株式会社メディア工房の第27期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社メディア工房の2023年11月期第1四半期決算が発表されました。この企業は、占いサービスやエンタメサービスなどを展開する総合メディア企業です。これからご紹介する同社の決算状況をチェックしていきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社メディア工房
証券コード: E05622
決算期: 8月

株式会社メディア工房の決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算は年に1回、8月末日を基準日としています。四半期決算は第1四半期(9月~11月)、第2四半期(12月~2月)、第3四半期(3月~5月)、第4四半期(6月~8月)と四半期ごとに発表されています。

主な事業

株式会社メディア工房は、占い事業、エンタメ・マッチングサービス事業、その他事業の3つの事業セグメントを展開しています。占い事業では、自社Webサイトや携帯電話向けなどで占い鑑定や女性向け記事コンテンツを配信。エンタメ・マッチングサービス事業ではSNSを中心とした人々の交流・関係構築のサービスを提供しています。その他事業では、ECサイトの運営やヘルスケア領域への進出などを行っています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の連結売上高は524百万円と前年同期比3.5%増加しました。一方で営業利益は3百万円と前年同期比69.4%減少しました。利益面では広告宣伝費や人件費の増加により減益となりました。

売上・利益の推移

過去3期の業績を見ると、売上高は2,073百万円、2,474百万円、524百万円と順調に推移しています。しかし利益面では、経常利益が8百万円、1百万円と減少傾向にあります。広告宣伝費や人件費の増加が利益率を押し下げている要因と考えられます。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は2,474百万円と前期末に比べて237百万円減少しました。これは主に現金及び預金の減少341百万円や売掛金の減少27百万円によるものです。

資産の部

資産の部では流動資産が2,014百万円、固定資産が459百万円となっています。流動資産の中心は現金及び預金の1,686百万円です。

負債の部

負債の部は1,163百万円と前期末に比べて203百万円減少しました。内訳は流動負債が782百万円、固定負債が381百万円です。

純資産の部

純資産の部は1,310百万円と前期末に比べて34百万円減少しました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。

ROAとROE

ROAは前期末の0.3%から当期第1四半期は0.1%に低下しており、ROEも前期末の3.5%から当期第1四半期は△0.4%に悪化しています。これは主に利益が減少していることが要因と考えられます。今後の収益性の改善が課題といえます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるマイナスが30百万円、投資活動によるマイナスが5百万円、財務活動によるマイナスが305百万円となっており、全体としてマイナスのキャッシュ・フローとなっています。これは主に借入金の返済や配当金の支払いによるものです。

配当の支払額

当期の配当は、1株当たり3.0円の配当が行われています。前期の4.5円から減少しており、業績の減少を反映した配当水準となっています。

今後の展望

同社は、「占いの企業」から「働く女性を応援する企業」への変容を目指しています。占い事業の安定収益を活かしつつ、SNSや女性向けの医療・美容事業などのサービス拡大に取り組んでいきます。収益性の改善に加え、企業体質の強化にも注力していく方針です。

編集部のまとめ

株式会社メディア工房の決算では、売上は順調に増加しているものの、利益面では広告費や人件費の増加により減益となりました。今後は収益性の改善とともに、新規事業の育成にも注力していくことが課題となっています。財務面では、キャッシュ・フローの悪化や株主還元の減少など課題も見られます。中長期的な企業価値向上に向けて、事業の選択と集中、生産性向上などに取り組んでいくことが重要です。

株式会社メディア工房の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算は8月末日を基準日とする年1回の決算で、四半期決算も定期的に発表しています。配当は1株当たり3.0円と前期から減少しましたが、今後の事業展開次第では株主還元の拡大も期待できそうです。引き続き同社の動向に注目していきましょう。

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