株式会社ダブルスタンダードの直近の四半期決算が発表されました。売上高5,019百万円と前年同期比0.3%の微増、営業利益1,439百万円と3.1%の減益となっています。一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益1,065百万円と前年同期より9.9%の減少となりました。
企業情報
企業名: 株式会社ダブルスタンダード
証券コード: 39250
決算期: 3月31日
株式会社ダブルスタンダードの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ダブルスタンダードの決算日は3月31日です。四半期決算は、第1四半期が6月30日、第2四半期が9月30日、第3四半期が12月31日、本決算が3月31日と年4回行っています。
主な事業
株式会社ダブルスタンダードは、WEBマーケティング事業を主力としています。様々なWebサイト構築やウェブ広告運用、SNSマーケティングなどのサービスを提供しています。近年では、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援やデータ分析などの需要も高まっています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の業績は、売上高5,019百万円と前年同期比0.3%の微増となりました。一方で、営業利益1,439百万円と3.1%の減益となっています。利益面では上期に先行発生した費用の影響などにより若干の減益となりましたが、概ね計画通りに推移しているようです。
売上・利益の推移
直近の期では、売上高は6,911百万円、経常利益は2,111百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,625百万円と好調な業績を残してきました。今期も概ね前年並みの売上高や利益水準を維持できる見込みです。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は5,623百万円となっています。流動資産は4,661百万円、固定資産は961百万円となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が3,760百万円と大きな割合を占めています。前期末より400百万円減少していますが、依然として手元流動性は高い水準にあります。また、土地が250百万円増加するなど、固定資産の積み上げも進んでいます。
負債の部
負債の部では、流動負債が615百万円と大幅に減少しています。主な要因は、未払法人税等が219百万円、未払金が69百万円減少したことです。一方で、固定負債は37百万円と小さな規模です。
純資産の部
純資産の部では、4,970百万円と高水準を維持しています。自己資本比率は86.5%と、財務体質が非常に健全であることがわかります。
ROAとROE
ダブルスタンダードのROAは直近で29.3%、ROEは34.8%となっています。高い収益性と資本効率性を示しており、投資家の期待に応えられる企業と評価できます。今後も高い収益力を維持しつつ、戦略的な投資を続けていくことが重要です。
キャッシュフロー
営業キャッシュフローは1,312百万円の収入となっています。設備投資などの投資キャッシュフローは△269百万円の支出となっています。また、配当金の支払いなどの財務キャッシュフローは△683百万円の支出となりました。全体としてキャッシュ残高は着実に積み上がっている状況です。
配当の支払額
ダブルスタンダードは、株主還元として積極的な配当を行っています。当期は1株当たり50円の配当を実施しており、総額678百万円の配当を支払っています。今後も業績に応じた適切な配当政策を継続していくものと期待されます。
今後の展望
ダブルスタンダードは、企業のデジタル化支援やデータ分析サービスの需要が高まる中、DXに関連したサービスの提供を強化していきます。また、自社のサービスラインナップの拡充や新規事業展開にも取り組み、持続的な成長を目指していくとしています。今後の業績に期待が寄せられています。
編集部のまとめ
株式会社ダブルスタンダードの直近の四半期決算は、売上高は前年同期比微増となったものの、利益面では若干の減益となりました。一方で、財務体質は健全で、ROAやROEも高水準を維持しています。DXなどの成長分野での事業強化に期待がかかっており、今後の業績推移に注目が集まるでしょう。
株式会社ダブルスタンダードの決算日や配当についてまとめました。
ダブルスタンダードの決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を実施しています。また、株主還元として1株当たり50円の配当を実施しており、安定した配当政策を維持しています。今後もこうした着実な財務運営と戦略的な事業展開が期待されます。