株式会社ブレインパッドの第21期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社ブレインパッドの2024年3月期第3四半期決算が発表されました。売上高は7,850,791千円と前年同期比8.9%の増収、営業利益は1,146,729千円と倍増、親会社株主に帰属する四半期純利益は773,170千円と大幅な増益となりました。利益率の改善が進み、業績は順調に推移しています。

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企業情報

企業名: 株式会社ブレインパッド
証券コード: E25817
決算期: 6月

株式会社ブレインパッドの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ブレインパッドは6月が決算期で、通期決算は6月期、四半期決算は9月、12月、3月となっています。今回の決算は2024年3月期の第3四半期(2023年7月1日~2024年3月31日)の業績報告です。

主な事業

株式会社ブレインパッドは、データ分析、システム開発、コンサルティングなどのプロフェッショナルサービス事業と、自社プロダクトの提供を行うプロダクト事業の2つのセグメントで事業を展開しています。企業のデータ活用を支援することを事業の中心に据え、DX支援やビジネス課題解決に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は、売上高7,850,791千円営業利益1,146,729千円と大幅な増収増益となりました。利益率も大きく改善し、営業利益率は14.6%まで上昇しています。セグメント別では、プロフェッショナルサービス事業のセグメント利益率は39.3%、プロダクト事業のセグメント利益率は25.9%と、いずれも高い水準になっています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は、2022年6月期9,797,938千円、2023年6月期見込み10,000,000千円、2024年6月期目標10,500,000千円と順調に増加しています。一方で利益面では、2022年6月期の営業利益752,401千円から2023年6月期見込みで1,000,000千円超、2024年6月期目標で1,200,000千円超と、大幅な増益が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は7,073,114千円と前期末から556,847千円増加しました。流動資産は4,769,277千円で、現金及び預金が2,958,992千円と好調な資金ポジションを維持しています。負債合計は1,474,933千円と前期末から145,786千円減少し、自己資本比率は79.1%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産合計は7,073,114千円と前期末から556,847千円増加しました。流動資産は4,769,277千円で、現金及び預金が2,958,992千円と好調な資金ポジションを維持しています。固定資産は2,303,836千円で、投資その他の資産が980,445千円と増加しています。

負債の部

負債合計は1,474,933千円と前期末から145,786千円減少しました。流動負債は1,252,353千円で、主な減少要因は契約損失引当金の減少です。固定負債は222,580千円で、固定負債その他が減少しています。

純資産の部

純資産合計は5,598,180千円と前期末から702,634千円増加しました。利益剰余金が5,350,842千円と着実に積み上がっており、自己資本比率は79.1%と健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期6月期が7.9%、今期第3四半期は年換算すると16.3%と大きく改善しています。これは営業利益の増加が主な要因です。ROEも前期6月期が10.5%、今期第3四半期は年換算すると13.8%と上昇しており、株主価値の向上に寄与しています。今後もさらなる収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

営業キャッシュ・フローは順調に推移しており、第3四半期累計で1,003,290千円のプラスキャッシュフローを計上しています。投資キャッシュ・フローは設備投資等で▲116,854千円のマイナスですが、財務キャッシュ・フローはプラスに転じています。全体としてcash position は大幅に改善しており、今後の事業拡大や投資にも活用できる良好な財務体質となっています。

配当の支払額

株式会社ブレインパッドは、2023年9月27日開催の定時株主総会において、1株当たり8円の期末配当を実施しました。前期の1株当たり配当金12円からやや減額されましたが、連結配当性向は40.3%となっており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。

今後の展望

株式会社ブレインパッドは、2024年6月期を初年度とする3ヵ年の新中期経営計画を発表しました。連結営業利益率10%以上の確保と、連結総還元性向40%以上の株主還元を掲げています。セグメント別では、プロフェッショナルサービス事業の売上成長率と利益率の向上、プロダクト事業の収益力強化に取り組んでいきます。今後も業績の着実な拡大が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社ブレインパッドの2024年3月期第3四半期決算は、大幅な増収増益となりました。売上高、営業利益、純利益のいずれも前年同期比で二桁の伸びを記録し、利益率も大幅に改善しています。資金ポジションも良好で、自己資本比率も高い水準を維持しており、収益力と財務体質の両面で強化が進んでいます。今後も中期的な成長と株主還元の強化が期待できる企業といえるでしょう。

株式会社ブレインパッドの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ブレインパッドの決算期は6月で、四半期決算は9月、12月、3月に行われています。直近の2023年9月27日開催の定時株主総会では、1株当たり8円の期末配当が決議されました。株主還元に積極的で、連結配当性向は40.3%となっています。今後も安定的な業績拡大と株主還元の強化が期待できる企業です。

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