株式会社ジェクシードの第61期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ジェクシードの2023年1-3月期の決算報告書が公開されました。ITコンサルタントとデジタルサイネージの2つの事業を展開する当社は、売上高が168.6億円と前年同期比で大幅増加しました。4四半期連続の増収となっており、業績は順調に推移しているようです。また、純資産は110.4億円と健全な財務体質を維持しています。今後は既存事業の拡大に加え、新たな事業領域への進出など、更なる成長が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社ジェクシード
証券コード: 37190
決算期: 12月期

株式会社ジェクシードの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ジェクシードの決算期は12月期で、年1回の本決算四半期ごとの四半期決算を行っています。本決算は翌年5月中旬に公表され、四半期決算は四半期ごとに公表されます。

主な事業

株式会社ジェクシードは、ITコンサルティング事業とデジタルサイネージ事業の2つの事業セグメントを展開しています。ITコンサルティング事業では、ERP (基幹システム)の導入支援人事コンサルティングなどを行っています。また、デジタルサイネージ事業では、LED看板の設置や広告配信サービスを提供しており、新たな収益源として期待されています。

今期の業績と利益率は?

2023年1-3月期の業績は、売上高が168.6億円と前年同期比で15.6%増加しました。利益面では、営業損失が169万円となりましたが、経常損失は132万円と黒字化に近づいています。今後は、ITコンサルティング事業の継続的な受注増加とデジタルサイネージ事業の成長に期待が高まっています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移をみると、売上高は増加傾向にあります。一方で、利益面では2022年12月期までは減益傾向が続いていましたが、2023年1-3月期は経常損失が縮小するなど、収益性の改善が見られます。今後は、新規事業の伸長と既存事業の受注拡大により、さらなる業績向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ジェクシードの2023年3月末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は1,186.6億円負債合計は82.5億円純資産は1,104.1億円と、健全な財務体質を維持しています。特に、自己資本比率は92.4%と高水準を保っており、今後の事業展開に十分な資金力を有しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が876.0億円と全体の7割以上を占めています。うち現金及び預金が390.4億円と多額の手元流動性を確保しています。固定資産は310.6億円で、有形固定資産の建設仮勘定が272.4億円と大きな割合を占めています。

負債の部

負債の部では、流動負債が58.1億円、固定負債が24.4億円となっています。流動負債の主な内訳は買掛金15.3億円その他36.4億円です。総負債は82.5億円と低水準で、財務的な健全性が高いことがわかります。

純資産の部

純資産の部では、資本金が633.4億円資本剰余金が733.4億円となっています。利益剰余金は-264.2億円の累積損失となっていますが、自己資本比率は92.4%と極めて高い水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社ジェクシードのROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)の推移を見ると、2022年12月期にはマイナスだった両指標が、2023年1-3月期には改善傾向にあります。ROAは-0.04%、ROEは-0.04%と、まだ低い水準ですが、収益性の改善が進んでいることがわかります。今後は、新事業の立ち上げや既存事業の順調な拡大により、両指標の上昇が期待されます。

キャッシュフロー

2023年1-3月期のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは25.8億円のマイナスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュフローは25.4億円のマイナスとなっており、設備投資などに資金が充当されています。財務活動によるキャッシュフローは0.4億円のマイナスと、大きな変動はありません。今後はキャッシュ創出力の向上と設備投資の抑制により、財務体質のさらなる強化が期待されます。

配当の支払額

株式会社ジェクシードは、現時点では配当を実施していません。収益性の改善と内部留保の充実を優先しているものと考えられます。今後は、適切な時期に株主還元策の導入を検討していくことが期待されます。

今後の展望

株式会社ジェクシードは、ITコンサルティング事業の拡大とデジタルサイネージ事業の立ち上げに注力しています。ITコンサルティング事業では、ERP導入や人事コンサルティングの需要が増加しており、さらなる受注拡大が期待されます。また、デジタルサイネージ事業では、広告配信サービスの拡大や新規顧客開拓に取り組んでいます。両事業の伸長により、今後の業績向上と企業価値の向上が見込まれます。

編集部のまとめ

株式会社ジェクシードの2023年1-3月期の決算は、売上高が大幅に増加し、収益性の改善も見られる好決算となりました。特に、ITコンサルティング事業」の好調な受注と、新規事業の「デジタルサイネージ事業」の立ち上がりが業績を押し上げています。今後は、これらの事業の更なる成長に加え、M&Aや新規事業への進出などにも期待が高まっています。株主還元策の検討など、企業価値向上に向けた取り組みにも注目が集まります。

株式会社ジェクシードの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ジェクシードの決算期は12月期で、年1回の本決算と四半期ごとの四半期決算を行っています。本決算は翌年5月中旬に公表されます。配当については、現時点では実施していませんが、今後の収益性の改善と内部留保の充実を踏まえて、株主還元策の導入を検討していくものと期待されます。

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