光ビジネスフォーム株式会社の第57期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

印刷・事務機器関連
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

光ビジネスフォーム株式会社の決算が発表されました。同社は印刷関連事業を中心に事業を展開する企業で、今期は売上高が前年同期比29.1%減の1,982百万円となりました。利益面では、経常利益が82百万円と86.8%減となっています。厳しい経営環境の中、同社はWEBBPOなどの新たな分野への取り組みを強化し、収益力の向上に努めている模様です。

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企業情報

企業名: 光ビジネスフォーム株式会社
証券コード: 39480
決算期: 12月

光ビジネスフォーム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

光ビジネスフォーム株式会社の決算日は12月31日で、四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日に行われます。年次決算は3月下旬の定時株主総会で承認され、配当も同時に決定されます。

主な事業

光ビジネスフォーム株式会社は印刷関連事業を中心に展開しています。具体的には、企業のフォーム印刷や各種ラベル、伝票類の製造・販売を行っているほか、DPP(データ・プリント・プロセシング)サービスやWEBBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)などの事業にも注力しています。顧客企業のニーズに合わせたサービスを提供しており、幅広い顧客基盤を持っています。

今期の業績と利益率は?

当期の業績は、売上高が1,982百万円と前年同期比で29.1%減となりました。利益面では、経常利益が82百万円86.8%減となっています。ペーパーレス化の進展による需要減少の影響を受けている中、同社はWEBやBPOなどの新分野での収益確保に努めています。利益率は低下傾向にあるものの、引き続き安定した経営基盤を維持しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は、過去3年間では9,876百万円から1,982百万円へと減少傾向にあります。一方で、経常利益は1,308百万円から82百万円と大幅に減少しています。印刷需要の減少に加え、原材料や人件費の上昇などが業績悪化の要因となっています。同社はデジタル化への対応に注力し、収益構造の改善に取り組んでいます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は前期末比103百万円増加11,479百万円となっています。一方、負債合計も前期末比86百万円増加2,035百万円となっています。純資産9,443百万円で、自己資本比率は82.3%と高水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が前期末比81百万円減少5,351百万円固定資産184百万円増加6,127百万円となっています。流動資産の減少は主に現金及び預金の減少が影響しています。一方、固定資産の増加は主に投資有価証券の増加によるものです。

負債の部

負債の部では、流動負債が前期末比54百万円増加1,521百万円固定負債31百万円増加513百万円となっています。流動負債の増加は主に未払法人税等の増加によるものです。

純資産の部

純資産の部では、前期末比16百万円増加9,443百万円となっています。利益剰余金が 140百万円減少した一方で、その他有価証券評価差額金が153百万円増加したのが主な要因です。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は前年同期の5.5%から0.7%に大幅に低下しています。また、ROE(自己資本利益率)も前年同期の7.8%から0.6%と大幅に低下しています。これは、経常利益の大幅な減少による影響が大きいと考えられます。今後は、収益性の向上とROの改善に向けた取り組みが課題となっています。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローの状況については開示されていませんが、前期の状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは893百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは156百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは287百万円のマイナスとなっています。営業活動の収支が黒字を維持しており、安定したキャッシュ・フロー基盤を有しています。

配当の支払額

同社は、2024年3月28日開催の定時株主総会で、1株当たり35円の期末配当を決議しました。前期は1株当たり50円の配当でしたので、今期の配当は前期比15円減となっています。厳しい経営環境の中、一定の配当を維持しつつ、財務体質の強化にも取り組んでいます。

今後の展望

同社は、主力の印刷関連事業においてペーパーレス化の影響を受けており、売上の減少に悩まされています。しかし一方で、WEBBPOなどの新事業分野への取り組みを強化しており、収益性の改善に努めています。また、原材料や人件費の高騰への対応も課題となっていますが、コスト削減や生産性向上などにも取り組んでいます。今後は、新しいビジネスモデルの確立と収益基盤の強化が重要になってくると考えられます。

編集部のまとめ

光ビジネスフォーム株式会社は、長年にわたり印刷関連事業を中心に安定した経営基盤を築いてきた企業です。しかし、ペーパーレス化の進展やコスト上昇への対応が課題となっています。同社は新分野への取り組みを強化し、収益構造の改善に努めていますが、短期的には業績の回復は期待できそうにありません。中長期的には、デジタル化への対応力を高めながら、収益基盤の再構築が重要になってくると考えられます。

光ビジネスフォーム株式会社の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は12月31日で、年1回の期末配当を行っています。今期は1株当たり35円の配当を行い、前期比で15円減となっています。厳しい経営環境の中、一定の配当は維持しつつ、財務体質の強化にも取り組んでいる様子が伺えます。

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