました。販売力の強化や収益性の改善に取り組んだ成果が表れています。今後も中東・アジアなどの海外市場への注力や、新素材の活用などを通じて、持続的な成長を目指していくことが期待されます。株主還元についても、着実に拡大されていることが特徴的です。

小松マテーレ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

小松マテーレ株式会社の決算期は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日までの期間です。当期の配当金は1株当たり22円を予定しており、株主還元に注力しています。今後の企業成長に期待が高まる決算報告となりました。

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