東亞合成株式会社の第112期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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東亞合成株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。増収増益となり、事業は順調に推移しているようですね。今回は同社の決算内容をわかりやすく解説していきたいと思います。

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企業情報

企業名: 東亞合成株式会社
証券コード: 40450
決算期: 第112期第1四半期(2024年1月1日~3月31日)

東亞合成株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東亞合成株式会社は、毎年3月31日を決算期末としており、第1四半期は1月1日~3月31日の期間となります。また、四半期報告書の提出期限は決算期末後45日以内となっています。

主な事業

東亞合成株式会社は、基幹化学品事業ポリマー・オリゴマー事業接着材料事業高機能材料事業樹脂加工製品事業の5つのセグメントを展開しています。電解製品、アクリル製品、接着剤、高純度無機化学品などを製造・販売しており、幅広い分野で事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は売上高390億14百万円(前年同期比2.1%増)営業利益35億52百万円(前年同期比37.3%増)と増収増益となりました。経常利益40億27百万円(前年同期比35.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益27億17百万円(前年同期比24.3%増)と、各利益指標も大幅に伸びています。

売上・利益の推移

過去1年間の数字を見ると、2023年通期は売上高1,450億3百万円、経常利益121億79百万円、親会社株主に帰属する当期純利益170億24百万円と好調な業績を残しています。特に2024年第1四半期は前年同期より増収増益と堅調に推移しており、今後の業績にも期待が高まります。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第1四半期末の総資産は2,715億34百万円で、前期末比0.3%減少しました。現金及び預金の減少などにより流動資産が1,251億18百万円と減少しましたが、投資有価証券が増加したことで固定資産は1,464億15百万円と増加しています。

負債の部

当第1四半期末の負債合計は598億5百万円で、前期末比0.1%増加しました。支払手形及び買掛金などの流動負債が減少した一方で、繰延税金負債が増加しています。

純資産の部

当第1四半期末の純資産合計は2,117億28百万円で、前期末比0.4%減少しました。自己株式の取得により自己資本が減少しましたが、その他有価証券評価差額金の増加により、自己資本比率は77.6%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期末の6.1%から当第1四半期末6.0%に低下しましたが、これは主に総資産の増加によるものです。一方でROEは前期末の8.1%から当第1四半期末8.5%に上昇しており、収益性と資本効率性が高い水準にあると評価できます。

キャッシュフロー

当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については記載がありませんが、前期は営業活動によるキャッシュ・フローが197億円のプラスとなっており、財務の健全性が高いことが分かります。

配当の支払額

当社は株主還元を重視しており、2024年3月期の期末配当金は1株当たり33円と前期比50%増加しています。また、2024年2月には自己株式の取得も行っているなど、株主還元策を強化しています。

今後の展望

東亞合成株式会社は、今後の成長に向けて研究開発、設備投資、海外拠点の設立準備などに注力していく方針です。また、拡販活動やコストダウンにも取り組むことで、さらなる業績向上を目指していく考えです。

編集部のまとめ

東亞合成株式会社の2024年第1四半期決算は増収増益と好調な結果となりました。財務体質も健全で、積極的な株主還元も行われていることから、今後の業績にも期待が高まります。同社は幅広い製品を手がける化学メーカーとして、今後も安定した成長が続くことが期待されます。

東亞合成株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東亞合成株式会社の決算日は3月31日、第1四半期は1月1日~3月31日となっています。また、2024年3月期の期末配当は1株33円と前期比50%増加しており、株主還元も強化されています。今後も安定した業績が期待される同社の動向に注目していきましょう。

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