デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の第23期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(DIT)の2023年12月期第2四半期決算報告書から、同社の直近の業績と今後の展望をご紹介します。DIT社は、ソフトウェア開発やシステム販売などのIT関連事業を手がける企業で、AI・IoTなど新技術への対応に力を入れています。

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企業情報

企業名: デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
証券コード: 39160
決算期: 6月

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の決算期は6月で、年2回の中間決算(12月期)と本決算(6月期)を行っています。直近の決算は2023年12月期第2四半期のものとなります。

主な事業

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社は、ソフトウェア開発事業とシステム販売事業の2つの主力事業を展開しています。ソフトウェア開発事業では、業務システム開発やIoT関連の組み込みシステム開発などに強みを発揮しています。また、自社開発のWebセキュリティソリューション「WebARGUS」や業務効率化ツール「xoBlos」など、独自の製品・サービスの拡大にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第2四半期の業績は、売上高が95.75億円(前年同期比5.6%増)、営業利益が11.99億円(同4.1%減)となりました。利益面では、人件費の増加不採算案件の収束費用などが影響しましたが、全体としては堅調な推移となっています。

売上・利益の推移

2023年12月期第2四半期の売上高は過去最高を記録するなど、同社の売上は順調に推移しています。一方で利益面では、不採算案件の収束や人件費の増加などの影響により減益となっています。今後は、自社製品の拡大などで収益性の改善が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は87.38億円で前期末比5.8%増加しています。現金・預金が43.38億円と手元流動性が高く、また受取債権も増加するなど財務基盤は健全化しています。一方、負債合計は23.32億円で前期末比7.5%増加しています。

資産の部

資産の部では、現金・預金が43.38億円と手元資金が手厚い状況です。また、売掛金及び契約資産が31.79億円と増加しており、受注も順調に推移していることがうかがえます。

負債の部

負債の部では、支払債務である買掛金が6.30億円と増加しているほか、賞与引当金が4.52億円と人件費関連の増加がみられます。一方で、受注損失引当金が0.27億円と大幅に減少しており、不採算案件の収束が進んでいることがわかります。

純資産の部

純資産は64.06億円と前期末比6.7%増加しています。利益剰余金が62.54億円と着実に積み上がっており、財務体質の強化が進んでいます。また、自己資本比率は73.3%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年同期の14.0%から12.2%に若干低下しましたが、高水準を維持しています。一方でROEは前年同期の15.2%から13.1%に低下しています。これは、自己資本が増加したことで自己資本利益率が低下したためです。ただし、依然として高い水準を維持しており、株主還元の余力も十分にあると言えます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは6.67億円の収入超過となりました。投資活動では0.54億円の支出超過、財務活動では4.22億円の支出超過となっています。全体としては、現金及び現金同等物は43.28億円と前期末から1.86億円増加しており、安定した財務体質を維持しています。

配当の支払額

2023年12月期の中間配当は1株当たり23円の支払いを予定しており、年間配当では1株当たり41円の配当を見込んでいます。同社の配当性向は40%前後で、適切な水準の株主還元が行われていると評価できます。

今後の展望

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社は、2030年に売上高500億円、営業利益50億円を目指す中期経営計画を掲げています。AI、IoT、クラウドなどの最新技術への対応力を高め、自社製品の拡大や事業ポートフォリオの最適化などにより、今後の成長を目指しています。中長期的に高成長が期待できる企業と言えるでしょう。

編集部のまとめ

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社は、ソフトウェア開発やシステム販売などのIT事業で着実な業績を上げています。最新技術への対応力を高めるとともに、自社製品の拡大にも注力しており、中長期的な成長が期待できる企業です。安定した財務基盤や株主還元の水準も高く、安心して投資できる企業と言えるでしょう。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の決算日や配当についてまとめました。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の決算期は6月で、年2回の中間決算(12月期)と本決算(6月期)を行っています。直近の2023年12月期第2四半期の業績は堅調で、売上高が過去最高を記録しました。また、1株当たり年間配当は41円を見込んでおり、株主還元の水準も高い企業と言えます。

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