株式会社カラダノートの2024年1月期第2四半期決算が発表されました。ストック型ビジネスの契約者数が順調に拡大するとともに、フロー型ビジネスも好調に推移したことで、売上高は前年同期比17.9%増の1,200,769千円となりました。営業利益、経常利益、四半期純利益も黒字に転換しており、業績は堅調に推移しています。
企業情報
企業名: 株式会社カラダノート
証券コード: E35989
決算期: 7月31日
株式会社カラダノートの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社カラダノートの決算日は7月31日です。第2四半期の決算期間は2023年11月1日から2024年1月31日となります。
主な事業
株式会社カラダノートは、「家族の健康を支え 笑顔をふやす」というコーポレートビジョンのもと、家族のつながりを起点としたファミリーデータプラットフォーム事業を展開しています。具体的には、家計に占める支出割合の高い住関連、生活必需品、金融関連などの領域からサービス強化を行い、家族に「安心」と「便利」を提供することを目指しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期累計期間においては、ストック型ビジネスの契約者数が約10,900人に増加し、またフロー型ビジネスも好調に推移したことで、売上高は1,200,769千円と前年同期比17.9%の増加となりました。営業利益は55,552千円、経常利益は58,399千円、四半期純利益は58,140千円と、それぞれ黒字に転換しています。
売上・利益の推移
過去2年間の売上高は、2023年7月期が2,056,447千円、2024年1月期第2四半期累計が1,200,769千円と推移しています。利益面では、2023年7月期は経常損失93,453千円、2024年1月期第2四半期累計は経常利益58,399千円と大幅に改善されています。
四半期連結貸借対照表について
資産の部
当第2四半期会計期間末の資産合計は1,110,585千円となりました。流動資産は1,064,956千円で、現金及び預金が473,845千円、売掛金が457,102千円となっています。固定資産は45,629千円で、主な内訳はインサイドセールス人員の体制強化に伴う投資その他の資産の増加です。
負債の部
負債合計は659,504千円となりました。流動負債は404,300千円で、主な内訳は買掛金が87,254千円、未払金が137,646千円です。固定負債は255,203千円で、長期借入金が250,000千円が主な内容です。
純資産の部
純資産合計は451,080千円となりました。資本金は58,095千円、資本剰余金が428,491千円、利益剰余金が58,140千円となっています。減資による欠損填補、新株予約権の行使、譲渡制限付株式の発行などにより、純資産が大幅に増加しています。
ROAとROE
当第2四半期累計期間のROAは5.3%、ROEは12.9%となっています。前年同期は赤字だったものが、事業の成長に伴い収益性が大幅に改善されたことで、ROAとROEも大きく改善されました。今後も事業の拡大とともに収益性の向上が期待されます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは170,000千円の支出、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・フローはそれぞれ0千円、42,800千円の支出となり、現金及び現金同等物の残高は473,845千円となっています。売上債権の増加により営業キャッシュ・フローがマイナスとなりましたが、全体としては財務の健全性は保たれています。
配当の支払額
現在のところ、株式会社カラダノートは配当を実施していません。今後の事業の成長と利益水準の向上を見極めつつ、株主還元策の検討を行っていく方針のようです。
今後の展望
株式会社カラダノートは、ストック型ビジネスの更なる契約者数拡大とともに、フロー型ビジネスの領域拡大に取り組んでいく方針です。具体的には、家族サポート事業の強化や住関連サービスの拡充など、家族のニーズに応える事業領域の拡大を目指しています。これにより、中長期的な事業成長とビジョンの実現を目指していきます。
編集部のまとめ
株式会社カラダノートの2024年1月期第2四半期決算は、ストック型ビジネスの契約者数拡大とフロー型ビジネスの好調な推移により、売上高、利益ともに大幅に改善されました。今後は事業領域の拡大や収益性の向上に向けた取り組みに注目が集まります。株主還元策の検討も期待されるところです。
株式会社カラダノートの決算日や配当についてまとめました。
株式会社カラダノートの決算日は7月31日で、直近の決算は2024年1月期第2四半期の決算となります。配当は現在実施していませんが、今後の事業成長を見据えながら検討していくとのことです。同社の事業展開や業績動向にご注目ください。