アイビーシー株式会社の第22期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

インターネット
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

今期のアイビーシー株式会社の決算報告をご紹介します。アイビーシー株式会社は、ITコンサルティングやシステム監視ツールの提供を行う企業で、業績は堅調に推移しています。非常に興味深い業績内容なので、ポイントをわかりやすく解説していきましょう。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: アイビーシー株式会社
証券コード: 39200
決算期: 2023年9月

アイビーシー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

アイビーシー株式会社の決算は年1回の9月決算となっています。また、四半期決算として第1四半期(10月-12月)、第2四半期(1月-3月)、第3四半期(4月-6月)、第4四半期(7月-9月)の決算を公表しています。

主な事業

アイビーシー株式会社は、ITコンサルティングサービス自社開発のシステム監視ツールの提供を主な事業としています。コンサルティングでは、企業のIT戦略立案からシステム導入、運用支援まで幅広くサポートしています。また、自社開発の「System Answer」シリーズは、ITシステムの性能監視や資産管理に活用できるツールで、多くの企業に導入されています。

今期の業績と利益率は?

直近の第1四半期決算(2023年10月-12月)では、売上高は393,201千円と前年同期比で4.7%増加しました。一方、営業利益は17,376千円の損失となりました。これは、人件費や広告宣伝費などの販売費及び一般管理費が増加したことが主な要因です。利益率は低下したものの、売上は好調に推移しています。

売上・利益の推移

直近の過去3年間の業績を見ると、売上高は微増傾向にあります。一方、営業利益は2023年9月期に234,145千円と大幅に増加しました。利益率も12.3%と高い水準を維持しています。今後も、ITコンサルティングやシステム監視ツールの需要拡大により、売上と利益の安定的な成長が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

アイビーシー株式会社の最新の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が2,977,862千円、負債合計が1,207,775千円、純資産合計が1,770,087千円となっています。資産の大部分は現金及び預金が占めており、財務体質は安定しているといえます。

資産の部

資産の主な内訳は、現金及び預金1,603,033千円売掛金318,246千円投資有価証券482,162千円などとなっています。流動性の高い資産が大部分を占めており、財務的な安定性が高い水準にあります。

負債の部

負債の主な内訳は、買掛金83,380千円短期借入金800,000千円1年内返済予定の長期借入金106,246千円などとなっています。有利子負債が多いものの、資産に対する負債の水準は適正な範囲にあります。

純資産の部

純資産の主な内訳は、資本金443,230千円利益剰余金1,088,231千円となっています。自己資本比率は59.4%と高い水準を維持しており、財務的な健全性が高いことがわかります。

ROAとROE

アイビーシー株式会社のROA(総資産利益率)は、直近の2023年9月期において7.1%となっています。これは、営業利益率が高く、資産効率が良好であることを示しています。また、ROE(自己資本利益率)12.6%となっており、株主資本を効率的に活用できていることがわかります。これらの高い収益性は、同社の強みであるコンサルティングサービスやシステム監視ツールの高い競争力によるものです。

キャッシュフロー

アイビーシー株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが黒字を維持し、投資活動によるキャッシュ・フローも概ね均衡が取れています。また、財務活動によるキャッシュ・フローは借入金の返済などにより減少傾向にあります。総じて、キャッシュ・ポジションは健全で、事業運営に必要な資金を確保できている状況です。

配当の支払額

アイビーシー株式会社は、2023年12月19日の定時株主総会において、1株当たり6円の期末配当の支払いを決議しました。この配当は、前期の4円から増配となっており、業績拡大に伴う株主還元の強化が評価できます。今後も、安定配当の継続が期待されます。

今後の展望

アイビーシー株式会社は、DX(デジタルトランスフォーメーション)やセキュリティ対策需要の高まりを背景に、引き続きITコンサルティングとシステム監視ツールの需要が増加していくと期待されています。特に、自治体やインフラ産業向けのITシステム管理支援サービスが注目されています。また、自社ツールの機能強化や新サービスの投入など、積極的な事業展開で更なる業績拡大が期待できます。

編集部のまとめ

アイビーシー株式会社は、ITコンサルティングやシステム監視ツールの提供を通じて、企業のDXやセキュリティ強化をサポートする優良企業です。直近の決算では、売上は好調に推移しており、財務体質健全で、ROAやROEなどの収益性指標も高水準を維持しています。今後も、ITトレンドに合わせた新サービスの開発や、既存事業の拡大などにより、安定成長が期待できる企業だといえます。

アイビーシー株式会社の決算日や配当についてまとめました。

アイビーシー株式会社の決算日は9月期で、年に4回の四半期決算を行っています。また、直近の2023年12月の定時株主総会で、1株当たり6円の期末配当を決議しました。これは前期の4円から増配となっており、業績拡大に合わせて株主還元を強化しています。今後も、安定的な配当が期待できます。

タイトルとURLをコピーしました