大阪油化工業株式会社の第63期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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大阪油化工業株式会社の2023年12月期第1四半期決算が発表されました。売上高は214,618千円と前年同期比43.4%減となりましたが、全社的なコスト削減に努めたことで、営業損失は17,715千円にとどまりました。今期は半導体・電子材料向けの需要回復が遅れているものの、中期経営計画に基づき、設備更新や新規事業の創出などに取り組み、企業価値の向上を目指しています。今後の業績に注目ですね。

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企業情報

企業名: 大阪油化工業株式会社
証券コード: 41240
決算期: 9月

大阪油化工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

大阪油化工業株式会社の決算期は9月30日で、決算発表は通常の上場企業と同様に3ヶ月以内に行われます。今回の四半期決算では、2023年12月31日を期末とする第1四半期の決算内容が開示されています。

主な事業

大阪油化工業株式会社は、受託蒸留事業とプラント事業の2つの事業を展開しています。受託蒸留事業では、医薬品、化粧品、電子材料などの製造工程における蒸留などの受託加工を行っています。プラント事業では、自社開発の蒸留装置やろ過装置などの製造・販売を行っています。これらの事業を通じて、幅広い顧客ニーズに応えています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第1四半期の売上高は214,618千円と前年同期比43.4%減となりました。利益面では、営業損失が17,715千円となりました。主な要因は、半導体・電子材料向けの需要回復が遅れていることです。しかし、全社的なコスト削減に努めたことで、損失幅は抑えられました。今後の業績回復に期待が寄せられています。

売上・利益の推移

大阪油化工業株式会社の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2022年9月期が1,801,111千円だったのに対し、2023年12月期第1四半期は214,618千円と大幅に減少しています。一方、営業利益は2022年9月期が110,934千円だったのに対し、2023年12月期第1四半期は17,715千円の営業損失となっています。この背景には、半導体・電子材料向けの需要の減少が大きく影響しているようです。今後の業績の回復に注目が集まっています。

四半期連結貸借対照表について

大阪油化工業株式会社の2023年12月期第1四半期の総資産は1,809,450千円となっています。前期末の1,890,856千円から81,405千円減少しました。これは主に、現金及び預金が60,514千円減少したことによるものです。一方、負債合計は120,109千円と、前期末の152,208千円から32,098千円減少しています。この結果、自己資本比率は93.4%と、財務的な健全性が維持されています。

資産の部

資産の部では、流動資産が985,017千円と前期末から66,337千円減少しています。これは現金及び預金が減少したことが主な要因です。一方、固定資産は824,433千円と前期末から15,068千円減少しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が113,028千円と前期末から32,103千円減少しています。これは賞与引当金や未払金の減少が主な要因です。固定負債は7,080千円とほぼ変わらずに推移しています。

純資産の部

純資産の部では、純資産合計が1,689,340千円と前期末から49,306千円減少しています。これは主に利益剰余金が減少したことによるものです。自己資本比率は93.4%と高水準を維持しています。

ROAとROE

大阪油化工業株式会社の2023年12月期第1四半期のROAは-0.8%、ROEは-0.9%となっています。前年同期と比較すると大幅に悪化しています。これは売上高の減少と利益の悪化が影響しているためです。今後の業績回復に伴い、これらの指標も改善していくことが期待されます。

キャッシュフロー

大阪油化工業株式会社の2023年12月期第1四半期のキャッシュフローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは35,464千円のマイナスとなっています。これは売上高の減少による影響が大きいためです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは4,950千円のマイナスとなっています。これは設備投資などによるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは36,231千円のマイナスとなっており、これは配当金の支払いが要因です。今後の事業活動の改善に期待が高まります。

配当の支払額

大阪油化工業株式会社は2023年12月21日に開催した定時株主総会において、1株当たり35円の期末配当を決議しました。この結果、2023年9月期の年間配当金は1株当たり35円となりました。健全な財務基盤を維持しつつ、株主還元にも努めています。

今後の展望

大阪油化工業株式会社は、2024年9月期から2026年9月期までの3か年中期経営計画を策定しており、計画的な設備更新、輸出用商材の開発、新規事業の創出などに取り組んでいきます。今期は半導体・電子材料向けの需要回復が遅れているものの、これらの取り組みを通じて、長期的な企業価値の向上を目指しています。引き続き注目していく必要があるでしょう。

編集部のまとめ

大阪油化工業株式会社の2023年12月期第1四半期決算は、売上高の減少と利益の悪化が目立ちました。しかし、同社は新中期経営計画に基づき、設備投資や新規事業開発などに積極的に取り組んでおり、今後の業績回復が期待されます。財務面でも健全性が維持されており、株主への安定的な配当も継続しています。同社の動向に引き続き注目していきたいと思います。

大阪油化工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

大阪油化工業株式会社の決算期は9月30日で、第1四半期は2023年10月1日から12月31日までとなります。また、2023年12月21日に開催された定時株主総会で、1株当たり35円の期末配当が決議されました。今後の業績回復と株主還元の動向に注目していきましょう。

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