AGS株式会社の第29期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

AGS株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。業績は全体的に好調で、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも前年同期比で大幅に増加している良い決算内容となりました。本記事では、この決算内容を詳しくご紹介します。

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企業情報

企業名: AGS株式会社
証券コード: 36480
決算期: 3月期

AGS株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

AGS株式会社の決算日は3月31日です。決算短信の発表は年4回行われ、第1四半期決算は8月、第2四半期決算は11月、第3四半期決算は2月、本決算は5月に発表されます。

主な事業

AGS株式会社は、情報サービスを中心とした事業を展開しています。具体的には、自治体や金融機関、一般法人向けのシステム開発やアウトソーシング、ファシリティマネジメント、ネットワークソリューション等のサービスを提供しています。また、ソフトウェア開発のほか、自治体や公共団体向けのシステム機器販売も手がけています。

今期の業績と利益率は?

AGS株式会社の2023年12月期第3四半期の業績は売上高が16,248百万円(前年同期比7.8%増加)、営業利益が1,106百万円(同107.9%増加)、経常利益が1,127百万円(同99.6%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益が847百万円(同131.3%増加)と、非常に好調な業績となりました。利益率についても、営業利益率は6.8%、経常利益率は6.9%、純利益率は5.2%と前年同期に比べ大幅に改善されています。

売上・利益の推移

AGS株式会社は、ここ数年着実に売上高を伸ばしてきました。2023年12月期第3四半期の売上高は16,248百万円で、前年同期比7.8%の増加となりました。利益面でも、営業利益が1,106百万円(同107.9%増加)、経常利益が1,127百万円(同99.6%増加)と大幅な増加となっています。同社の主力事業である情報処理サービスやソフトウェア開発などが好調に推移しているため、着実な業績拡大が続いています。

四半期連結貸借対照表について

AGS株式会社の2023年12月末の四半期連結貸借対照表を見ると、資産の部では現金及び預金が6,345百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が2,562百万円となっています。一方、負債の部では買掛金が441百万円となっています。純資産は13,735百万円で、自己資本比率は71.2%と高水準を維持しています。

資産の部

AGS株式会社の資産は、現金及び預金が前期末比465百万円増加の6,345百万円となっています。また、受取手形、売掛金及び契約資産は前期末比794百万円減少の2,562百万円となっています。その他の固定資産については大きな変動はありません。

負債の部

負債合計は5,549百万円と前期末比1,134百万円減少しています。その主な内訳は、買掛金が前期末比841百万円減少の441百万円となっています。リース債務や未払法人税等、賞与引当金などもやや減少しています。

純資産の部

純資産合計は13,735百万円と前期末比294百万円増加しました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益847百万円の計上がある一方で、剰余金の配当210百万円、自己株式の取得421百万円などがあったためです。自己資本比率は71.2%と高水準を維持しています。

ROAとROE

AGS株式会社の収益性を示す指標であるROA(総資産経常利益率)とROE(自己資本当期純利益率)は、ともに良好な水準で推移しています。ROAは前年同期の3.7%から5.8%に、ROEは前年同期の4.3%から6.2%に改善されています。この要因としては、売上高の増加や利益率の向上が挙げられます。ROEが自己資本比率の高い同社にとって重要指標ですが、現状良好な水準で推移しているといえます。

キャッシュフロー

AGS株式会社の業績拡大に伴い、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で改善しています。一方で、配当金の支払いや自己株式の取得などがあり、財務活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっています。この結果、現金及び現金同等物の当四半期末残高は6,345百万円となり、財務体質は健全に推移しているといえます。

配当の支払額

AGS株式会社は、2023年10月30日の取締役会において、第3四半期末配当として1株当たり6.5円の配当を実施すると発表しました。この結果、2023年3月期の年間配当予想は11円となっています。同社は株主還元に積極的で、配当性向も40%前後と高水準を維持しています。

今後の展望

AGS株式会社は、デジタル社会の実現に向けたデジタル・ガバメントやDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に注目しており、これらの分野での受注拡大が期待されます。また、情報セキュリティ対策の需要の高まりも同社の成長機会となっています。今後も同社の主力事業であるソフトウェア開発やインフラサービスの拡大を図り、中長期的に業績拡大が見込まれる企業と考えられます。

編集部のまとめ

AGS株式会社は、デジタル社会の実現に向けたサービスを展開する情報サービス企業です。2023年12月期第3四半期は、売上高、各段階の利益ともに大幅に増加し、業績は非常に好調でした。財務面でも高水準の自己資本比率を維持し、株主還元も積極的に行っています。今後もデジタル化の波に乗って成長が期待される企業といえるでしょう。

AGS株式会社の決算日や配当についてまとめました。

AGS株式会社の決算日は3月31日で、年4回の四半期決算(1Q 8月、2Q 11月、3Q 2月、本決算 5月)を行っています。直近では2023年12月期第3四半期の業績を発表し、非常に好調な結果となりました。また、同社は株主還元にも注力しており、2023年10月には第3四半期末配当として1株当たり6.5円を支払うことを決議しています。今後も安定した業績と株主還元が期待できる企業だと言えるでしょう。

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