株式会社アイスタイルの第25期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

国内化粧品業界で着実に実績を上げている株式会社アイスタイル。2023年12月期の決算報告によると、同社の業績が順調に推移していることがわかりました。主力のマーケティング支援事業とリテール事業が大きく伸長し、過去最高の四半期売上高を記録するなど、ECやメディアを通じた顧客基盤の拡大が功を奏している模様です。今後も化粧品ブランド向けのサービスを強化し、収益基盤の拡大を目指していく方針のようです。投資家の皆様にとっても注目の企業といえるでしょう。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社アイスタイル
証券コード: E26301
決算期: 2023年6月期

株式会社アイスタイルの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アイスタイルの決算日は6月30日です。 中間決算の第2四半期(7~12月)の決算と年度末決算(7月~6月)の2回、決算を行っています。

主な事業

株式会社アイスタイルは、国内外の化粧品ブランド向けにさまざまなソリューションサービスを提供しています。主力事業は、化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」の運営やメディア「@cosme」を活用したマーケティング支援、化粧品専門店「@cosme STORE」の運営など、国内外で化粧品の販売促進に取り組んでいます。また、投資育成事業や人材派遣事業などの事業にも展開しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第2四半期の業績は、売上高が271億円となり、前年同期比で33.2%の大幅な増収となりました。利益面でも、営業利益が8億5千万円と235.5%の大幅増益を達成しています。化粧品ECサイトや店舗の好調な売上が押し上げ役となったようです。

売上・利益の推移

株式会社アイスタイルは、2020年から続く新型コロナウイルスの影響を克服し、2023年12月期第2四半期には過去最高の四半期売上高を記録しました。利益面でも、マーケティング支援事業とリテール事業の増収効果で大幅な増益を果たしています。今後も国内外の化粧品ブランドに向けたサービス提供を強化し、更なる業績拡大を目指していくと見られます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社アイスタイルの2023年12月期第2四半期末の連結貸借対照表を見ると、資産合計が264億6千3百万円となっています。前期末比では21億6千2百万円の増加です。

資産の部

流動資産は173億1千3百万円で、前期末比20億8千3百万円増加しました。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産が19億1千3百万円増加したことや、商品が10億3千5百万円増加したことなどです。固定資産は91億5千万円で、前期末比7千9百万円の増加となっています。

負債の部

負債合計は160億8千8百万円で、前期末比24億7千8百万円増加しました。流動負債が79億4千9百万円、固定負債が81億4千万円です。流動負債の増加は主に、支払手形及び買掛金が10億8千万円増加したことなどによるものです。

純資産の部

純資産合計は103億7千5百万円で、前期末比3億1千6百万円減少しました。これは主に、連結子会社Glowdayz,Incの株式を追加取得したことによる資本剰余金の減少などが要因です。

ROAとROE

株式会社アイスタイルのROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)の推移を見ると、2023年12月期第2四半期ではROAが3.6%、ROEが4.7%となっています。前年同期と比べると、ECやリテール事業の好調な業績を背景に、ROAはほぼ横ばい、ROEは大幅に改善しています。今後も売上や利益の拡大が期待できる同社の業績に注目が集まるでしょう。

キャッシュフロー

2023年12月期第2四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業CF(キャッシュ・フロー)は3億3千3百万円の収入となっています。一方で、投資CF(キャッシュ・フロー)は10億6千3百万円の支出となり、主に有形固定資産や無形固定資産への投資が影響しています。財務CFは2億7千8百万円の支出と、全体としては10億4千万円の減少となりました。

配当の支払額

株式会社アイスタイルは、2023年12月期第2四半期においては配当を行っていません。過去の実績を見ると、2022年6月期は1株当たり2.50円の期末配当を実施しています。今後の業績動向を見極めながら、株主還元策も検討していくものと考えられます。

今後の展望

株式会社アイスタイルは、ECやメディア、実店舗を組み合わせた化粧品関連サービスを展開しており、引き続き国内外の化粧品ブランド企業向けのマーケティングソリューションの強化を進めていく方針です。インバウンド需要の回復や消費者のマスク着用緩和などにより、化粧品需要の回復が期待できることから、同社の中長期的な成長が期待されます。今後の戦略的なM&Aの動きにも注目が集まりそうです。

編集部のまとめ

株式会社アイスタイルは、コロナ禍からの回復を果たし、2023年12月期第2四半期には過去最高の業績を達成しました。EC事業とリテール事業を中心に、国内外の化粧品ブランド企業向けのサービスを拡大しています。インバウンド需要の復調やマスク着用緩和などを追い風に、今後も成長が期待できる企業といえるでしょう。今後の配当の動向や、M&Aを通じた事業拡大にも注目が集まりそうです。

株式会社アイスタイルの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アイスタイルの決算日は6月30日で、中間決算と年度末決算の年2回行っています。2023年12月期第2四半期の業績は大幅増収増益を達成し、過去最高の業績を記録しました。配当は2022年6月期に1株当たり2.50円の期末配当を行いましたが、2023年12月期第2四半期では実施していません。今後の業績動向を見極めながら、株主還元策も検討していくものと考えられます。

タイトルとURLをコピーしました