株式会社情報企画の第38期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社情報企画の決算報告を見てみると、同社は順調な業績をおさめていることがうかがえます。システム事業の中でも「担保不動産評価管理システム」や「融資稟議支援システム」などが大手金融機関や地方銀行を中心に好調な受注を獲得しており、売上増加に寄与しています。また、不動産賃貸事業の収益も堅調に推移しています。利益面でも経常利益が449,579千円と前年同期並みを維持しており、安定した収益基盤が確立されていることが分かります。

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企業情報

企業名: 株式会社情報企画
証券コード: 37120
決算期: 2023年9月30日

株式会社情報企画の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社情報企画の決算期は9月30日で、決算報告書は2月9日に提出されています。毎年、12月に行われる定時株主総会で決算が報告されます。

主な事業

株式会社情報企画は、主にシステム事業を展開しています。具体的には、金融機関向けのソフトウェア開発やシステムメンテナンス、不動産賃貸事業などを手掛けています。金融業界に特化したソリューションを提供しており、主力製品である「担保不動産評価管理システム」や「融資稟議支援システム」は大手金融機関にも導入されるなど、同社の強みとなっています。

今期の業績と利益率は?

今期の売上高は973,850千円と前年同期に比べ微減となりましたが、営業利益は431,311千円、経常利益は449,579千円と高水準を維持しています。売上総利益率は69.5%と非常に高い水準を示しており、収益性の高い事業構造が特徴です。

売上・利益の推移

最近3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2023年9月期が3,528,383千円と前年同期比43.8%増と大幅な伸びを示しています。一方、経常利益については、2023年9月期が1,398,536千円と前年同期比45.4%増と好調な業績を維持しています。システム事業を中心としたストック型ビジネスモデルが奏功し、安定した収益基盤を築いていることが窺えます。

四半期連結貸借対照表について

直近の2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を確認すると、資産合計は6,576,382千円となっています。前連結会計年度末と比べると146,856千円の減少となりました。一方、負債合計は912,795千円と313,927千円減少しており、財務体質の強化が進んでいることが分かります。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,064,683千円と高水準を維持しており、手元流動性が確保されています。また、土地が1,665,888千円と大きな資産を保有しているのも特徴です。

負債の部

負債の部では、買掛金が39,799千円未払法人税等が129,152千円となっています。負債合計が大幅に減少しており、財務体質の健全化が進んでいることが伺えます。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が5,663,586千円となっており、自己資本比率が86.1%と非常に高い水準にあります。堅実な財務体質が維持されていることがわかります。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は6.8%、ROE(自己資本当期純利益率)は5.6%となっています。いずれも良好な水準を維持しており、経営資源の有効活用と株主価値の向上に努めていることが伺えます。特にROEについては、高水準の自己資本比率もあり、株主への還元も積極的に行っていると言えます。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローは安定した推移を示しています。営業活動によるキャッシュ・フローは409,049千円の増加となり、財務的な健全性が維持されています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは△19,545千円の減少となっています。この資金を活用して、今後の事業拡大や新規サービスの開発などに取り組むことが期待されます。

配当の支払額

株式会社情報企画は、株主への利益還元を重視しており、1株当たり50円の期末配当を実施しています。この水準は前期から5円増加しており、堅調な業績を背景に株主還元を高めていることが分かります。今後も安定配当の維持に加え、配当性向の向上にも期待が高まります。

今後の展望

株式会社情報企画は、金融機関向けのソフトウェア開発やメンテナンスを中心としたシステム事業を今後も強化していく方針です。特に、大手金融機関や地方銀行を中心とした顧客基盤を活かし、「担保不動産評価管理システム」や「融資稟議支援システム」などの既存製品の販売拡大に注力していきます。また、不動産賃貸事業においても、保有する賃貸物件の稼働率向上や新規物件の取得などを通じて、収益力の向上を図っていく予定です。引き続き安定収益の確保と事業基盤の強化に努めていくものと期待されます。

編集部のまとめ

株式会社情報企画は、金融機関向けのシステム事業を中心とした事業構造が奏功し、堅調な業績を維持しています。特に、「担保不動産評価管理システム」や「融資稟議支援システム」などの主力製品が好調な受注を獲得しており、システム事業の収益性が高いことが強みとなっています。また、不動産賃貸事業からも安定的な収益を得ており、全体としてバランスの取れた事業ポートフォリオを有しています。今後も新規顧客の開拓やサービスの拡充に取り組み、持続的な成長を目指すことが期待されます。

株式会社情報企画の決算日や配当についてまとめました。

株式会社情報企画の決算期は9月30日で、決算報告書は毎年2月に提出されています。また、同社は株主への利益還元を重視しており、1株当たり50円の期末配当を実施しています。今期は前期から5円増配となっており、堅調な業績を背景に株主還元を高めていることがわかります。

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