株式会社カナミックネットワークの第24期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

インターネット
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社カナミックネットワークの最新決算報告をお届けします。医療・介護分野で革新的なサービスを提供する同社は、昨期に引き続き順調な業績を維持しています。ストック収益が着実に増加し、フィットネス事業などの新事業も好調に推移し、増収と増益を実現しました。今後も地域医療・介護の連携を深化させ、健康寿命延伸に寄与していく同社に注目です。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社カナミックネットワーク
証券コード: E32603
決算期: 9月

株式会社カナミックネットワークの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社カナミックネットワークは年に1回、9月末を決算期としています。四半期ごとに四半期報告書を公開しており、第2四半期(10月~3月)の決算は毎年5月に発表されます。

主な事業

株式会社カナミックネットワークは、医療・介護分野のクラウドサービスを中心に事業を展開しています。「カナミッククラウドサービス」を通じて、医療・介護事業者の業務支援から地域包括ケアのシステム化まで、幅広いサービスを提供しています。また、健康寿命延伸にも注力しており、フィットネスジムの運営などを手がけています。さらに、Webサービスの企画・開発にも強みを持つ同社は、医療・介護DXの推進にも積極的に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

株式会社カナミックネットワークは、当第2四半期累計期間の売上高が2,446百万円と前年同期比40.8%の大幅増収を達成しました。営業利益は668百万円(同19.6%増)、経常利益は675百万円(同19.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は458百万円(同12.9%増)と、増収増益を実現しています。売上総利益率は61.0%と高水準を維持しており、プロフィット面でも健全な成長を遂げています。

売上・利益の推移

株式会社カナミックネットワークは、直近5年間で売上高が2倍以上に拡大しています。2021年9月期には1,737百万円の売上高を計上し、足元の2024年3月期第2四半期累計では2,446百万円まで成長しました。利益面でも、経常利益は2021年9月期の565百万円から2024年3月期第2四半期累計の675百万円と大幅に増加しています。同社の医療・介護向けクラウドサービスが順調に伸び、新規事業の健康寿命延伸サービスも好調に推移していることが業績拡大の要因となっています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社カナミックネットワークの直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が5,606百万円となっています。流動資産は3,140百万円で、現金・預金が2,685百万円を占めています。固定資産は2,465百万円で、ソフトウエアや建物などの有形固定資産が大部分を占めています。

資産の部

資産の部は5,606百万円と前期末から46百万円減少しました。流動資産は現金・預金の減少などにより93百万円減少しましたが、固定資産は39百万円増加しています。ソフトウエアや建物設備への投資が増加した一方で、のれんの償却などが進んでいます。

負債の部

負債の部は2,232百万円と前期末から245百万円減少しました。借入金や契約負債が減少したことが主因です。経営の健全性が高まっていると評価できます。

純資産の部

純資産の部は3,374百万円と前期末から199百万円増加しました。利益剰余金が増加したことが主な要因です。自己資本比率は60.2%と高水準を維持しており、財務基盤は強固と言えます。

ROAとROE

株式会社カナミックネットワークのROA(総資産利益率)は、2021年9月期の10.0%から2024年3月期第2四半期累計では12.0%に改善しています。また、ROE(自己資本利益率)は、2021年9月期の18.0%から2024年3月期第2四半期累計では13.6%となっています。収益性と資本効率性が高い水準にあり、投資効率の高い企業だと評価できます。今後も着実な事業拡大が期待されます。

キャッシュフロー

株式会社カナミックネットワークのキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローが438百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュフローは194百万円の支出、財務活動によるキャッシュフローは433百万円の支出となっています。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は2,685百万円となっており、安定した財務体質を維持しています。

配当の支払額

株式会社カナミックネットワークは、株主還元を重視しており、2023年12月に1株当たり5.50円の期末配当を実施しました。この結果、年間配当は10.50円となっています。また、配当性向は57.2%と、株主への還元にも積極的であることがわかります。今後も安定的な配当を維持していくと期待されます。

今後の展望

株式会社カナミックネットワークは、中長期的な成長戦略として、医療・介護分野のDXを推進し、地域包括ケアシステムの構築に貢献していくことを目指しています。また、健康寿命延伸事業の展開も加速させ、多世代にわたる総合的なヘルスケアサービスの提供を目指しています。さらに、Webサービスの企画・開発を得意とする子会社の活用により、顧客ニーズに合わせたきめ細かいソリューション提供が期待されます。今後も同社の成長への期待は高まっています。

編集部のまとめ

株式会社カナミックネットワークは、医療・介護分野の課題解決に貢献する革新的なソリューション企業として高い評価を得ています。堅調な業績と健全な財務基盤を背景に、今後も着実な事業拡大が期待されます。特に、急速な高齢化社会の到来を見据え、地域包括ケアシステムの構築や健康寿命の延伸に向けた取り組みが注目されます。今後の同社の成長にも大きな期待が寄せられています。

株式会社カナミックネットワークの決算日や配当についてまとめました。

株式会社カナミックネットワークは、年に1回、9月末を決算期としており、第2四半期(10月~3月)の決算は毎年5月に発表されています。また、同社は1株当たり年間10.50円の配当を実施し、株主還元にも積極的に取り組んでいます。今後も安定的な業績と配当の継続が期待されます。

タイトルとURLをコピーしました