株式会社オークファンの決算が発表されました。売上高2,457,622千円、営業利益226,616千円と前年同期比でそれぞれ7.8%減、2.3%増と堅調な業績を維持しています。
企業情報
企業名: 株式会社オークファン
証券コード: E27394
決算期: 2023年10月1日~2024年9月30日
株式会社オークファンの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社オークファンは9月30日が決算日となっています。毎年10月から翌9月までが事業年度で、第2四半期は10月1日~3月31日となります。
主な事業
株式会社オークファンは、「RE-INFRA COMPANY」を掲げ、BtoB卸売市場のDX化に取り組んでいます。主なサービスとしては、「aucfan.com」による在庫価値可視化ソリューション、「NETSEA」「NETSEAオークション」「OSR展示会」による商品流通プラットフォーム事業、「インキュベーション事業」などがあります。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,457,622千円、営業利益226,616千円、経常利益234,702千円、親会社株主に帰属する四半期純利益160,776千円となりました。売上高は前年同期比7.8%減、営業利益は2.3%増、経常利益は3.4%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は484.6%増と、概ね良好な結果となっています。
売上・利益の推移
過去3期の業績推移をみると、売上高は2022年9月期5,145,856千円、2023年9月期2,665,173千円、2024年9月期(2Q累計)2,457,622千円となっています。利益面では、営業利益が2022年9月期227,077千円、2023年9月期221,467千円、2024年9月期(2Q累計)226,616千円と推移しています。
四半期連結貸借対照表について
2024年3月末時点の四半期連結貸借対照表では、総資産7,589,063千円、負債合計2,894,683千円、純資産合計4,694,379千円となっています。前期末比で、総資産は増加し、負債も増加しましたが、純資産も増加しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が3,994,453千円となり、前期末から713,513千円増加しています。一方で、売掛金が385,166千円、商品が15,436千円と減少しています。
負債の部
負債の部では、短期借入金が1,540,000千円と大幅に増加しました。一方で、未払金が711,896千円と減少しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が2,542,369千円と増加し、自己資本比率は61.8%となっています。
ROAとROE
株式会社オークファンのROA(総資産利益率)は3.4%、ROE(自己資本利益率)は3.3%となっています。前年同期と比べて、ROAは微増、ROEは大幅に増加しています。これは当期の増益により自己資本利益率が改善したためと考えられます。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが414,626千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが92,588千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが389,628千円の収入となり、現金及び現金同等物は3,994,453千円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローが大幅に改善しているのが特徴的です。
配当の支払額
株式会社オークファンは配当を実施しており、前期は1株当たり2.60円の配当を行いました。今期の配当予想は未定となっています。
今後の展望
株式会社オークファンは、BtoB卸売市場のDX化に積極的に取り組んでおり、中長期的な成長が期待されます。特に海外市場への展開にも注力しており、傲可凡(海南)网絡科技有限公司を設立するなど、海外事業の強化にも注力しています。今後の業績推移に期待が高まるところです。
編集部のまとめ
株式会社オークファンは、BtoB卸売市場のDX化に注力し、国内外での事業展開を進めています。当期の業績は売上高は減少したものの、利益面では増加しており、堅調な業績を維持しています。今後の成長に期待が高まるところです。
株式会社オークファンの決算日や配当についてまとめました。
株式会社オークファンの決算日は9月30日、第2四半期は10月1日~3月31日となっています。配当は前期1株当たり2.60円の実績があり、今期は未定となっています。今後の業績に注目が集まっています。