株式会社大和コンピューターの第48期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社大和コンピューターの2024年1月期第2四半期決算報告書が公開されました。売上高は1,643百万円と前年同期に比べ23.5%の増加、経常利益は345百万円と43.5%の増加となりました。業績が順調に推移していることが分かりますね。この記事では、同社の直近の決算状況やキャッシュフロー、今後の展望などを分かりやすく解説していきます。

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企業情報

企業名: 株式会社大和コンピューター
証券コード: E05635
決算期: 7月

株式会社大和コンピューターの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社大和コンピューターの決算日は7月31日です。そして決算発表は毎年10月頃に行われます。今回の第2四半期決算は2023年8月1日から2024年1月31日の期間に係るものとなります。

主な事業

株式会社大和コンピューターは、ソフトウェア開発事業とサービスインテグレーション事業を中心に展開しています。ソフトウェア開発では、基幹システムやウェブシステムの構築などに取り組み、サービスインテグレーションでは、ASPサービスなどのクラウドサービスの提供を行っています。また、連結子会社の浅小井農園を通じて、農業分野にも進出しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期の連結業績は、売上高が1,643百万円と前年同期比23.5%の増加、営業利益が329百万円と36.7%の増加となりました。これにより、営業利益率は20.1%と高い水準を維持しています。ソフトウェア開発関連事業やサービスインテグレーション事業が堅調に推移し、全体の収益性が向上しています。

売上・利益の推移

過去2年間の連結業績を見ると、売上高は3,005億円から1,643億円と増加傾向にあります。一方、営業利益は435百万円から329百万円と微減した形となっています。ただし、当第2四半期は大幅な増益を記録しており、今後も収益力の向上が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

直近の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は5,822百万円となっています。前期末と比較すると、63百万円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,465百万円と前期末から203百万円増加しています。一方で、のれんが62百万円、投資有価証券が70百万円それぞれ減少しています。

負債の部

負債の部では、負債合計が915百万円と前期末から59百万円減少しました。主な要因は、未払法人税等や賞与引当金が増加したものの、借入金やその他の流動負債が減少したことによるものです。

純資産の部

純資産の部では、純資産合計が4,906百万円となり、前期末から123百万円増加しています。これは主に、利益剰余金の増加と、その他有価証券評価差額金の増加によるものです。

ROAとROE

株式会社大和コンピューターのROAは5.97%、ROEは3.54%となっています。前年同期と比べROAは改善しているものの、ROEは若干低下しています。これは利益の伸びが若干鈍化していることが影響していると考えられます。今後は、収益性の更なる向上とともに、自己資本の効率的な運用が課題といえるでしょう。

キャッシュフロー

当第2四半期のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローが175百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが91百万円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローが73百万円の支出となっています。全体としては、現金及び現金同等物が203百万円増加し、3,265百万円となっています。手元の資金が潤沢で、経営の安定性が高いことがうかがえます。

配当の支払額

当社は株主還元にも積極的で、1株当たりの配当金は年18円を実施しています。第2四半期累計では1株当たり17円の配当を行っており、着実な配当政策を展開しています。今後も安定的な配当の維持が期待できるでしょう。

今後の展望

株式会社大和コンピューターは、DX支援やIoTなどの新分野への挑戦を強化しています。ソフトウェア開発やサービスインテグレーション事業は好調に推移しており、今後も収益の柱として期待されます。また、農業事業においても新たなソリューションの提供に努めることで、持続的な成長を目指す方針です。引き続き、顧客ニーズに合わせたサービスの提供と、経営の効率化に取り組んでいくことが重要と考えられます。

編集部のまとめ

株式会社大和コンピューターは、主力のソフトウェア開発とサービスインテグレーション事業が好調に推移し、当第2四半期の業績は大幅な増収増益となりました。特に営業利益率が20%超と高水準を維持しており、収益性の高い企業であることが分かりました。今後も新領域への取り組みを強化し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。株主還元面でも、安定配当を実施しており、株主にも配慮した経営が行われています。

株式会社大和コンピューターの決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は7月31日、配当は年18円と安定的に実施されています。業績も堅調に推移しており、好業績と高配当を両立できる企業だと評価できます。今後の成長性にも期待がかかっています。

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