株式会社クレハの第111期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社クレハの決算報告です。機能製品や化学製品、樹脂製品の製造・販売を主要な事業としている同社の、2023年4月1日~2023年12月31日の第3四半期決算の内容をご紹介します。

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企業情報

企業名: 株式会社クレハ
証券コード: 40230
決算期: 2023年3月期

株式会社クレハの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社クレハの決算日は3月31日です。2023年2月9日に第3四半期報告書を発表しました。

主な事業

株式会社クレハは、機能製品事業、化学製品事業、樹脂製品事業を中心に事業を展開しています。機能製品事業ではPPSやフッ化ビニリデン樹脂などの製造・販売を行っており、化学製品事業では農薬や医薬品原料などの製造・販売に取り組んでいます。また、樹脂製品事業では家庭用ラップ「NEWクレラップ」や食品包装材などの製造・販売を行っています。さらに、建設関連事業やその他関連事業にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

2023年4月1日~2023年12月31日の第3四半期決算では、売上収益は1,328億54百万円と前年同期比10.8%の減少となりました。一方で、営業利益は154億57百万円、税引前四半期利益は163億23百万円、四半期利益は103億20百万円と減益となっています。

売上・利益の推移

前年同期と比べて、売上収益、営業利益、税引前四半期利益、四半期利益が全て減少しています。これは、機能製品事業のリチウムイオン二次電池用バインダー向けのフッ化ビニリデン樹脂の売上が減少したことが主な要因です。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は3,222億40百万円となっています。負債合計は1,045億67百万円、資本合計は2,176億72百万円となっています。

資産の部

流動資産は1,190億29百万円で、前期末比19億65百万円減少しています。一方、非流動資産は2,032億10百万円と278億円増加しており、有形固定資産やその他の金融資産が増加しています。

負債の部

流動負債は561億65百万円、非流動負債は484億2百万円となっています。有利子負債が301億83百万円増加し、564億58百万円となっています。

純資産の部

純資産合計は2,176億72百万円で、前期末比8億97百万円増加しています。利益剰余金は1,762億28百万円と減少していますが、その他の資本の構成要素が増加したことで純資産が増加しています。

ROAとROE

ROAは前期の12.1%から当期は10.2%に減少し、ROEは前期の14.7%から当期は11.8%に減少しています。これは、利益が減少したことが主な要因です。今後は新製品の開発や拡販などに取り組み、収益力の向上を目指す必要があるでしょう。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは107億2百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは324億61百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは141億79百万円の収入となっています。現金及び現金同等物の期末残高は252億44百万円となっています。

配当の支払額

当第3四半期では、1株当たり配当金を130円とし、総額2,438百万円の配当を実施しています。これは前年同期の1株当たり125円、総額2,439百万円と比べて増加しています。

今後の展望

今後の取り組みとしては、新製品の開発や既存製品の拡販に注力することで、収益力の向上を目指していきます。また、サステナビリティ経営を推進し、持続的な企業価値の向上と環境への貢献を両立していく方針です。

編集部のまとめ

今回の株式会社クレハの決算では、機能製品事業の減収により全体的な減益となりましたが、新製品開発や既存製品の拡販、サステナビリティ経営の推進により、今後の業績向上が期待されます。安定した配当も株主還元の一つとして評価できるでしょう。今後の同社の動向にも注目していきたいと思います。

株式会社クレハの決算日や配当についてまとめました。

株式会社クレハの決算日は3月31日で、2023年2月9日に第3四半期報告書を発表しました。配当については、第3四半期では1株当たり130円の配当を実施しており、前年同期と比べて増加しています。今後も同社の動向に注目していきましょう。

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