ULSグループ株式会社の決算が公表されました!売上高は7,506百万円と前年同期比で21.1%の増加となり、過去最高を更新しました。コンサルタント数も509名と20.9%の増加と堅調に推移しています。今後も企業のデジタル化需要の高まりを背景に、さらなる成長が期待されます。
企業情報
企業名: ULSグループ株式会社
証券コード: E05521
決算期: 3月期
ULSグループ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ULSグループ株式会社の決算日は3月31日です。決算発表時期は同年6月頃になります。
主な事業
ULSグループ株式会社は、コンサルティング事業を主な事業としています。主にIT戦略コンサルティング、DXコンサルティング、システム開発・運用支援などの業務を行っています。 企業の課題解決に向けた提案や、デジタル化を支援することで、クライアントの競争力と生産性の向上に貢献しています。
今期の業績と利益率は?
今期の売上高は7,506百万円と前年同期比21.1%の増加となりました。一方で、営業利益は1,486百万円と前年同期比6.6%の減少となりました。これは主に、人的資本への投資が加速したことによるものです。利益率は営業利益率19.8%となっています。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高は8,515百万円、7,506百万円、6,197百万円と増加傾向にあります。一方、利益面では、経常利益は1,726百万円、1,488百万円、1,590百万円と、前年同期比6.4%の減少となりました。今後はさらなる受注拡大と効率化により、利益率の向上が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
ULSグループ株式会社の財政状態は健全に推移しています。
資産の部
総資産は9,914百万円と前期末比3.7%増加しました。現金及び預金は5,780百万円と良好な流動性を保っています。
負債の部
負債は1,380百万円と前期末比23.0%減少しました。主な減少要因は、前期末の未払法人税等の支払いや賞与の支払いです。
純資産の部
純資産は8,533百万円と前期末比9.8%増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益946百万円の計上により、自己資本比率も82.8%と高水準を維持しています。
ROAとROE
ULSグループ株式会社のROA(総資産利益率)は9.6%、ROE(自己資本利益率)は11.1%となっています。これらの指標は前年同期から若干低下しましたが、依然として高水準を維持しています。これは事業の成長と収益性の高さを示しており、今後も安定的な収益基盤の確保が期待されます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは1,014百万円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは74百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは237百万円の支出となりました。結果として、現金及び現金同等物の四半期末残高は5,779百万円と、財務体質の健全性が高いことがわかります。
配当の支払額
ULSグループ株式会社は、前期より1株当たり配当金を9円増配し、45円の配当を行いました。これは、業績の好調さや財務体質の健全性を反映したものです。株主還元への積極的な取り組みが評価されています。
今後の展望
ULSグループ株式会社は、企業のデジタル化需要の高まりを背景に、コンサルタント数の拡大や新規顧客の獲得に注力しています。今後も、既存顧客のニーズに応えるとともに、新規顧客の開拓にも積極的に取り組み、売上高と利益の拡大を目指していきます。株主還元の強化など、企業価値の向上にも注力していく方針です。
編集部のまとめ
ULSグループ株式会社の決算は、売上高が過去最高を更新し、コンサルタント数も大幅に増加するなど、堅調な業績を示しました。デジタル化需要の高まりを背景に、さらなる成長が期待されます。財務体質も健全で、株主還元の強化にも取り組んでおり、今後の企業価値向上が期待できそうです。
ULSグループ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ULSグループ株式会社の決算日は3月31日で、決算発表時期は6月頃となっています。配当金は1株当たり45円と前期より9円増配されました。業績の好調さと健全な財務体質を反映した配当水準となっています。