株式会社スタメンの第9期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社スタメンの2024年第1四半期の決算報告書が発表されました。売上高は577,604千円と、前年同期比で40.3%の増収となり、好調な業績を収めています。エンゲージメントプラットフォーム事業を中心に順調に事業を拡大してきたことが、売上高の伸長につながったようです。利益面では、営業利益が27,914千円と、前年同期比で43.2%の減益となりましたが、引き続き投資を行いながら事業の成長を支えています。今後の展開にも期待が高まります。

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企業情報

企業名: 株式会社スタメン
証券コード: E36155
決算期: 12月

株式会社スタメンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社スタメンの決算日は12月31日です。そして、四半期報告書を2024年5月14日に提出しています。年に4回、3月、6月、9月、12月の各四半期末に決算を行い、その結果を四半期報告書として開示しています。

主な事業

株式会社スタメンは、エンゲージメントプラットフォーム事業を中心に事業を展開しています。具体的には、従業員のエンゲージメントを高めるサービス「TUNAG」と、オンラインコミュニティの運営支援サービス「FANTS」を提供しています。また、2022年4月からは、エンゲージメント経営を人材採用の視点から支援する新しい人材紹介事業「STAGE」を立ち上げるなど、事業領域を拡大しています。これらの事業を通じて、企業と従業員、そしてコミュニティ間のつながりを深め、組織の活性化と成長を支援しています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は堅調に推移し、売上高577,604千円営業利益27,914千円を計上しました。売上高は前年同期比で40.3%の増収となっています。一方で、営業利益は前年同期比で43.2%の減益となりました。これは、事業拡大に向けた積極的な投資を行っているためです。利益率は低下しているものの、売上高が大幅に増加しており、事業成長の基盤が着実に築かれていると評価できます。

売上・利益の推移

2023年第1四半期の売上高は411,661千円経常利益は49,190千円でした。一方、2024年第1四半期の売上高は577,604千円、経常利益は27,860千円と、売上高は大幅に増加したものの、経常利益は減少しています。これは、先行投資による販管費の増加が影響しているためです。しかし、売上高の増加ペースが営業利益の減少ペースを上回っており、中長期的な事業の成長を見据えた経営方針だと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社スタメンの2024年3月末の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は1,963,644千円となっています。前期末から125,377千円増加しており、事業拡大に向けた投資が行われていることがわかります。一方、負債は777,099千円と前期末から154,378千円増加しており、成長投資を支えるための資金調達が進められています。純資産は1,186,545千円と前期末から29,000千円減少しましたが、自己資本比率は58.7%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,535,438千円と前期末から141,760千円増加しており、事業展開に必要な手元流動性を確保しています。また、有形固定資産が155,823千円と前期末から21,258千円増加しており、オフィス設備への投資などが進められています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が100,000千円と前期末から100,000千円増加し、未払費用が148,833千円と前期末から48,711千円増加しています。これらは、事業拡大に向けた投資資金の確保や運転資金の調達によるものと考えられます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が75,880千円と前期末から36,800千円減少しました。これは、配当金の支払いと四半期純損失の計上によるものです。一方で、新株予約権が34,639千円と前期末から4,200千円増加しており、ストックオプション制度の活用が進められています。

ROAとROE

株式会社スタメンのROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)の推移を見ると、ROAは前年同期の11.9%から現在の7.1%に低下しています。一方、ROEは前年同期の14.1%から現在の△0.3%に低下しています。これは、事業拡大に向けた投資が先行しているため、一時的に利益率が低下しているものと考えられます。しかし、売上高の大幅な増加を実現しており、今後の事業成長と収益性の向上が期待されます。

キャッシュフロー

株式会社スタメンのキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが前年同期比で減少しているものの、投資活動によるキャッシュ・フローと財務活動によるキャッシュ・フローが増加しています。これは、事業拡大に向けた設備投資や、成長資金の調達が積極的に行われたためと考えられます。手元の現金及び預金は1,535,438千円と、十分な流動性を確保しており、今後の事業展開に備えた資金体質の強化が図られています。

配当の支払額

株式会社スタメンは、2024年2月14日開催の取締役会において、1株当たり4円の配当を決議しました。この配当は、2023年12月31日を基準日として、2024年3月11日に支払われています。株主への利益還元を行いつつ、事業成長のための投資も積極的に行っている姿勢が窺えます。

今後の展望

株式会社スタメンは、「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める」というミッションのもと、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」とコミュニティ運営プラットフォーム「FANTS」を中心に事業を展開しています。中長期的な視点から、事業領域の拡大と収益性の向上に努めており、今後も継続的な成長が期待されます。人材不足や働き方の変化など、企業のエンゲージメント管理への需要は高まっていくことが予想されます。このような市場環境下で、株式会社スタメンの提供するサービスが企業の課題解決に貢献し、さらなる事業拡大につながることが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社スタメンは、エンゲージメントプラットフォーム事業を中心に順調に業績を伸ばしています。売上高は大幅に増加した一方で、利益率は低下しているものの、これは事業拡大に向けた投資を積極的に行っているためと考えられます。今後の人材不足や働き方の変化に伴い、企業のエンゲージメント管理への需要は高まっていくことが予想され、株式会社スタメンのサービスが市場を牽引していくことが期待されます。

株式会社スタメンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社スタメンの決算日は12月31日で、年4回の四半期決算を行っています。2024年5月14日に2024年第1四半期の決算報告書を提出しています。また、同社は2024年2月14日開催の取締役会において、1株当たり4円の配当を決議し、2024年3月11日に支払いを行っています。株主への利益還元を行いつつ、事業成長のための投資も積極的に進めている姿勢が窺えます。

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