株式会社はてなの第24期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社はてなの直近の決算内容について、分かりやすく解説していこうと思います。2024年7月31日で決算期を迎えた同社は、直近の決算で売上高2,378,324千円経常損失13,031千円と、減収減益となりました。主力サービスの「はてなブログ」が苦戦した一方で、受託サービスなど新規事業の伸長が期待されています。今後の業績拡大に注目が集まります。

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企業情報

企業名: 株式会社はてな
証券コード: E32141
決算期: 7月31日

株式会社はてなの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社はてなは7月31日を決算期としている企業です。同社は毎年8月に第1四半期、11月に第2四半期、2月に第3四半期、6月に本決算を発表しています。

主な事業

株式会社はてなは、ユーザー参加型のコンテンツプラットフォームサービスを展開しています。代表的なサービスに「はてなブログ」「はてなブックマーク」などがあります。また、このノウハウを活かして法人向けのコンテンツマーケティングサービスやテクノロジーソリューションサービスも提供しています。今後は受託サービスの強化やマンガビューワーの展開など、新しい収益の柱を構築していく方針です。

今期の業績と利益率は?

今期(2023年8月1日~2024年4月30日)の連結業績は、売上高2,378,324千円、経常損失13,031千円と減収減益となりました。営業利益率は-1.6%と低調でした。主力サービスの「はてなブログ」の課金収入が伸び悩んだことや、新規事業の先行投資が響いたためです。しかし、第4四半期以降は大型受託案件の寄与で業績が改善すると見込んでいます。

売上・利益の推移

株式会社はてなの売上高は、直近3年間で3,150,290千円(2022年7月期)→3,107,427千円(2023年7月期予想)→2,378,324千円(2024年7月期第3四半期累計)と推移しています。利益面では、経常利益が182,042千円(2022年7月期)→140,567千円(2023年7月期予想)→-13,031千円(2024年7月期第3四半期累計)と減少傾向にあります。新規事業への先行投資が業績を下押ししていますが、今後の成長に期待がかかっています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社はてなの2024年4月30日時点の総資産は2,994,304千円で、前事業年度末から113,115千円増加しています。主な増加要因は現金及び預金の209,981千円の増加です。一方、負債は506,354千円と前事業年度末から113,765千円増加しており、短期借入金の250,000千円増加が主な要因です。純資産は2,487,950千円と前事業年度末から650千円減少しています。

資産の部

株式会社はてなの資産の部では、現金及び預金1,692,221千円売掛金及び契約資産347,914千円が主な内訳となっています。前事業年度末と比べて、現金及び預金が209,981千円増加しましたが、売掛金及び契約資産は202,617千円減少しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金250,000千円未払金32,632千円契約負債98,333千円などが主な内訳となっています。前事業年度末と比べて、短期借入金が250,000千円増加しました。

純資産の部

純資産の部では、資本金249,094千円利益剰余金2,133,517千円となっています。前事業年度末から利益剰余金が9,967千円減少しました。

ROAとROE

株式会社はてなの自己資本比率は83.1%と高水準を維持しています。一方で、ROA(総資本経常利益率)は-0.4%ROE(自己資本当期純利益率)は-0.4%と低下傾向にあります。これは主に先行投資を積極的に行っているため、一時的な収益性の悪化が見られるものの、今後の業績拡大に向けた布石と位置づけられています。

キャッシュフロー

2024年7月期第3四半期累計のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローは45,324千円の収入投資活動によるキャッシュ・フローは68,264千円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは250,602千円の収入となっています。現金及び現金同等物の残高は前事業年度末比238,843千円増の1,629,453千円となり、手元資金が増加しています。

配当の支払額

株式会社はてなは、現時点では配当の予定はありません。今後の業績動向を見極めつつ、株主への利益還元について検討していきたいと述べています。成長投資と株主還元のバランスを取りながら、企業価値の向上に努めていくことが期待されます。

今後の展望

株式会社はてなは、中長期的には「コンテンツプラットフォームサービス」「コンテンツマーケティングサービス」「テクノロジーソリューションサービス」の3つの事業領域で成長を目指しています。特に、マンガビューワーサービス「GigaViewer」の展開が注目されます。2024年3月には大手サービスに搭載を開始するなど、新しい収益源としての期待が高まっています。今後の事業展開と業績動向に注目が集まっています。

編集部のまとめ

株式会社はてなは、主力サービスの「はてなブログ」が苦戦する中、新規事業への先行投資を強化しています。2024年7月期第3四半期は減収減益となりましたが、第4四半期以降は大型受託案件の寄与でさらなる業績拡大が期待されます。今後の展開に注目が集まっている企業です。

株式会社はてなの決算日や配当についてまとめました。

株式会社はてなは7月31日を決算期としており、年4回(8月、11月、2月、6月)の決算発表を行っています。一方で現時点では配当の予定はありません。今後の業績次第で株主還元についても検討していく方針です。

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