ティアンドエス株式会社の第9期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ティアンドエス株式会社の第9期第1四半期決算報告が公表されました。ITエンジニアの派遣や請負開発など、システム開発に関するさまざまなサービスを提供する同社は、DXや半導体関連分野の需要が高まり、前年同期比4.0%増の増収を達成しました。積極的な人材採用にも取り組み、今後の事業拡大に向けた体制強化も進めています。

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企業情報

企業名: ティアンドエス株式会社
証券コード: 40550
決算期: 11月

ティアンドエス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ティアンドエス株式会社は11月決算の企業です。今回公表された第9期第1四半期決算は、2023年12月1日から2024年2月29日までの経営成績となります。

主な事業

ティアンドエス株式会社は、システム開発やITサービスを提供する企業です。システム設計やプログラミング、ネットワーク構築、運用保守など、幅広いソリューションを手がけています。特に最近では、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援や半導体製造現場のシステム開発、AI関連のソリューション提供にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は837,993千円と、前年同期比4.0%の増収となりました。利益面では、営業利益が138,146千円、経常利益が138,260千円、四半期純利益が100,743千円と、いずれも好調に推移しています。売上総利益率は28.9%と高水準を維持しており、引き続き安定した収益基盤を示しています。

売上・利益の推移

ティアンドエス株式会社は、過去数年間着実に売上高と利益を伸ばしてきました。2022年11月期の売上高は3,442,875千円と大きく成長を遂げ、経常利益も648,457千円と高水準を維持しています。今後も、DX需要の高まりや半導体関連事業の拡大などにより、売上と利益の継続的な成長が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

ティアンドエス株式会社の四半期貸借対照表を見ると、総資産は2,596,201千円となっています。前期末比20,260千円の減少ですが、依然として健全な財務体質を維持しています。

資産の部

流動資産は2,331,064千円で、前期末比121,081千円減少しました。現金及び預金が83,600千円減少したほか、ファクタリング債権の回収により未収入金が28,052千円減少しています。一方で、固定資産は265,136千円と前期末比100,820千円増加しており、新たな子会社設立に伴う関係会社株式の増加が主な要因です。

負債の部

負債合計は381,939千円と前期末比71,273千円減少しました。流動負債は323,462千円で、主に法人税等の支払いや冬季賞与の支給により未払法人税等が49,599千円、未払費用が44,155千円減少しています。

純資産の部

純資産合計は2,214,261千円と前期末比51,012千円増加しました。利益剰余金が四半期純利益の計上により100,743千円増加した一方で、配当金の支払いにより49,638千円減少しています。

ROAとROE

ティアンドエス株式会社のROA(総資産利益率)は前期の18.1%から当第1四半期は15.9%と低下しました。一方でROE(自己資本利益率)は前期の22.0%から当第1四半期は18.2%と減少しています。これは主に、新規子会社の設立に伴う資産の増加や、配当の支払いなどによる自己資本の増加が影響しているものと考えられます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローの状況は公表されていませんが、前期の状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは702,205千円の純収入となっており、安定した収益力を反映しています。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは△171,137千円の純支出となっており、新規事業への投資などが行われていることがうかがえます。

配当の支払額

ティアンドエス株式会社は、株主還元の一環として年間6.55円の配当を実施しています。当第1四半期では49,638千円の配当金を支払っており、安定的な配当政策を継続しています。

今後の展望

ティアンドエス株式会社は、持株会社体制への移行準備を進めるなど、さらなる経営の効率化と事業の選択と集中を図る方針です。DX支援やAI、半導体関連領域での事業拡大に注力し、企業価値のさらなる向上を目指しています。今後も、安定した収益基盤と強固な財務基盤を活かし、継続的な成長が期待されます。

編集部のまとめ

ティアンドエス株式会社は、システム開発やITサービスを提供する企業として、DXや半導体、AI関連分野での事業拡大を進めており、当第1四半期も増収増益を達成しました。財務面でも健全性が高く、株主還元も実施している安定的な企業といえます。今後も、持株会社体制への移行などによる経営の効率化を図りつつ、成長分野での事業拡大に注力していくことが期待されます。

ティアンドエス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ティアンドエス株式会社は11月決算の企業で、当第1四半期(2023年12月1日~2024年2月29日)の業績を公表しました。年間配当額は6.55円と株主還元も実施しており、安定した収益基盤と財務体質を持つ企業だと言えます。今後も、DXやAI、半導体分野でのさらなる事業展開が期待されます。

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