株式会社メディアドゥの第26期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社メディアドゥの2024年3月1日から2024年5月31日までの第1四半期決算が発表されました。同社は国内最大規模の電子書籍取次事業を展開しており、デジタルコンテンツの流通を通じて出版業界の発展に貢献しています。今期の業績は堅調で、売上高が前年同期比11.0%増の25,113百万円と好調に推移しました。また、利益面でも経常利益が11.0%増の490百万円となっています。同社では今後も電子書籍流通事業を中心に事業拡大を図っていく計画で、業界の中心的な役割を担い続けていくことが期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社メディアドゥ
証券コード: E30002
決算期: 2024年3月1日~2024年2月29日

株式会社メディアドゥの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社メディアドゥは3月1日から2月末日までの1年間を会計年度としており、第1四半期の決算は2024年5月31日までの3ヶ月間となります。

主な事業

株式会社メディアドゥは、電子書籍の取次事業を主力に展開しています。出版社と電子書店をつなぐ立場として、2,200社以上の出版社、150店以上の電子書店と取引を行い、年間210万点以上の電子書籍コンテンツを配信しています。また、自社でのコンテンツ事業やDXソリューション提供など、出版業界のデジタル化を支える様々なサービスを展開しています。

今期の業績と利益率は?

今期の主力事業である電子書籍流通事業の売上高は23,235百万円と好調に推移しました。また、同事業のセグメント利益も1,260百万円と前年同期比3.9%増加しています。一方で、戦略投資事業においては体質改善に取り組んでいることから一時的な収益悪化があり、全体としての営業利益は475百万円と前年同期比2.1%減少しましたが、経常利益は490百万円と11.0%増加しています。

売上・利益の推移

2024年3月1日から2024年5月31日までの第1四半期では、売上高が25,113百万円と前年同期比11.0%の増加となりました。利益面では、経常利益が490百万円と11.0%の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益が244百万円と5.0%の増加となっています。電子書籍流通事業が好調に推移し、また新規商流の寄与もあったことが業績改善につながりました。

四半期連結貸借対照表について

株式会社メディアドゥの2024年5月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が51,883百万円となっています。前期末から271百万円の増加となりました。負債合計は35,622百万円で、前期末比218百万円の増加となっています。純資産合計は16,260百万円と、前期末から52百万円の増加となりました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が10,752百万円受取手形、売掛金及び契約資産が23,594百万円となっています。前期末から現金及び預金が252百万円減少した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が300百万円増加しました。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が27,115百万円と前期末から950百万円増加しています。一方で、未払法人税等が252百万円と前期末から504百万円減少しました。

純資産の部

純資産合計は16,260百万円で、前期末比52百万円の増加となりました。このうち、利益剰余金は3,525百万円で前期末比88百万円の減少、為替換算調整勘定が882百万円と157百万円の増加となっています。

ROAとROE

株式会社メディアドゥの自己資本比率は31.3%となっています。ROA(総資産経常利益率)は年率換算で約3.8%、ROE(自己資本当期純利益率)は年率換算で約6.0%となっています。前期から自己資本比率は若干低下しましたが、引き続き健全な財務体質を維持しています。ROAは業界平均並みの水準にあり、ROEは若干低めの水準にあるものの、安定的に収益を上げられる体質となっています。

キャッシュフロー

第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため、詳細な状況は不明です。ただし、現金及び預金の残高は10,752百万円と、前期末比252百万円の減少となっています。今後の事業展開や M&A、設備投資などに充当できる一定水準の手元流動性を確保できている状況です。

配当の支払額

株式会社メディアドゥは2024年4月18日開催の取締役会において、1株当たり22円00銭、総額332百万円の配当を決議しました。前期末の基準日に対する配当となります。株主還元にも積極的に取り組んでいる様子が窺えます。

今後の展望

株式会社メディアドゥは今後も電子書籍取次事業を中核に据えつつ、自社のコンテンツ事業やDXソリューションの提供など、出版業界のデジタル化に貢献していく方針です。既存事業の強化と新規事業の育成を両輪で進め、売上高と収益力の持続的な向上を目指していきます。また、株主還元の充実にも取り組む方針で、安定的な企業成長と株主価値の向上を図っていく計画です。

編集部のまとめ

株式会社メディアドゥは国内最大手の電子書籍取次事業者として、出版社と電子書店の取引を円滑化させ、出版業界全体の発展に寄与しています。今期は売上高、経常利益、純利益のいずれも増加しており、安定した収益基盤を築いていることが分かります。今後も電子書籍事業の拡大と新規事業への投資を両立させ、持続的な成長を目指していくと考えられます。株主還元面でも安定配当を行う姿勢が評価できます。

株式会社メディアドゥの決算日や配当についてまとめました。

株式会社メディアドゥの決算日は3月1日から2月末日までの1年間となっています。第1四半期の決算は2024年5月31日までの3ヶ月間となります。また、同社は2024年4月18日開催の取締役会において、2024年2月29日を基準日とする1株当たり22円00銭、総額332百万円の配当を決議しています。安定配当を行う方針であり、株主還元に積極的に取り組んでいる様子が窺えます。

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