株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルの第22期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

アミューズメント・レジャー
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルの最新四半期決算報告書を見てみましょう。売上高が前年同期比45.1%増加と好業績を示しており、営業利益、経常利益、純利益もいずれも大幅に改善されています。同社は、画像処理半導体の開発や画像認識技術のリーディングカンパニーとしてセーフティ分野やロボティクス分野での事業拡大を推進しており、その成果が表れている模様です。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル
証券コード: 36520
決算期: 3月期

株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルの決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社は3月期決算を行っており、第3四半期決算2023年12月31日時点のものになります。

主な事業

同社はAI画像認識技術を強みとするファブレス半導体メーカーです。画像処理IPコアの開発・ライセンス事業、画像認識製品の開発・販売事業、及びAI/GPUを活用したプロフェッショナルサービス事業の3つを主要な柱として事業を展開しています。特にセーフティ分野やロボティクス分野での応用展開に注力しており、自動運転支援、ピッキングロボット向けのビジョンシステムなどの製品・サービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の売上高は2,292百万円と前年同期比で45.1%の大幅増加となりました。特に画像処理半導体「RS1」の量産出荷や、Cambrianビジョンシステムなどの製品の販売が好調でした。営業利益は261百万円経常利益は264百万円純利益は221百万円と黒字転換を果たしています。

売上・利益の推移

同社は過去3年間、増収増益傾向にあります。2023年3月期売上高は28.8億円営業利益は2.8億円と好業績を収めています。今後もセーフティ分野やロボティクス分野での需要の拡大を背景に、売上高、利益ともに順調に伸長していくことが期待されます

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を確認すると、資産合計は38.9億円となっています。流動資産が33.9億円、固定資産が5.0億円となっています。

資産の部

流動資産の現金及び預金が26.0億円売掛金及び契約資産が2.8億円となっています。固定資産の投資その他の資産が4.4億円と大きな割合を占めています。

負債の部

負債合計は5.5億円となっています。主な内訳は買掛金が3.5億円となっています。

純資産の部

純資産合計は33.4億円と、自己資本比率は85.9%と高い水準にあります。資本金が18.4億円、利益剰余金が-3.5億円となっています。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は6.8%ROE(自己資本利益率)は6.6%となっています。前期と比較してROAは改善傾向にあり、ROEも大幅に上昇しています。これは、営業利益や経常利益が大幅に改善したことによるものと考えられます。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローは3.6億円の収入となっています。これは、業績改善に伴い売上債権が減少したことなどが主な要因です。投資活動によるキャッシュ・フローは3.7億円の支出となっています。これは主に関連会社の株式取得による支出によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっています。

配当の支払額

同社は過去3年間、配当を行っていません。業績が向上傾向にあるものの、内部留保を活用して事業拡大に注力したいという経営方針のようです。将来的な配当再開に期待が高まっている企業といえるでしょう。

今後の展望

同社は、人工知能(AI)やIoTなどの技術革新の進展を背景に、セーフティ分野やロボティクス分野の需要拡大に注目しています。自動運転支援やピッキングロボット向けの画像認識ソリューションの提供で、持続的な成長が期待できると考えられます。また、アミューズメント向けの画像処理半導体「RS1」の出荷も好調に推移しており、事業ポートフォリオの拡充にも成功しています。

編集部のまとめ

株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルの最新四半期決算では、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも大幅に改善されており、AI画像認識技術を活かしたセーフティ分野やロボティクス分野での事業拡大が順調に進展している様子がうかがえます。同社は独自の強みを生かして着実に業績を伸ばしており、今後の成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルの決算日や配当についてまとめました。

同社は3月期決算を行っており、今回の決算報告は2023年12月31日時点のものです。過去3年間、配当は行っていませんが、内部留保を活用して事業拡大に注力している様子がうかがえます。業績の持続的な改善が続いていることから、将来的な配当再開への期待も高まっているといえます。

タイトルとURLをコピーしました