丸尾カルシウム株式会社の第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

丸尾カルシウム株式会社の決算報告書をご紹介します。炭酸カルシウムの製造・販売を手がける同社は、前年同期比2.4%増の97億45百万円を売上高として記録しました。経常利益は36.8%増の3億45百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益も123.9%増の2億75百万円と大幅な増益となりました。

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企業情報

企業名: 丸尾カルシウム株式会社
証券コード: 41020
決算期: 2023年3月期

丸尾カルシウム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社は3月決算企業です。四半期報告書は年4回発表されます。今回は2023年12月31日を期末とする第3四半期決算の報告です。

主な事業

丸尾カルシウム株式会社は、炭酸カルシウムの製造・販売を主な事業としています。主な用途は合成樹脂、塗料、輸出、食品・飼料、ゴムなどです。合成樹脂向けが全体の約4割を占めています。国内外の顧客に製品を供給しており、国内シェアの約7割を占める大手企業です。

今期の業績と利益率は?

第3四半期の売上高は97億45百万円と前年同期比2.4%増加しました。経常利益は3億45百万円と36.8%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億75百万円と123.9%増加するなど、増収増益となりました。売上高営業利益率は1.9%と前年同期比0.9ポイント上昇しました。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高は125億94百万円97億20百万円97億45百万円と、ほぼ横ばいで推移しています。一方で、利益については2億26百万円2億52百万円3億45百万円と年々増加傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

同社の財務状況は健全に推移しています。当第3四半期末の総資産は170億24百万円で前期末比0.2%増加しました。負債は70億75百万円と3.1%減少し、純資産は99億48百万円と2.6%増加しています。自己資本比率は55.8%と安定した水準を維持しています。

資産の部

流動資産は97億50百万円で前期末比0.5%増加しました。主な変動は現金及び預金の減少と受取手形及び売掛金の増加です。固定資産は72億73百万円とほぼ横ばいです。

負債の部

流動負債は45億15百万円と21.9%増加し、固定負債は25億60百万円と28.4%減少しました。借入金の返済などによる変動が主な要因です。

純資産の部

株主資本は71億58百万円と2.4%増加しました。その他の包括利益累計額も23億33百万円と3.3%増加しています。

ROAとROE

ROAは前期末の2.4%から当第3四半期末の2.8%に上昇し、ROEは前期末の5.0%から5.4%に上昇しています。売上高の増加と財務体質の改善により、収益性と資本効率が改善しています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは5億93百万円の収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローは5億87百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは4億71百万円の支出となりました。全体としては6億70百万円のマイナスとなりましたが、現金及び現金同等物の残高は29億77百万円と健全な水準を維持しています。

配当の支払額

同社は期末配当を年1回実施しています。2023年3月期の1株当たり年間配当金は30円で、当第3四半期では6月に67百万円の配当を支払っています。堅調な業績を背景に、配当は安定的に推移しています。

今後の展望

同社は中期経営計画において、2025年3月期までに売上高を135億円、経常利益を10億円以上に引き上げる目標を掲げています。海外事業の強化やDX投資など、投資を通じて持続的な成長を目指していきます。今後の事業展開に注目が集まります。

編集部のまとめ

丸尾カルシウム株式会社は、炭酸カルシウムの製造・販売を手がける大手企業です。第3四半期決算では増収増益を果たし、財務体質も健全に推移しています。中期的な目標達成に向けて、引き続き積極的な投資を行っていく方針です。同社の動向に注目が集まるでしょう。

丸尾カルシウム株式会社の決算日や配当についてまとめました。

丸尾カルシウム株式会社の決算は3月期末で、年4回の四半期報告書の公開があります。配当は期末に年1回実施しており、2023年3月期は1株当たり30円の配当を行いました。業績が順調に推移しているため、今後も安定した配当が期待できそうです。

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