MITホールディングス株式会社の2024年5月期第2四半期決算が発表されました。業績は順調に推移しており、売上高は前年同期比10.7%増の2,540,545千円となりました。営業利益は622.2%増の109,663千円と大幅に改善しています。
企業情報
企業名: MITホールディングス株式会社
証券コード: E36077
決算期: 11月
MITホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
MITホールディングス株式会社の決算日は11月30日です。毎年2月下旬に決算発表を行っており、第2四半期は5月31日が決算日となります。
主な事業
MITホールディングス株式会社は情報サービス事業を手掛けています。具体的には、システムインテグレーションサービスおよびデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションサービスの提供を行っています。公共、金融、エネルギー分野を中心に事業を展開しており、自社プロダクトの拡大にも注力しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は売上高が2,540,545千円と前年同期比10.7%増、営業利益が109,663千円と前年同期比622.2%の大幅増益となりました。連結粗利率は23.5%と1.3ポイント向上しています。DXソリューションサービスの増収効果が利益率を押し上げました。
売上・利益の推移
過去2年間の売上高は 2,294,519千円→2,540,545千円と増加しています。同様に、経常利益も 23,172千円→101,965千円と大幅に改善しています。中期経営計画で掲げた重点施策が奏功し、業績は着実に拡大しています。
四半期連結貸借対照表について
2024年5月31日時点の総資産は2,486,818千円で、前期末から212,524千円増加しています。主な変動は、現金及び預金の増加215,541千円、受取手形・売掛金の増加26,601千円です。一方、無形固定資産が14,929千円減少しています。
資産の部
流動資産は1,869,003千円と前期末から235,934千円増加し、固定資産は607,479千円と25,248千円減少しています。現金及び預金が982,521千円と大幅に増加しています。
負債の部
流動負債は962,109千円と4,371千円増加し、固定負債は926,497千円と161,756千円増加しています。長期借入金が増加したことが主な要因です。
純資産の部
純資産は598,211千円と前期末から46,396千円増加しています。親会社株主に帰属する四半期純利益61,815千円の計上と、配当金15,835千円の支払いによるものです。
ROAとROE
MITホールディングス株式会社のROA(総資産経常利益率)は4.1%と前年同期の1.0%から大幅に改善しています。ROE(自己資本当期純利益率)は10.3%と前年同期の0.3%から大幅に上昇しています。業績の改善により、収益性が高まってきていることがわかります。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが128,608千円の獲得、投資活動によるキャッシュ・フローが42,583千円の使用、財務活動によるキャッシュ・フローが129,216千円の獲得となりました。現金及び現金同等物は979,721千円と前期末から215,241千円増加しています。
配当の支払額
MITホールディングス株式会社は、2024年2月22日の定時株主総会において1株当たり8円の期末配当を決議しました。前期比1円増配となっています。株主還元の強化に努めています。
今後の展望
MITホールディングス株式会社は、2023年11月期から始まった中期経営計画の2期目として、人材確保・育成とDXソリューションサービスの拡大に注力していきます。公共、金融、エネルギー分野での受注が堅調に推移し、自社プロダクトの高利益率ビジネスへの集中も進んでいるため、更なる業績拡大が期待されます。
編集部のまとめ
MITホールディングス株式会社の2024年5月期第2四半期決算は、売上高、営業利益ともに前年同期比で大幅に増加し、収益性の向上が確認できました。自社プロダクトの強化や重点分野での受注拡大が奏功し、業績は順調に推移しています。今後も中期経営計画に沿って事業を推進し、さらなる成長が期待できそうです。
MITホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
MITホールディングス株式会社の決算日は11月30日で、第2四半期は5月31日が決算日となります。また、2024年2月の定時株主総会で1株当たり8円の期末配当が決議されました。株主還元の強化にも取り組んでいることがわかります。