石原産業株式会社の第101期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、石原産業株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告書が公開されました。当社は無機化学事業や有機化学事業を中心に事業展開しており、この四半期の業績は前年同期と比べて全体的に好調な結果となっています。

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企業情報

企業名: 石原産業株式会社
証券コード: 40280
決算期: 2023年12月期

石原産業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

石原産業株式会社の決算期は3月期ですが、第3四半期決算の結果が今回公表されました。通常、年4回の四半期決算と、年1回の本決算が行われています。

主な事業

石原産業株式会社は、無機化学事業有機化学事業を中心に事業を展開しています。無機化学事業では酸化チタンや機能性材料の製造・販売を、有機化学事業では農薬や医薬品原料などの製造・販売を行っています。これらの事業を通じて日本国内外の顧客に製品を提供しています。

今期の業績と利益率は?

今期の第3四半期連結累計期間の業績は、売上高985億円と前年同期比4.6%増、営業利益24億円と前年同期比35.3%減となりました。利益率は前年同期から低下しているものの、全体として好調な結果となっています。

売上・利益の推移

過去3期の売上高と利益の推移を見ると、売上高は131,238百万円、10,349百万円、5,280百万円と推移しています。利益については、前期の6,947百万円から当四半期は2,841百万円に減少しましたが、依然として高い水準を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

当四半期末の四半期連結貸借対照表では、総資産2,305億円、負債1,293億円、純資産1,012億円となっています。前期末と比べて、総資産、負債、純資産のいずれも増加しており、財務体質の強化が進んでいることがわかります。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が349億円、売掛金が321億円となっています。前期末と比べて現金及び預金が増加し、一方で売掛金が減少するなど、流動性の改善が進んでいます。

負債の部

負債の部では、借入金が705億円、仕入債務が219億円となっています。前期末から借入金が増加していますが、負債の圧縮にも取り組んでいます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が453億円、自己資本比率が43.9%となっています。前期末と比べて純資産が増加しており、財務の健全性が維持されています。

ROAとROE

ROAは前期の5.1%から当四半期は4.9%に、ROEは前期の7.1%から当四半期は5.5%に低下しています。これは利益の減少によるものですが、依然として高水準にあり、企業価値の向上につながっています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは124億円のプラスとなり、前年同期比で27億円減少しました。投資活動では38億円のマイナス、財務活動では130億円のプラスとなっています。全体として172億円の増加となり、手元流動性が改善されています。

配当の支払額

当社は年2回の配当を行っており、第2四半期末と期末に配当を実施しています。今期の1株当たりの配当金は42円と前期から6円増配となり、株主還元の強化が図られています。

今後の展望

今後の事業環境は不透明な状況が続くと見られますが、当社はコスト削減や生産性向上に取り組み、収益力の強化を図っていきます。また、新製品開発やグローバル展開の強化により、持続的な成長を目指してまいります。

編集部のまとめ

今回の石原産業株式会社の第3四半期決算は、売上高、利益ともに前年同期を上回る好調な結果となりました。財務体質の強化も進んでおり、今後の業績にも期待が持てそうです。配当の増額も株主還元の充実化を示しており、同社の健全な経営姿勢が窺えます。引き続き、同社の動向に注目していきたいと思います。

石原産業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

石原産業株式会社の決算期は3月期で、年4回の四半期決算と年1回の本決算が行われています。今期の第3四半期決算では、売上高が前年同期比4.6%増の985億円、営業利益は同35.3%減の24億円でした。配当は1株当たり42円と前期から6円増配となっています。今後は新製品開発やコスト削減などにも注目していきたいと思います。

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