株式会社ジィ・シィ企画の2023年12月期第2四半期決算が発表されました!売上高959,719千円、経常利益80,779千円、純利益81,882千円と、前年同期と比べ大幅に増収増益となりました。お客様の新規獲得やシステム開発案件の受注が好調に推移したことがその要因になっています。
企業情報
企業名: 株式会社ジィ・シィ企画
証券コード: E36666
決算期: 6月30日
株式会社ジィ・シィ企画の決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ジィ・シィ企画は6月30日を決算期末日としています。第2四半期(2023年10月1日〜12月31日)の決算報告書が今回公表されました。
主な事業
株式会社ジィ・シィ企画は、決済システムの設計・開発・導入・販売や決済ASPサービスの提供など、クレジットカード決済分野を主力事業としています。特に小売業向けのソリューション開発に強みを持っており、顧客ニーズに合わせたきめ細かいサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期の売上高は959,719千円と前年同期比36.8%の増加となりました。利益面では、営業利益82,041千円、経常利益80,779千円、純利益81,882千円と大幅な増益となりました。経常利益率は8.4%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
過去2年間の業績を見ると、売上高が増加傾向にあります。一方、利益面では前年同期に大幅な減損損失を計上したため、前年同期は大幅な赤字となりましたが、今期は増収効果と経費削減効果により大幅な増益を達成しています。
四半期連結貸借対照表について
当第2四半期末の総資産は1,535,945千円となり、前期末比35,268千円減少しました。主な変動は、現金及び預金の減少183,551千円、売掛金及び契約資産の増加95,441千円などです。
資産の部
流動資産は1,394,733千円で、前期末比150,712千円減少しています。固定資産は141,212千円と、前期末比115,443千円増加しました。
負債の部
負債合計は1,113,334千円と、前期末比117,601千円減少しました。主な変動は、短期借入金50,000千円の減少、未払金の減少69,584千円などです。
純資産の部
純資産合計は422,611千円と、前期末比82,332千円増加しました。主な増加要因は、四半期純利益の計上81,882千円などです。
ROAとROE
ROA(総資産経常利益率)は5.3%と高水準を維持しています。ROE(自己資本利益率)も19.4%と良好な水準を保っており、収益性の高い企業といえます。前期の減損損失計上により一時的に低下しましたが、今期は大幅な改善が見られます。
キャッシュフロー
当第2四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス813千円となりました。これは主に売上債権の増加による資金流出があったためです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス93,333千円、財務活動によるキャッシュ・フローはマイナス91,211千円となっています。この結果、当第2四半期末の現金及び現金同等物は539,853千円となっています。
配当の支払額
当第2四半期会計期間において、配当の支払はありませんでした。前期の配当金は1株当たり10円で、この方針が継続されることを期待したいところです。
今後の展望
今後の事業展開としては、決済端末の販売、決済ASPサービスの提供などの既存事業の拡大に加え、新しいサービスの開発にも力を入れていく方針です。デジタル化の流れを捉えて、顧客の課題解決につながるソリューションを提案し、さらなる業績拡大を目指していきたいと考えています。
編集部のまとめ
株式会社ジィ・シィ企画の2023年12月期第2四半期決算は、売上高・利益ともに大幅な増加となり、収益性の高い企業としての地位を確固たるものにしています。決済システムの提供や新サービスの開発に力を入れており、今後の成長が期待される企業だと言えるでしょう。株主への還元策として、配当の復活にも期待が高まりそうです。
株式会社ジィ・シィ企画の決算日や配当についてまとめました。
同社の決算日は6月30日で、今回は2023年12月期第2四半期の決算報告が行われました。配当については、前期は1株10円の配当を実施していましたが、当期は未定となっています。今後の業績動向を見守りつつ、株主への利益還元策にも期待したいところです。