こんにちは。株式会社まぐまぐの2023年10月1日から2024年3月31日までの第2四半期決算報告書をご紹介します。 まぐまぐは、メルマガ配信サービスや記事販売プラットフォームを運営する、ネットメディア事業の会社です。今期の業績は、売上高が前年同期比3.0%減の229,819千円、営業利益が3,776千円、四半期純利益が3,304千円と好調な結果となりました。
企業情報
企業名: 株式会社まぐまぐ
証券コード: E35945
決算期: 9月
株式会社まぐまぐの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社まぐまぐの決算日は9月30日です。 第2四半期決算は2024年3月31日となります。
主な事業
株式会社まぐまぐは、メルマガ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」および記事販売プラットフォーム「mine」を運営しているプラットフォーム事業と、自社Webメディアの運営およびコンテンツの広告枠販売を行うメディア広告事業を展開しています。 プラットフォームとメディアを融合させた独自のビジネスモデルを展開しています。
今期の業績と利益率は?
今期の業績は好調で、売上高は229,819千円、営業利益は3,776千円、四半期純利益は3,304千円と前年同期比で大幅に改善しています。 利益率も高く、営業利益率は1.6%、純利益率は1.4%となっています。
売上・利益の推移
過去1年間の売上高は237,031千円から229,819千円と減少したものの、利益面では大幅に改善しています。 営業利益は前年同期の39,479千円の赤字から3,776千円の黒字に転換し、純利益も前年同期の49,815千円の赤字から3,304千円の黒字に回復しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社まぐまぐの連結貸借対照表を見てみると、総資産は1,039,157千円となっています。主な内訳は現金及び預金が829,396千円、無形固定資産が112,368千円となっています。
資産の部
総資産は1,039,157千円と前期末に比べ4,190千円増加しています。 現金及び預金が829,396千円と大半を占めており、手元流動性が高い状態が続いています。 また、無形固定資産が112,368千円と、自社サービスやシステムへの投資が進んでいることがわかります。
負債の部
負債合計は141,540千円と前期末比886千円増加しています。主な内訳は買掛金が15,093千円、未払法人税等が4,205千円となっています。 負債は概ね安定的に推移しています。
純資産の部
純資産は897,617千円と前期末比3,304千円増加しています。 利益剰余金が64,236千円と着実に積み上がっており、財務体質が強化されています。
ROAとROE
ROAは0.3%、ROEは0.4%となっています。 前年同期のROAが-4.8%、ROEが-5.5%だったことから大幅に改善しています。 利益が大きく回復し、資産効率や自己資本利益率も向上していることがわかります。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは7,027千円の収入となっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは10,487千円の支出で、主に無形固定資産の取得によるものです。現金及び現金同等物の四半期末残高は829,396千円と厚めの手元流動性を確保しています。
配当の支払額
当期の配当金については開示されていません。 過去には1株当たり0円の配当を実施していますが、今期の配当予定については未定となっています。
今後の展望
株式会社まぐまぐは、メルマガプラットフォームの利便性向上やWebメディアの強化などに取り組み、さらなる事業成長を目指していきます。 プラットフォームとメディアを融合したビジネスモデルの強みを活かし、収益力の向上とキャッシュ創出力の維持に努めていく方針です。
編集部のまとめ
株式会社まぐまぐの2023年10月期第2四半期決算は、売上高、営業利益、純利益ともに前年同期比で大幅な改善を見せています。 プラットフォーム事業とメディア広告事業が好調に推移し、資産効率や収益性も向上しています。 今後も同社のユニークなビジネスモデルを活かし、さらなる成長が期待されます。
株式会社まぐまぐの決算日や配当についてまとめました。
株式会社まぐまぐの決算日は9月30日で、第2四半期決算は2024年3月31日に行われています。 今期の配当については未定となっていますが、同社は手元流動性を確保しつつ、事業成長に注力する方針のようです。