株式会社オロの第27期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社オロの2024年第1四半期決算が発表されましたね。売上収益は1,920,022千円と前年同期比20.8%の増加、営業利益は694,614千円で前年同期比17.6%の増加と、順調な業績推移が確認できました。

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企業情報

企業名: 株式会社オロ
証券コード: 39830
決算期: 12月期

株式会社オロの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社オロの決算日は12月31日で、決算時期は5月中旬に開示されます。第1四半期決算は2024年5月14日に発表されています。

主な事業

株式会社オロは、クラウドソリューション事業とMAっけてすかサポート、ングソリューション事業の2つを主力事業としています。クラウドERP「ZAC」、プロジェクト管理ツール「Reforma PSA」などのクラウドサービスを自社開発・提供しており、企業のDX化を支援しています。また、マーケティングやWebサイト制作、アプリ開発などのサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

今期の第1四半期の業績は、売上収益が1,920,022千円と前年同期比20.8%の増加、営業利益が694,614千円で前年同期比17.6%の増加となりました。営業利益率は36.2%と高水準を維持しています。主力のクラウドソリューション事業が安定的に伸長したことが業績向上に寄与しています。

売上・利益の推移

直近3期の売上収益は、2023年の7,033,155千円から2024年第1四半期の1,920,022千円へと順調に増加しています。営業利益も2023年の2,602,772千円から2024年第1四半期の694,614千円へと伸びています。中長期的に見ても安定した業績推移が続いている企業だと評価できます。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

2024年3月末の資産合計は12,151,073千円で、前期末比で減少しています。これは主に契約資産の減少によるものです。一方で、現金及び現金同等物は8,590,754千円と高水準を維持しています。

負債の部

負債合計は3,211,824千円と前期末比で減少しました。これは主に営業債務及びその他の債務の減少によるものです。借入金などの有利子負債は少なく、財務体質は安定しています。

純資産の部

純資産合計は8,939,248千円と、前期末比で増加しました。親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上により利益剰余金が増加したことが主な要因です。自己資本比率は73.6%と極めて高水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年同期の4.3%から4.3%と横ばいで、ROEは前年同期の5.5%から5.8%と若干上昇しています。収益性と効率性が良好に推移しており、企業価値向上に寄与していると評価できます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業CF: 426,020千円の獲得、投資CF: 38,856千円の使用、財務CF: 530,338千円の使用となりました。営業活動により資金を積み上げつつ、設備投資や配当金支払いなど財務面での資金使途も適切に管理されています。

配当の支払額

2024年3月期における1株当たりの配当金は30円と前期比で10円増加しています。株主還元にも積極的に取り組んでいる企業といえます。

今後の展望

今後は、DX需要の取り込みとともに、マーケティングソリューションの強化に注力していくとしています。クラウドサービス事業の成長性と、オンラインマーケティングサービスの需要拡大を背景に、中長期的な業績拡大が期待できる企業だと考えられます。

編集部のまとめ

株式会社オロは、クラウドソリューションとマーケティングソリューションの2つの柱を持つ企業です。第1四半期の業績は好調で、売上収益と営業利益が前年同期比で増加するなど、企業価値の向上が続いています。財務面でも高い自己資本比率と豊富な手元流動性を有しており、今後の事業拡大に向けて安定した経営基盤を築いています。今後も持続的な成長が期待できる企業だと評価できます。

株式会社オロの決算日や配当についてまとめました。

株式会社オロの決算日は12月31日で、第1四半期決算は2024年5月14日に発表されました。また、2024年3月期の1株当たり配当金は30円と前期から10円増加しており、株主還元にも力を入れています。今後の業績拡大への期待とともに、企業価値向上に寄与する取り組みが期待できる企業だと言えるでしょう。

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