こんにちは!ジェイ・エスコムホールディングス株式会社(証券コード:37790)の決算報告書をご紹介します。2023年4月1日から2023年12月31日までの第3四半期決算では、売上高が1,238,399千円と前年同期比で18.1%増加しました。このように、同社は着実に成長を遂げています。今後の業績にも期待が高まります。
企業情報
企業名: ジェイ・エスコムホールディングス株式会社
証券コード: 37790
決算期: 3月31日
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社の決算日は3月31日です。そのため、第3四半期決算は2023年12月31日となります。年間の決算スケジュールは、第1四半期が6月30日、第2四半期が9月30日、第3四半期が12月31日、そして本決算が3月31日となります。
主な事業
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社は、通信販売事業、デジタルマーケティング事業、投資事業などを展開しています。通信販売事業では、顧客企業のニーズに合わせた収録やインフォマーシャルの制作受託を行っています。また、デジタルマーケティング事業では、日本市場での利益確保のため、積極的な新規顧客開拓やサービス拡大に取り組んでいます。さらに、投資事業では、ゲームIPを活用した商品開発・販売を強化するなど、成長を目指しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間においては、売上高が1,238,399千円と前年同期比で18.1%増加しました。一方で、営業損失は194,497千円、経常損失は177,006千円となりました。これは、デジタルマーケティング事業における先行投資などが影響したためです。今後は、収益性の改善に向けて取り組んでいく必要がありそうです。
売上・利益の推移
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社の過去3期の売上高と利益の推移を見ると、売上高は増加傾向にあります。前期の売上高は1,617,004千円でしたが、当第3四半期累計では1,238,399千円と、前年同期比で18.1%増加しています。一方で、利益面では経常損失が続いており、今期は177,006千円の経常損失となりました。今後は収益性の改善が課題といえるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社の2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は2,366,504千円となっています。このうち、流動資産が1,951,366千円、固定資産が415,137千円となっています。一方、負債合計は1,962,446千円で、純資産は404,057千円となっています。
資産の部
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社の資産の部では、現金及び預金が1,028,142千円、売掛金が852,953千円となっています。前期末と比べると、現金及び預金は292,680千円減少、売掛金は230,332千円減少しています。一方で、投資その他の資産のうち出資金が100,000千円増加しています。
負債の部
負債の部では、1年内返済予定の長期借入金が310,733千円と大幅に増加しています。一方で、未払金が211,421千円減少しています。また、固定負債が62,209千円となっており、前期末に比べ254,332千円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が140,377千円の赤字となっているのが特徴的です。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失239,233千円の計上によるものです。一方で、資本金が50,000千円、資本剰余金が376,840千円となっています。
ROAとROE
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社のROA(総資産経常利益率)は-7.5%、ROE(自己資本当期純利益率)は-59.2%となっています。これらの指標は前期に比べて低下しており、収益性の改善が課題といえます。今後は、デジタルマーケティング事業などの収益力向上に努めることが重要でしょう。
キャッシュフロー
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社の営業活動によるキャッシュ・フローは△292,142千円と、マイナスになっています。これは、税金等調整前四半期純損失が計上されたことなどが影響しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは△64,497千円、財務活動によるキャッシュ・フローは64,000千円となっています。今後は、営業活動によるキャッシュ・フローの改善が重要な課題といえるでしょう。
配当の支払額
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社は、当期の配当予想を未定としています。直近の決算では、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したため、現時点では配当の支払いは見送られるものと思われます。今後の業績次第では、配当の再開も期待できるかもしれません。
今後の展望
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社は、通信販売事業、デジタルマーケティング事業、投資事業を中心に展開していますが、デジタルマーケティング事業における先行投資の影響から、当期は経常損失を計上することとなりました。今後は、各事業の収益性改善に向けて取り組むことが重要です。特に、デジタルマーケティング事業では日本市場での黒字化を目指し、新規顧客の開拓や新サービスの開発などに注力していく方針です。また、投資事業では、ゲームIPを活用した新しい収益源の確保にも期待が高まっています。
編集部のまとめ
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社の2023年12月31日終了第3四半期の決算では、売上高は前年同期比で18.1%増加と好調でした。一方で、デジタルマーケティング事業の先行投資の影響により、経常損失を計上しています。今後は、各事業の収益力向上に向けた取り組みが重要になると考えられます。また、キャッシュ・フローの改善や配当の再開など、株主還元策の強化にも期待が高まっています。
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ジェイ・エスコムホールディングス株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日となります。当期は経常損失を計上したため、現時点では配当の支払いは見送られています。しかし、今後の業績次第では、配当の再開も期待できるかもしれません。同社の今後の動向にも注目が集まるでしょう。