シルバーエッグ・テクノロジー株式会社の2024年第1四半期業績が発表されました!売上高は312,922千円と前年同期比1.7%減少しましたが、経常利益は32,796千円と前年同期比13.1%増加と好調な結果となりました。
企業情報
企業名: シルバーエッグ・テクノロジー株式会社
証券コード: 39610
決算期: 12月期
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社の決算日は12月31日です。2024年の第1四半期決算(1月1日~3月31日)の決算短信が2024年5月15日に公表されました。
主な事業
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社は、AIを活用したクラウド型マーケティングサービスを主力事業としています。主力サービスの「アイジェント(Aigent)」は、レコメンド市場において41%のシェアを誇る大手プレイヤーです。企業のウェブサイトやECサイトのユーザー行動データを分析し、最適なおすすめ商品やコンテンツを提案するサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は、営業収益312,922千円、営業利益32,719千円、経常利益32,796千円、四半期純利益21,462千円と前年同期と比べ増益となりました。営業利益率は10.5%、経常利益率は10.5%、純利益率は6.9%と健全な水準を維持しています。
売上・利益の推移
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社は、近年売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべてが増加傾向にあります。2023年第1四半期は一時的な減収となりましたが、2024年第1四半期は再び増収増益を果たし、事業の堅調な成長が確認できます。
四半期連結貸借対照表について
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社は単体決算のみの開示のため、四半期連結貸借対照表は作成されていません。単体の四半期貸借対照表について分析していきます。
資産の部
当第1四半期会計期間末の総資産は1,495,233千円となり、前事業年度末に比べて10,068千円減少しました。現金及び預金が1,103,720千円と、手元流動性が高い状態が続いています。
負債の部
当第1四半期会計期間末の負債合計は95,853千円で、前事業年度末に比べて31,472千円減少しました。未払金が54,279千円と主な負債項目となっています。
純資産の部
当第1四半期会計期間末の純資産合計は1,399,379千円と、前事業年度末に比べて21,403千円増加しました。利益剰余金が844,265千円と、内部留保が着実に積み上がっています。
ROAとROE
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社のROA(総資産利益率)は2.9%、ROE(自己資本利益率)は6.2%となっています。前年同期と比べて両指標とも改善しており、収益性と資本効率が向上傾向にあることがわかります。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュ・フローの状況は四半期キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため開示されていませんが、手元現金が1,103,720千円と豊富な水準を維持しており、財務体質は非常に健全だと評価できます。
配当の支払額
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社は、当第1四半期においても配当を実施していません。内部留保の蓄積に注力し、今後の事業成長への投資に充当する方針のようです。
今後の展望
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社は、AIテクノロジーを活用したマーケティングサービスの事業拡大に注力しています。既存事業の強化とともに、新たなLLM(大規模言語モデル)を活用したサービス開発にも着手しており、今後の更なる業績拡大が期待されます。
編集部のまとめ
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社は、AIマーケティングサービスで高い競争力を発揮し、堅調な業績を続けています。経常利益率10.5%、純利益率6.9%と健全な収益性を維持しつつ、内部留保を着実に積み上げています。今後も既存事業の強化と新サービスの開発により、さらなる成長が期待できる企業といえるでしょう。
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社の決算日や配当についてまとめました。
同社の決算日は12月31日で、直近の2024年第1四半期決算は好調な結果となりました。一方で、配当は行っておらず、内部留保の蓄積に注力しているようです。今後の事業展開や配当政策にも期待が高まります。