株式会社ネクストジェンの第23期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、音声ソリューション企業の株式会社ネクストジェンが2024年3月期第3四半期の決算を発表しました。売上高が2,382,207千円と前年同期比33.9%の大幅増加となり、営業利益も71,546千円の黒字に回復するなど、好調な業績となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社ネクストジェン
証券コード: 38420
決算期: 2024年3月期

株式会社ネクストジェンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ネクストジェンは通常4月1日から始まる2024年3月期の第3四半期(2023年10月1日~12月31日)の決算を発表しました。決算日は2024年2月5日となります。

主な事業

株式会社ネクストジェンは主に音声を中心とするコミュニケーション技術に関するソリューション・サービスの提供を行っている企業です。通信事業者や一般企業向けにIP電話システムの開発・販売を行っているほか、最近ではAI技術を活用したオムニチャネルコミュニケーションサービスなど、DXに関連したサービスの提供にも注力しています。長年培ってきた音声通信の技術をベースに、多様化するコミュニケーションニーズに柔軟に対応できるソリューションを展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は売上高が2,382,207千円と前年同期比33.9%の大幅増加となりました。利益面でも経常利益が65,294千円、親会社株主に帰属する四半期純利益が51,941千円と黒字に転じるなど、好調な結果となりました。この背景には、通信事業者向けのソフトウェア販売の増加や、クラウドサービスの拡大、企業DX関連のシステム開発案件の増加などがあります。

売上・利益の推移

この決算では売上高が1,779,723千円から2,382,207千円に大幅に増加し、経常利益も183,333千円の損失から65,294千円の黒字に転換するなど、業績が大きく改善しています。前期は新型コロナウイルスの影響で苦戦していましたが、本決算では通信事業者向けや企業DX関連の需要が急増したことで、業績が好転しています。

四半期連結貸借対照表について

この決算では資産合計が3,122,562千円と前期末から増加し、負債合計は1,273,052千円となっています。自己資本比率は59.2%と健全な水準を維持しています。特に資産の部では、現金及び預金が増加し、受取手形・売掛金が減少するなど、財務体質の改善が進んでいます。

資産の部

資産の部では現金及び預金が1,410,565千円と前期末から大幅に増加しています。一方で、売掛金が515,615千円と減少しており、全体としては良好な流動性を確保できています。固定資産では、ソフトウエアが379,340千円となっており、DX関連の開発投資も積極的に進められています。

負債の部

負債の部では、買掛金が184,634千円、一年内返済予定の長期借入金が212,715千円となっています。また前受金が372,471千円と増加しており、ソリューション需要の高まりがうかがえます。

純資産の部

純資産の部は、1,849,510千円となっています。この決算では、資本準備金の減少と利益剰余金の増加によって、株主資本の構成に変化がありました。自己資本比率は59.2%と、財務の健全性は保たれています。

ROAとROE

この決算では、ROAが0.5%、ROEが3.0%となっています。前期は赤字だったため、今回の黒字転換により収益性が大幅に改善しました。今後は更なる事業拡大と収益力の向上により、ROA、ROEともに高水準になることが期待されます。

キャッシュフロー

この決算では、営業活動によるキャッシュ・フローが126,687千円の収入となっており、前期の赤字から黒字に転換したことが反映されています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは301,067千円の支出となっており、ソフトウェア開発等の設備投資を積極的に行っています。財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済により24,814千円の支出となっています。

配当の支払額

この決算では配当の支払いはありませんでした。前期は1株当たり3円の配当を行っていましたが、今期は設備投資等に優先的に資金を充当したため、配当は見送られています。今後は業績改善と収益力の回復に伴い、配当の復活が期待されます。

今後の展望

株式会社ネクストジェンは、通信事業者向けの音声ソリューションを中心に事業を展開してきましたが、最近ではDX関連サービスの提供にも力を入れています。AI技術を活用したオムニチャネルコミュニケーションサービスやクラウドサービス基盤の提供など、新たな収益の柱を作り出そうと取り組んでいます。今後は、これらの新規サービスの収益貢献が期待されるほか、通信事業者向けのソフトウェア販売も堅調に推移すると見られます。経営効率の向上とともに、更なる業績拡大が期待できる企業です。

編集部のまとめ

この決算では、株式会社ネクストジェンの業績が大幅に好転しました。売上高が前年同期比33.9%増加し、経常利益も黒字に回復するなど、企業体質の改善が進んでいます。DX関連サービスの拡大に加え、通信事業者向けのソフトウェア販売も好調を維持しており、今後の更なる業績向上が期待できる内容でした。

株式会社ネクストジェンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ネクストジェンの決算日は2024年2月5日で、第3四半期の決算を発表しました。この決算では配当の支払いはありませんでしたが、今後の業績改善に伴い、配当の復活も期待されます。同社は通信関連のソリューションに強みを持つ企業で、DX関連サービスの拡大にも注力しており、業績の持続的な成長が見込まれます。

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