テイカ株式会社の第158期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、機能性材料やおなじみの電子材料・化成品など幅広い製品を手がけるテイカ株式会社の最新の決算報告が発表されました。売上高は404億79百万円と前年同期比4.3%の減少でしたが、営業利益は15億34百万円となり、コストコントロールにも力を入れている様子がうかがえます。また、純資産は566億12百万円と高水準で、長期的な事業の成長に向けて健全な財務基盤を維持しているといえるでしょう。

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企業情報

企業名: テイカ株式会社
証券コード: E00764
決算期: 2023年3月期

テイカ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

テイカ株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算では、2023年4月1日から2023年12月31日までの期間を対象としています。

主な事業

テイカ株式会社は、機能性材料事業電子材料・化成品事業を手掛けています。機能性材料事業では、化粧品原料や塗料・インクなどに使用される酸化チタンなどの製品を、電子材料・化成品事業では、電子部品材料や建築材料、工業薬品など多様な製品を提供しています。また、倉庫業やエンジニアリングなどその他の事業も展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の業績は、売上高が404億79百万円と前年同期比4.3%減、営業利益が15億34百万円と前年同期比56.3%減となりました。原燃料価格高騰の影響を受けつつも、製造原価の低減や業務効率の向上に取り組んだ結果、一定の利益を確保することができました。

売上・利益の推移

テイカ株式会社の売上高は、前年度第3四半期から4.3%減少しました。一方、経常利益は53.4%減少し、親会社株主に帰属する四半期純利益も55.4%減少しています。これは原燃料価格高騰の影響が大きかったためと考えられます。今後の業績改善に期待が寄せられます。

四半期連結貸借対照表について

テイカ株式会社の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は810億30百万円と前連結会計年度末より53億13百万円増加しています。これは主に現金及び預金や投資有価証券が増加したためです。一方で、負債合計は244億18百万円と前連結会計年度末より23億60百万円増加しています。

資産の部

流動資産は487億54百万円と前連結会計年度末より21億23百万円増加しています。これは主に現金及び預金が11億40百万円、受取手形及び売掛金が13億97百万円増加したためです。固定資産は322億76百万円と前連結会計年度末より30億90百万円増加しています。これは主に投資有価証券が29億63百万円増加したためです。

負債の部

流動負債は130億39百万円と前連結会計年度末より11億88百万円減少しています。これは主に支払手形及び買掛金が11億82百万円減少したためです。固定負債は113億78百万円と前連結会計年度末より26億49百万円増加しています。これは主に長期借入金が25億86百万円増加したためです。

純資産の部

純資産合計は566億12百万円と前連結会計年度末より29億53百万円増加しています。これは主にその他有価証券評価差額金が20億53百万円増加したためです。自己資本比率は69.2%と、引き続き健全な水準を維持しています。

ROAとROE

テイカ株式会社のROA(総資産利益率)は当第3四半期累計期間が1.4%と前年同期の4.2%から大幅に低下しています。これは主に経常利益が減少したためです。一方、ROE(自己資本利益率)は当第3四半期累計期間が2.0%と前年同期の4.9%から低下しています。今後の業績回復に期待がかかっています。

キャッシュフロー

テイカ株式会社の当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため詳細は不明ですが、財務活動によるキャッシュ・フローが増加しているものの、営業活動によるキャッシュ・フローが減少していると考えられます。今後の事業活動におけるキャッシュ・フローの改善が期待されます。

配当の支払額

テイカ株式会社は、年2回の配当を行っています。当第3四半期累計期間の1株当たり配当金は18円で、前年同期と同額となっています。今後も安定配当を継続していく方針のようです。

今後の展望

テイカ株式会社は、中期経営計画「MOVING-10 STAGE1」のもと、「変革による拡大」と「新素材の創出」に注力しています。短期的には原燃料価格高騰の影響を受けているものの、製造原価の低減や業務効率の向上に取り組むことで、収益性の改善に向けた努力を続けています。今後も健全な財務基盤と事業ポートフォリオを活かし、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

テイカ株式会社は、機能性材料や電子材料・化成品など幅広い分野で事業を展開する企業です。この度の第3四半期決算では、原燃料価格高騰の影響を受けながらも、売上高は減少したものの一定の利益を確保することができました。今後も健全な財務基盤を維持しつつ、製造原価の低減や新素材の開発など、収益性の改善に向けた取り組みを進めていくことが期待されます。

テイカ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

テイカ株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算の対象期間は2023年4月1日から2023年12月31日です。年2回の配当を行っており、当期の1株当たり配当金は18円と前年同期と同額を維持しています。今後も安定配当を継続していく方針のようです。

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