ダイナパック株式会社の第63期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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ダイナパック株式会社の決算報告が発表されました!2024年3月期第1四半期の業績は概ね好調だったようです。包装材関連事業では価格改定の効果が継続し増収増益を実現しました。また、海外事業も好調で、生産性の改善が進んだため収益面でも増益となりました。

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企業情報

企業名: ダイナパック株式会社
証券コード: 39470
決算期: 2024年12月期

ダイナパック株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ダイナパック株式会社の決算期は12月期で、毎年5月14日に第1四半期決算報告書を発表しています。今回は2024年3月31日を期末とする第1四半期の決算報告書が公表されました。

主な事業

ダイナパック株式会社は、包装材関連事業不動産賃貸事業を展開しています。包装材関連事業では、段ボール、印刷紙器、軟包装材などの製造・販売を行っています。また、不動産賃貸事業では、自社保有の賃貸用不動産の管理・運営を行っています。同社は国内外で幅広い事業展開をしており、企業のニーズに合わせた高品質な製品やサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

2024年3月期第1四半期の連結売上高は135億44百万円と前年同期比102.6%と増収となりました。一方、連結営業利益は1億39百万円と前年同期の営業損失から改善しています。また、連結経常利益は5億25百万円と大幅な増益となりました。包装材関連事業の価格改定効果や海外事業の収益改善などが寄与しています。

売上・利益の推移

ダイナパック株式会社は、過去1年間の業績が順調に推移しています。連結売上高は前年同期比102.6%と増収基調にあり、連結営業利益も前年同期の営業損失から改善しています。特に、連結経常利益は前年同期比449.3%と大幅な増益となりました。同社は国内外の需要を取り込み、収益力の向上にも成功しているようです。

四半期連結貸借対照表について

ダイナパック株式会社の2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が781億60百万円と前期末比51億33百万円増加しています。これは主に、投資有価証券の時価上昇や、新たに連結子会社となったベトナムの企業ののれんの計上によるものです。

資産の部

現金及び預金は41億35百万円、受取手形及び売掛金が169億26百万円となっています。また、投資有価証券が244億9百万円と大きな割合を占めています。有形固定資産は246億13百万円で、機械装置や土地などが主な内訳です。

負債の部

負債合計は332億19百万円で、うち支払手形及び買掛金が122億94百万円、電子記録債務が41億95百万円となっています。また、短期借入金が23億29百万円と前期末から大きく増加しています。

純資産の部

純資産合計は449億40百万円と前期末比20億30百万円増加しています。これは主に、その他有価証券評価差額金の増加によるものです。自己資本比率は57.3%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ダイナパック株式会社のROA(総資産利益率)は0.7%ROE(自己資本利益率)は2.1%となっています。ROAは前年同期から0.4ポイント上昇し、ROEも前年同期から0.6ポイント上昇しています。これは、経常利益の伸びが顕著だったことが要因です。今後も収益力の向上とバランスシートの効率化に取り組んでいくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については記載がありませんでした。ただし、現金及び預金が41億35百万円と手元流動性は確保されているようです。今後の設備投資やM&A、配当などの資金需要にも対応できる水準にあると考えられます。

配当の支払額

ダイナパック株式会社は、2024年3月11日に1株当たり60円の期末配当を実施しています。前期の年間配当金60円と同水準となっており、株主還元を着実に行っています。今後も業績動向に応じた適切な配当政策を継続していくことが期待されます。

今後の展望

ダイナパック株式会社は、国内外における包装材需要の取り込みと収益力の向上に注力していく方針です。特に、ベトナムにおける軟包装事業の強化や、国内段ボール事業の価格改定効果の持続などが重要な施策となっています。また、M&Aを活用した事業拡大にも意欲的で、今後の業績拡大が期待できそうです。

編集部のまとめ

ダイナパック株式会社の2024年3月期第1四半期の決算は、包装材関連事業での価格改定効果や海外事業の好調を背景に、増収増益を達成しました。特に連結経常利益の大幅な増加が注目されます。また、投資有価証券の時価上昇による純資産の積み増しなども財務体質の強化につながっています。今後も需要取り込みと収益力の向上に取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

ダイナパック株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ダイナパック株式会社の決算期は12月期で、毎年5月14日に第1四半期決算報告書を発表しています。今回の2024年3月期第1四半期の決算では、連結売上高135億44百万円、連結経常利益5億25百万円と好業績となりました。また、1株当たり60円の期末配当も実施しています。今後も包装材関連事業の拡大と収益力の向上に期待が高まっています。

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