株式会社フライトソリューションズの第37期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

インターネット
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社フライトソリューションズの直近の決算報告を見てみると、好調な業績を維持しているようですね。売上高が前年同期比22.6%増と順調に成長し、営業損失も改善されています。同社の主力事業であるSIソリューション事業や決済ソリューション事業が好調に推移したことが要因のようです。今後も成長の期待が持てそうですね。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社フライトソリューションズ
証券コード: 37530
決算期: 2023年3月31日

株式会社フライトソリューションズの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社フライトソリューションズの決算日は3月31日です。会社は4月1日から3月31日までの事業年度で決算を行っています。本決算の他に、第1四半期(4-6月)、第2四半期(7-9月)、第3四半期(10-12月)の四半期決算も行っています。

主な事業

株式会社フライトソリューションズは、システムインテグレーション(SI)ソリューション事業決済ソリューション事業ECソリューション事業の3つの事業を展開しています。主要な事業としては、既存顧客向けのシステム開発・保守や、自社開発の電子決済ソリューション「Incredist」、Android端末を活用したタッチ決済サービス「Tapion」などがあります。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,407百万円(前年同期比22.6%増)、営業損失は29百万円(前年同期は営業損失81百万円)、経常損失は30百万円(前年同期は経常損失97百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は42百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失99百万円)となっています。原価率の改善や販管費の抑制などにより、前年同期に比べ大幅な増益となりました。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高推移を見ると、2022年3月期3,009百万円、2023年3月期(見込み)3,056百万円と、順調に売上を伸ばしています。一方で、利益面では2022年3月期に経常利益56百万円を計上したものの、2023年3月期は経常損失見込みとなっています。しかし、今期第3四半期決算では大幅な赤字幅の縮小が見られ、今後の業績回復が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の財務状況を見ると、総資産1,577百万円で、前期末比78百万円の減少となっています。現金及び預金が減少傾向にある一方で、在庫の増加などにより商品が増加しています。また、負債は1,056百万円と前期末比31百万円の減少、純資産は521百万円と前期末比47百万円の減少となりました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が264百万円と前期末から523百万円減少しています。一方で、商品が325百万円と前期末より171百万円増加しており、在庫の積み増しが行われている様子がうかがえます。

負債の部

負債の部では、社債が466百万円と前期末より74百万円減少し、契約負債が60百万円と前期末より71百万円減少しています。他方で、短期借入金が113百万円と前期末より55百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純損失42百万円の計上により、利益剰余金が前期末比42百万円減少し、純資産合計が521百万円となりました。自己資本比率は33.1%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

今期第3四半期のROA(総資産経常利益率)は-1.9%ROE(自己資本利益率)は-8.2%となっています。前年同期と比べると大幅に改善されているものの、まだマイナスの水準にあります。これは、経常損失の計上による影響が大きいことが要因です。今後の業績回復に合わせて、これらの指標も改善していくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス53百万円となっています。これは主に、税金等調整前四半期純損失の計上や売上債権の増加などによるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス46百万円財務活動によるキャッシュ・フローがマイナス31百万円と、全体としてキャッシュ・ポジションが減少傾向にあります。今後の事業資金の確保が課題となっていると考えられます。

配当の支払額

株式会社フライトソリューションズは、過去3年間配当を実施しておりません。現時点では、業績回復に向けて内部留保の活用に注力しているものと考えられます。株主還元につきましては、今後の業績動向を見極めながら、検討していくことが期待されます。

今後の展望

株式会社フライトソリューションズは、主力事業である決済ソリューション事業の強化に注力しています。既存の電子決済ソリューション「Incredist」シリーズの販売拡大に加え、新たな端末決済サービス「Tapion」の開発にも力を入れています。これらの取り組みが功を奏し、今後の業績回復につながることが期待されます。また、組織面でも持株会社体制を解消し、事業会社としての機能を強化したことで、より迅速な意思決定が可能になると見られます。

編集部のまとめ

株式会社フライトソリューションズは、決算期が3月31日で、主に3つの事業分野(SI、決済、EC)に取り組む企業です。当期第3四半期の決算では、売上高が前年同期比22.6%増と大きく伸長しており、収益性も改善傾向にあります。一方で、営業損失や経常損失を計上するなど、なお黒字転換には至っていません。今後は、主力の決済ソリューション事業の拡大や組織体制の強化などに注力し、早期の業績回復と株主還元の実現が期待されます。

株式会社フライトソリューションズの決算日や配当についてまとめました。

株式会社フライトソリューションズの決算日は3月31日で、年間を通じて第1四半期(4-6月)、第2四半期(7-9月)、第3四半期(10-12月)の四半期決算も実施しています。また、同社は過去3年間配当を実施しておらず、内部留保の活用に注力しているものと考えられます。今後の業績回復次第で、配当の実施も検討されることが期待されます。

タイトルとURLをコピーしました