株式会社三菱総合研究所の第55期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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こんにちは。株式会社三菱総合研究所の2024年3月期第2四半期決算が発表されました。売上高は66,534百万円と前年同期と比べ9.3%減少しましたが、利益面では経常利益が9,341百万円と5.0%の減少にとどまりました。設備投資など積極的な事業展開が奏功しているようです。今後も、DX事業の成長や基幹事業の質的改革により、企業価値向上を目指していきます。

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企業情報

企業名: 株式会社三菱総合研究所
証券コード: 36360
決算期: 2024年3月期

株式会社三菱総合研究所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社三菱総合研究所の決算日は3月31日です。決算発表は4月下旬に行われ、株主総会は例年12月に開催されます。

主な事業

株式会社三菱総合研究所は、シンクタンク・コンサルティングサービス事業とITサービス事業の2つの事業を展開しています。シンクタンク・コンサルティングサービス事業では、政府や企業の政策提言やコンサルティングを行っています。ITサービス事業では、システム開発やクラウドサービスの提供などを行っています。これらの事業を通して、社会課題の解決と企業価値の向上に貢献しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が66,534百万円と前年同期比9.3%減少しましたが、経常利益は9,341百万円と5.0%の減少にとどまりました。また、営業利益率は13.0%と高水準を維持しています。シンクタンク・コンサルティングサービス事業の大型案件終了の影響があったものの、公共向けのデジタル化推進やDXコンサルティングなどが収益に寄与しました。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と利益の推移をみると、売上高は122,126百万円(2023年9月期)、66,534百万円(2024年3月期第2四半期)と推移しています。一方で、経常利益は10,002百万円(2023年9月期)、9,341百万円(2024年3月期第2四半期)と高水準を維持しています。DX事業の伸長や基幹事業の収益性改善により、安定した業績を確保できています。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月31日現在の四半期連結貸借対照表では、総資産が130,392百万円と前期末比10.5%の増加となりました。これは主に受取手形、売掛金及び契約資産が増加したことによるものです。一方、負債は51,102百万円と17.1%増加し、純資産は79,290百万円と6.6%増加しています。自己資本比率は54.0%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が81,396百万円と前期末比14.4%増加しています。これは主に受取手形、売掛金及び契約資産の増加によるものです。一方、固定資産は48,996百万円と4.6%増加しており、ソフトウェアの取得や投資有価証券の時価評価の影響によるものです。

負債の部

負債の部では、流動負債が38,342百万円と前期末比24.5%増加しています。これは主に買掛金の増加によるものです。一方、固定負債は12,759百万円と横ばいとなっています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が59,529百万円と前期末比9.2%増加しており、自己資本比率は54.0%を維持しています。株主還元の強化や内部留保の充実により、財務体質の健全性が高まっています。

ROAとROE

過去3年のROAとROEの推移をみると、ROAは8.5%(2023年9月期)、7.3%(2024年3月期第2四半期)ROEは10.5%(2023年9月期)、7.9%(2024年3月期第2四半期)となっています。ROAは高水準を維持しており、ROEも一定の水準を確保できています。これは、収益力の強化やレバレッジ効果により、株主価値の向上に貢献しています。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュフローをみると、営業活動によるキャッシュフローは7,983百万円のマイナスとなりました。これは主に売上債権の増加によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュフローは3,506百万円のマイナス財務活動によるキャッシュフローは2,968百万円のマイナスとなりました。この結果、現金及び現金同等物の残高は10,466百万円となっています。事業投資と株主還元のバランスを取りつつ、健全なキャッシュフローを維持しています。

配当の支払額

株主への利益還元としては、1株当たり配当金は年間80円を予定しています。このうち、中間配当が1株当たり80円となっています。配当性向は25.8%と株主還元を適切に行っています。また、自己株式の取得も実施しており、企業価値向上と株主還元のバランスを取っています。

今後の展望

今後は、「中期経営計画2026」に基づき、DX事業の成長と基幹事業の収益性改善を図りながら、社会・公共、デジタル、金融の3つの事業軸で事業展開を進めていきます。特に、AIやビッグデータ分析などのデジタル技術を活用したサービス提供を加速し、企業価値の向上に取り組みます。また、環境・エネルギー分野への投資など、ESG経営にも注力していきます。

編集部のまとめ

株式会社三菱総合研究所の2024年3月期第2四半期決算は、売上高は減少したものの、安定した利益水準を維持しています。DX事業の成長やITサービス事業の収益性改善が奏功しており、中期的に企業価値の向上が期待できそうです。また、株主還元にも積極的に取り組んでおり、株主重視の経営姿勢が窺えます。今後の業績拡大と ESG 経営の両立に注目です。

株式会社三菱総合研究所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社三菱総合研究所の決算日は3月31日で、決算発表は4月下旬に行われ、株主総会は例年12月に開催されます。また、1株当たり年間配当金は80円を予定しており、中間配当が80円となっています。配当性向は25.8%と株主還元を適切に行っています。

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