スガイ化学工業株式会社の第73期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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スガイ化学工業株式会社の2024年3月期第3四半期の決算が発表されました。同社は有機化学合成を行うメーカーで、医薬品や農薬などの中間物を製造・販売しています。当期の売上高は55億2,078万円と前年同期比17.4%の増収となり、利益も大幅に改善しました。

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企業情報

企業名: スガイ化学工業株式会社
証券コード: 41200
決算期: 3月期

スガイ化学工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

スガイ化学工業株式会社の決算日は3月31日で、4月に期末決算、6月に定時株主総会、2月に第3四半期決算を行っています。

主な事業

スガイ化学工業株式会社は有機化学合成の技術を活かし、医薬品や農薬などの中間物を製造・販売しています。主力製品は医薬品中間物や農薬中間物で、国内外の顧客に供給しています。また、機能性中間物や界面活性剤も製造しています。同社は長年培ってきた独自の化学合成技術と製造ノウハウを強みとしており、医薬品や農薬メーカーなどの信頼を得ています。

今期の業績と利益率は?

2024年3月期第3四半期の業績は、売上高が55億2,078万円と前年同期比で17.4%増加しました。営業利益は6億7,022万円と大幅に改善し、経常利益は7億4,040万円となりました。また、四半期純利益は4億9,869万円となり、利益率も大幅に上昇しました。

売上・利益の推移

同社は売上高、利益ともに順調に増加しており、2022年3月期の売上高は70億5,947万円、経常利益は7億4,950万円と過去最高を記録しました。今期第3四半期までの売上高は55億2,078万円で、前年同期比で17.4%増加しています。利益面でも営業利益が6億7,022万円、経常利益が7億4,040万円と大幅に改善しています。

四半期連結貸借対照表について

スガイ化学工業の2023年12月末の総資産は111億8,336万円と前期末に比べ1億円程度減少しています。主な変動は、現金及び預金が2億7,500万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が4億7,200万円減少したことなどです。負債は前期末から5億円程度減少して40億5,869万円となり、純資産は71億2,467万円と前期末から4億円増加しました。

資産の部

流動資産は前期末に比べ1億円増加して54億9,826万円となりました。現金及び預金が2億7,500万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が4億7,200万円減少したことなどが主な変動です。固定資産は5億6,900万円減少して56億8,510万円となりました。

負債の部

流動負債は前期末から3億4,720万円減少して27億9,203万円となりました。支払手形及び買掛金が2億4,360万円減少したことが主な要因です。固定負債は1億6,050万円減少して12億6,666万円となりました。

純資産の部

株主資本は前期末から4億3,971万円増加し、66億3,098万円となりました。利益剰余金が4億3,990万円増加したことが主な要因です。評価・換算差額等は1億3,511万円減少しましたが、純資産合計では4億400万円増加しています。

ROAとROE

直近の2023年3月期のROAは6.8%、ROEは8.6%となっています。これらの指標は前年同期に比べ大きく改善しています。売上高と収益性が高まり、資本効率も上がってきたことが要因です。今後も医薬品・農薬事業を中心に、引き続き収益力の向上が期待できそうです。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは、売上債権の減少や仕入債務の増加などにより5億4,800万円のプラスとなりました。投資活動では有形固定資産の取得により5億800万円のマイナスとなっています。財務活動では借入金の返済などにより3億500万円のマイナスとなりました。この結果、2億7,500万円の現金及び現金同等物の増加となりました。

配当の支払額

2023年6月の定時株主総会で、2023年3月期の期末配当金が1株当たり45円と決議されました。これにより、2023年3月期の年間配当金は1株当たり45円となりました。同社は、業績に応じた配当を行っており、今後も安定配当を続けていくことが期待されます。

今後の展望

スガイ化学工業は医薬品や農薬の中間物事業を中心に成長を遂げています。需要の高まりに伴い、増収増益基調を維持できそうです。特に医薬品事業では、新薬開発に向けた受託製造の需要が増加しています。また、脱炭素化に向けた製品開発など、新しい事業にも注力しています。今後も持続的な成長と企業価値の向上が期待できる企業だといえるでしょう。

編集部のまとめ

スガイ化学工業の2024年3月期第3四半期決算は好調でした。売上高は前年同期比17.4%増加し、利益率も大幅に改善しています。医薬品や農薬事業を中心に、引き続き収益力の向上が期待できそうです。同社は化学合成技術を強みとした中間物メーカーで、今後も安定成長が見込まれます。株主還元面でも、業績に応じた配当を行っており、今後の成長に期待が高まっています。

スガイ化学工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

スガイ化学工業の決算日は3月31日で、年間1回の期末決算を行っています。また、6月の定時株主総会で、前期の期末配当金が1株45円と決議されました。同社は業績に応じた配当を行っており、今後も株主還元を重視していく方針です。

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