株式会社ブロードバンドタワーの最新決算が発表されました!
同社は、データセンターやクラウドサービス、メディア配信サービスなどを手掛ける情報サービス企業です。
今期の業績は前年同期比で減収ながらも営業利益が黒字化するなど、着実な成長を遂げています。
企業情報
企業名: 株式会社ブロードバンドタワー
証券コード: 37760
決算期: 12月
株式会社ブロードバンドタワーの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ブロードバンドタワーの決算日は12月31日です。
四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日に行われます。
主な事業
株式会社ブロードバンドタワーは、データセンター事業、クラウド事業、システムインテグレーション事業などを手掛ける情報サービス企業です。
特に、自社運営のデータセンターを核とした事業を展開しており、企業のITインフラ支援に注力しています。
また、ケーブルテレビ事業者向けのコンテンツプラットフォームサービスなどのメディアソリューション事業も行っています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は、前年同期比で売上高が減少したものの、営業利益は黒字化しました。
コンピュータプラットフォーム事業のデータセンターサービスの構造改革が奏功し、収益性が改善されたことが主な要因です。
また、クラウド・ソリューションの売上高も増加するなど、事業の多角化が進んでいます。
売上・利益の推移
最近の業績推移を見ると、売上高は2023年に前年比で減少したものの、2024年1-3月期には増益に転じています。
同社では、データセンター事業の収益性改善やクラウドサービスの拡大などにより、中長期的な業績拡大を目指しています。
四半期連結貸借対照表について
2024年3月末の貸借対照表を見ると、総資産は19,316百万円となっています。
一方、負債合計は7,478百万円で、自己資本比率は43.3%と高い水準を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が6,253百万円と高水準を保っています。
有形固定資産も4,865百万円と、データセンターなどの設備投資が着実に進んでいることがわかります。
負債の部
負債合計は7,478百万円で、うち長期借入金が2,250百万円となっています。
財務の健全性が高く、資金調達環境も良好です。
純資産の部
純資産合計は11,838百万円で、自己資本比率は43.3%と高水準を維持しています。
利益剰余金も順調に積み上がっており、財務基盤の強化が図られています。
ROAとROE
株式会社ブロードバンドタワーのROA(総資産利益率)は直近で0.6%、ROE(自己資本利益率)は1.0%となっています。
前期から徐々に改善傾向にあり、収益性の向上に取り組んでいることがわかります。
キャッシュフロー
同社のキャッシュフローは概ね良好な状況にあります。
営業活動によるキャッシュ・フローは黒字を維持しており、財務体質の強化につながっています。
一方で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローは赤字となっており、今後の事業拡大に向けた設備投資を行っていることがうかがえます。
配当の支払額
株式会社ブロードバンドタワーは、第25期(2023年12月期)の期末配当を1株当たり1円としています。
着実な業績拡大と財務基盤の強化を目指しつつ、株主還元にも注力していく方針です。
今後の展望
株式会社ブロードバンドタワーは、データセンター事業やクラウド事業の一層の拡大に加え、新たな事業領域への進出にも取り組んでいきます。
特に、再生可能エネルギー100%で運用されるデータセンターの事業化や、ハイパースケールデータセンター事業の立ち上げなど、将来の成長につながる施策を推進しています。
メディアソリューション事業でも、地方自治体向けサービスの拡充により収益基盤の強化を図る計画です。
編集部のまとめ
株式会社ブロードバンドタワーは、データセンター事業やクラウドサービスなどの強みを生かしながら、着実な業績拡大を続けています。
今後は、再生可能エネルギー100%データセンターの事業化や、ハイパースケールデータセンター事業の立ち上げなど、新たな成長分野にも挑戦していく方針です。
引き続き、同社の動向に注目していきましょう。
株式会社ブロードバンドタワーの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ブロードバンドタワーの決算日は12月31日で、四半期決算は3月、6月、9月、12月に行われます。
第25期(2023年12月期)の期末配当は1株当たり1円となっています。同社は財務基盤の強化と株主還元の両立を目指しています。