アララ株式会社の第19期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、アララ株式会社の四半期決算報告書が公開されました。アララは、キャッシュレスサービスやソリューション事業を展開する企業です。今回の決算では、独自Payの決済取扱高が3,175億円と好調に推移しており、収益の柱となっています。また、株式会社クラウドポイントとの経営統合を通じて、マーケティング事業の強化にも取り組んでいます。今後の更なる事業拡大に期待が高まります。

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企業情報

企業名: アララ株式会社
証券コード: 40150
決算期: 8月31日

アララ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

アララ株式会社は、8月31日を決算日としています。四半期報告書の発表は決算期から3カ月後の1月12日に行われます。株主総会は決算期から3カ月以内に開催されます。

主な事業

アララ株式会社は、キャッシュレスサービス事業とソリューション事業の2つの事業を展開しています。キャッシュレスサービス事業では、独自のキャッシュレス決済サービス「独自Pay」の提供を行っています。ソリューション事業では、メッセージングサービスやARサービスなどの企業向けサービスを提供しています。これらの事業を通じて、顧客の利便性向上やデジタル化支援に努めています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高1,039,371千円営業利益50,330千円経常利益46,381千円と前年同期を上回りました。特に、独自Payの決済取扱高が3,175億円と大幅に増加したことが、業績拡大につながっています。利益率も改善傾向にあり、今後の更なる成長が期待されます。

売上・利益の推移

過去1年間の業績を見ると、売上高は4,476,307千円経常利益は133,385千円と、安定した売上と利益を計上しています。特に、独自Payのサービスが好調に推移しており、同決済取扱高も2022年9月から2023年11月までの1年間で317,504,851千円と大幅に拡大しています。今後も、キャッシュレスサービス事業の伸長が業績を牽引すると見込まれます。

四半期連結貸借対照表について

アララ株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は4,495,236千円となっています。このうち、流動資産は2,492,920千円で、現金及び預金の増加が主な要因です。一方、固定資産は2,002,315千円で、のれんや顧客関連資産などの無形固定資産が大部分を占めています。

資産の部

アララ株式会社の資産は、現金及び預金が1,993,183千円と大幅に増加しています。一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が389,262千円に減少しています。これは、売上債権の回収が進んだことを示しています。また、無形固定資産のソフトウエアが189,049千円と増加しており、新規サービスの開発が進んでいることがうかがえます。

負債の部

負債については、流動負債が1,249,876千円と前期末から115,269千円増加しています。この増加の主な要因は、短期借入金が300,000千円となったことです。一方で、固定負債は1,062,215千円と減少しており、長期借入金が減少したことが主な要因です。

純資産の部

純資産は2,183,144千円となっています。これは前期末から19,978千円増加しており、主として新株予約権の行使によるものです。自己資本比率は47.9%と、財務の健全性も維持されています。

ROAとROE

アララ株式会社のROAは2.9%、ROEは6.0%となっています。前期に比べてROAは低下しましたが、ROEは上昇しています。これは、売上高が減少したものの、自己資本が増加したことが主な要因です。今後は、売上高の伸長とさらなる収益力の向上により、ROA、ROEともに改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは163,163千円の収入となっています。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上によるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは26,422千円の支出となっており、無形固定資産の取得などが主な要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは288,497千円の収入となっています。これは主に、短期借入金の増加によるものです。全体としては、現金及び預金が502,237千円増加しており、財務体質の強化が図られています。

配当の支払額

アララ株式会社は、当第1四半期の期末配当の支払いを行っていません。過去の実績を見ると、2022年8月期の期末配当は1株当たり10.65円でした。今後も、経営成績の推移や株主還元方針を踏まえて、適切な配当の実施が期待されます。

今後の展望

アララ株式会社は、中期経営計画において、独自Payの自律的なエコシステムの構築を目指しています。今回の株式会社クラウドポイントとの経営統合を通じて、マーケティング事業の強化が図られ、収益力の向上につながると期待されます。また、ソリューション事業の分社化により、事業の最適化も進むと考えられます。今後も、デジタル化への対応やM&Aを含む成長戦略の推進により、企業価値の向上に努めていくことが重要です。

編集部のまとめ

アララ株式会社の今回の決算では、独自Payの決済取扱高が3,175億円と大幅に増加し、キャッシュレスサービス事業の収益基盤が強化されていることが特徴的でした。また、株式会社クラウドポイントとの経営統合や、ソリューション事業の分社化など、企業価値向上に向けた取り組みも進められています。今後の事業展開に大いに期待が寄せられます。

アララ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

アララ株式会社の決算日は8月31日で、四半期報告書の発表は決算期から3ヶ月後の1月12日に行われます。配当については、2022年8月期の期末配当は1株当たり10.65円でしたが、当第1四半期では配当の支払いはありませんでした。今後の株主還元方針に注目が集まります。

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