株式会社メディア工房の第27期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社メディア工房の2023年2月期の第2四半期決算が発表されました。メディア工房は占い事業や人々の関係構築サービスなどを展開する企業で、このたびの決算内容が注目されています。

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企業情報

企業名: 株式会社メディア工房
証券コード: 38150
決算期: 2023年9月1日〜2024年8月31日

株式会社メディア工房の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社メディア工房の決算日は8月31日となっています。そして、第2四半期決算は2024年2月29日に行われました。このように四半期ごとに決算を行っており、株主や投資家の皆さまに迅速な業績報告を行っています。

主な事業

株式会社メディア工房は主に占い事業エンタメ・マッチングサービス事業、およびその他事業を行っています。占い事業では、自社Webサイトやさまざまなプラットフォームを通じて占い鑑定サービスを提供しています。また、エンタメ・マッチングサービス事業では、SNSを中心としたサービスで人々の交流や関係構築の機会を提供しています。その他事業では、EC事業やヘルスケア領域への進出など、新たな挑戦にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

今期の売上高は1,038百万円と、前年同期比1.0%増となりました。一方で、広告宣伝費や人件費、ソフトウェア償却費の増加などにより、営業損失は1百万円と前年同期から大幅に悪化しています。利益率としても、前年同期の営業利益30百万円から大幅減収となっています。収益力の向上が課題といえるでしょう。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高推移をみると、2022年8月期は2,073百万円と好調でしたが、2023年2月期は1,028百万円、今期第2四半期は1,038百万円と微増にとどまっています。一方、利益面では、2022年8月期の49百万円の経常利益から、2023年2月期は25百万円、今期第2四半期は3百万円と、大幅に減少しています。売上が伸び悩む中、収益性の改善が重要な課題といえます。

四半期連結貸借対照表について

メディア工房の2024年2月末時点の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は2,269百万円と前期末から442百万円減少しています。これは主に現金及び預金が535百万円減少したことによるものです。一方、負債合計は963百万円と403百万円減少しており、長期借入金の返済などで財務体質の改善が進んでいます。純資産合計は1,306百万円と、前期末から39百万円減少しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が1,784百万円で全体の78.6%を占めています。そのうち現金及び預金が1,491百万円と大きなウエイトを占めています。一方、無形固定資産は184百万円となっており、デジタル化への取り組みが進んでいることがうかがえます。

負債の部

負債の部では、流動負債が721百万円、固定負債が241百万円となっています。1年内返済予定の長期借入金が減少したことで、財務体質の改善が進んでいます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が947百万円となっており、自己資本比率は57.6%となっています。前期末から39百万円減少しているものの、健全な財務状況を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は、前期の1.8%から今期第2四半期は-0.16%と大幅に低下しています。また、ROE(自己資本利益率)も、前期の3.5%から今期第2四半期は-0.68%と悪化しています。これは主に経常損失の計上により、収益性が低下したことが要因です。今後の収益力の向上が課題といえるでしょう。

キャッシュフロー

キャッシュ・フローをみると、営業活動によるキャッシュ・フローは54百万円の収入となっていますが、投資活動によるキャッシュ・フローは178百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは412百万円の支出となっています。これにより、現金及び現金同等物の残高は前期末から535百万円減少し、1,491百万円となりました。今後の積極的な投資と、収益性の改善が課題です。

配当の支払額

今期第2四半期の配当金は1株当たり3.0円で、前年同期の4.5円から減少しています。配当性向は、前期の12.8%から今期第2四半期は-34.1%となっており、業績の悪化を反映しています。今後の配当政策については注目が集まるところでしょう。

今後の展望

メディア工房は「占いの企業」から「働く女性を応援する企業」への変容を目指しており、既存事業の収益維持・拡大と新規事業の育成に注力しています。特に占い事業エンタメ・マッチングサービス事業の強化に力を入れる一方、EC事業やヘルスケア領域への進出などにも取り組んでいます。今後、これらの新事業が業績に貢献することが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社メディア工房の2023年2月期第2四半期決算は、売上高は前年同期並みを確保したものの、利益面では大幅な減益となりました。広告宣伝費や人件費の増加が響いています。一方で、財務体質は改善傾向にあり、現金保有高も1,500百万円超と健全です。今後は、収益性の向上と新事業の育成が課題といえます。株主の皆さまにも配慮しつつ、中長期的な企業価値の向上が期待されます。

株式会社メディア工房の決算日や配当についてまとめました。

メディア工房の決算日は8月31日で、第2四半期決算は2024年2月29日に行われました。また、今期の配当は1株当たり3.0円となっており、前年同期から減少しています。今後の業績回復とともに、株主還元についても注目が集まるところです。

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