株式会社プラスアルファ・コンサルティングの決算報告が発表されましたね。高成長企業として知られるこの会社は、2023年10月1日から12月31日までの第1四半期の業績を発表しました。顧客のニーズに合わせたクラウドサービスを提供し、優れた業績を上げています。
企業情報
企業名: 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
証券コード: 40710
決算期: 9月期
株式会社プラスアルファ・コンサルティングの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社プラスアルファ・コンサルティングの決算日は9月30日です。第1四半期決算は2023年12月31日に発表されました。
主な事業
株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、データ可視化プラットフォーム企業として、先進的なテクノロジーを活用してビッグデータを可視化するサービスを提供しています。主な事業は、マーケティングソリューションとHRソリューションです。企業の業務効率化や意思決定を支援するソフトウェアを中心に事業を展開しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期連結累計期間の売上高は30.62億円と、前年同期比で24.3%の増収となりました。営業利益は10.28億円で前年同期比35.0%の増益、経常利益は10.30億円と35.0%の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は7.02億円と38.7%の増益と、高い収益性を維持しています。
売上・利益の推移
同社は、「見える化エンジン」、「カスタマーリングス」、「タレントパレット」などのSaaS型クラウドサービスが収益の柱となっています。これらのサービスが高い成長率を維持しており、業績も順調に拡大してきました。前連結会計年度の売上高は116.4億円、経常利益は26.2億円と、高い収益性を誇っています。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は119.17億円、純資産は96.06億円となっています。財務状況は良好で、自己資本比率は80.6%と高水準を維持しています。
資産の部
流動資産は95.54億円、固定資産は23.62億円となっています。現金及び預金が81.81億円と、手元流動性が高い状態が続いています。
負債の部
流動負債は22.09億円、固定負債は1.00億円となっています。負債は全体として23.10億円と、低水準に抑えられています。
純資産の部
純資産合計は96.06億円となっており、その内訳は利益剰余金が87.12億円、資本金が4.51億円、資本剰余金が4.41億円です。堅実な財務体質を維持しています。
ROAとROE
ROAは17.3%と高水準、ROEは21.6%と業界でも高い水準にあります。これは同社が高収益事業を展開し、効率的な経営を行っていることを示しています。利益率の高さが同社の強みです。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは5.25億円のプラスとなっており、収益性の高さを反映しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは1.41億円のマイナスとなっており、新事業への先行投資を行っていることがうかがえます。財務活動によるキャッシュ・フローは5.48億円のマイナスとなっており、配当金の支払いが主な要因です。
配当の支払額
2023年11月13日開催の取締役会において、2023年9月30日の株主に対し、1株当たり13円の期末配当を行うことを決議しました。前期の年間配当額は21円でしたので、今期は増配となっています。
今後の展望
同社は、「見える化プラットフォーム企業」としての地位を確立し、今後も高成長を続けていく方針です。デジタル化やリモートワークの進展に伴う企業のITニーズの高まりを捉え、既存サービスの強化やM&Aなどを通じて事業領域の拡大を目指します。
編集部のまとめ
株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、高収益の安定事業、安定成長事業、高成長事業の組み合わせにより、全社ベースで高い成長率と利益率を実現しています。SaaS型クラウドサービスを中心に事業を展開し、顧客企業の業務効率化や意思決定を支援することで、高収益を生み出し続けています。今後も同社の高成長が期待されます。
株式会社プラスアルファ・コンサルティングの決算日や配当についてまとめました。
株式会社プラスアルファ・コンサルティングの決算日は9月30日で、第1四半期決算は2023年12月31日に発表されました。また、2023年11月13日の取締役会で、1株当たり13円の期末配当を決議しました。今期は前期より増配となっており、同社の高収益性が示されています。