ポールトゥウィンホールディングス株式会社の2024年4月期第1四半期決算報告書が公開されました。この企業は、ゲームやソフトウェアの品質保証やカスタマーサポートなどを手掛ける大手のサービス企業です。今期の決算では、売上高が前年同期比9.5%増加し11,963,587千円と好調でした。一方で、営業損失や経常損失もそれぞれ前年同期から大幅に悪化しています。四半期純損失は404,501千円と厳しい結果となりました。今後の展開に注目が集まりそうですね。
企業情報
企業名: ポールトゥウィンホールディングス株式会社
証券コード: 36570
決算期: 2月1日〜1月31日
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の決算期は2月1日から1月31日までの1年間となっています。四半期決算では2月1日から4月30日、5月1日から7月31日、8月1日から10月31日、11月1日から1月31日までの各期間の決算を発表します。
主な事業
ポールトゥウィンホールディングス株式会社は、ゲームやソフトウェアの品質保証やカスタマーサポート、システム開発支援などのサービスを提供する企業です。国内外のゲームメーカーやテック企業を中心に顧客を持ち、デバッグ、ローカライズ、環境構築、BPRサポートなど、製品のライフサイクルにわたる幅広いサービスを展開しています。また、アニメ制作やゲームパブリッシングなどのコンテンツ事業にも取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の2024年4月期第1四半期の業績は、売上高が11,963,587千円と前年同期比9.5%増加と好調でした。一方で、営業損失は123,048千円、経常損失は91,548千円、四半期純損失は404,501千円と、大幅な損失となっています。利益面では厳しい状況となりました。
売上・利益の推移
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の売上高は、過去3期連続で増加傾向にあります。2024年4月期第1四半期の売上高は11,963,587千円と、前年同期比9.5%の増加となりました。一方で、利益面では厳しい状況が続いています。2024年4月期第1四半期の営業損失は123,048千円、経常損失は91,548千円、四半期純損失は404,501千円と、前年同期から大幅に悪化しています。
四半期連結貸借対照表について
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の2024年4月期第1四半期末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は前期末比2.4%減の23,838,075千円となっています。負債合計は前期末比1.5%増の11,160,901千円で、純資産合計は前期末比5.7%減の12,677,173千円となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が前期末比3.7%減の16,583,341千円、固定資産が前期末比0.6%増の7,254,734千円となっています。流動資産の減少は主に現金及び預金の減少によるものです。
負債の部
負債の部では、流動負債が前期末比3.1%増の10,389,549千円、固定負債が前期末比16.4%減の771,352千円となっています。流動負債の増加は主に未払消費税等の増加によるものです。
純資産の部
純資産の部では、株主資本が前期末比7.6%減の11,825,436千円となっています。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上と配当金の支払いによる利益剰余金の減少によるものです。
ROAとROE
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の2024年4月期第1四半期のROA(総資産利益率)は-0.8%、ROE(自己資本利益率)は-3.2%となっています。前年同期と比べ、両指標とも大幅に悪化しています。これは、経常損失や四半期純損失の計上により利益水準が低下したことが主な要因と考えられます。今後の業績回復が課題となっています。
キャッシュフロー
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の2024年4月期第1四半期のキャッシュフローは公表されていませんが、2023年4月期の状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,151,312千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは-718,984千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは-662,957千円の支出となっています。全体としては増加傾向にある模様です。
配当の支払額
ポールトゥウィンホールディングス株式会社は、2024年4月期第1四半期では1株当たり16円の配当を行っています。前期と同水準の配当を維持しています。業績が厳しい状況ながら、株主への還元を継続する方針のようです。
今後の展望
ポールトゥウィンホールディングス株式会社は、ゲームやテクノロジー分野において高い技術力を持つ企業として評価されています。今後は、新たなサービスの開発やM&Aなどによる事業拡大が期待されます。一時的な業績悪化はあるものの、中長期的に見れば成長が見込めるとの見方があります。株主還元も継続されるため、同社の今後の動向に注目が集まっています。
編集部のまとめ
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の2024年4月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比9.5%増加と好調でしたが、営業損失や経常損失、四半期純損失が大幅に悪化する厳しい内容となりました。総資産や純資産も減少しており、収益性の面で課題が残されています。一方で、キャッシュフローや配当の維持など、財務基盤は健全に保たれています。今後の企業改革に期待が寄せられています。
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ポールトゥウィンホールディングス株式会社の決算期は2月1日から1月31日までの1年間です。四半期決算は2月1日から4月30日、5月1日から7月31日、8月1日から10月31日、11月1日から1月31日までの各期間に発表されます。また、同社は2024年4月期第1四半期決算で1株当たり16円の配当を行っており、前期と同水準の配当を維持しています。業績が厳しい中でも、株主還元を継続する方針のようです。